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2018’07.09・Mon

CDの山の中に埋もれていたブツ~”HOMENAJE” A LA TROVA TRADICIONAL CUBANA

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 2002年に発売されました、キューバの伝統的トローバを16曲収録した編集盤であります。トローバと言えば真っ先にマリア・テレーサ・ベラの名前が浮かぶかと思いますが、そう言えば他にトローバの歌手って思い付かないですよね?マリア・テレーサ・ベラの相方を務めていたのはロス・コンパドレスの兄貴の方ですが、コンパドレスの音楽はトローバではなくてソンですし。言われてみれば伝統的トローバの音源なんて殆ど聞いたことが無いのですが、その貴重な一部分を聞くことが出来るのがこの盤なのであります。そんな貴重な盤であるにも関わらずにCDの山の中に埋もれさせてしまったワケでございますが、この度こうやって掘り出したのですから許して下さいね。

 わっちはキューバ音楽に関しては人数の多いバンド編成よりは、例えばトリオ・マタモロスとかロス・コンパドレスみたいな2~3人の小編成なグループ演奏の方が好きなんですけど、その点この伝統的なトローバはわっちの趣味には合致しているのであります。まあトローバよりはソンの方が好きなんですけど、独特の優美さと哀愁を持ったトローバも魅力的だと思います・・・って、トローバって特定の型を持った音楽ではなくてトロバドールと呼ばれる吟遊詩人達が演奏する音楽のことですから、かなりざっくりした言い方でありまして、ソンみたいな曲もあったりするのですが。しかし基本的にソンはダンス音楽であるのに対しトローバは聞かせる音楽ですから、その辺の感覚の違いは明らかにありますけどね。

 ただ、伝統的トローバが全盛だった頃はまだソンは誕生していなかったワケで、ソンとは違った独特の味わいがあるのは当然っちゃあ当然であります。そしてその後、こういう音楽を元にしながらトリオ・マタモロスとかセステート・アバネーロなんかが出て来るなんてことを考えると、伝統的トローバって何だか実に興味深い音楽だな~って思えて、もっと色々な音源を聞いてみたいという気になって来る今日この頃。伝統的トローバのSP音源なんかをガッツリと集めた盤って、どこかにありませんかね~♪
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