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2018’10.21・Sun

インドに行って

 先日インドに行ったということで、インド旅行記でも書こうかと思っていたのですが、仕事もガタガタしていてしんどいですし、面倒だからやめます。世界遺産になっている建造物の観光が殆どでしたので、書いたところであまり面白くないですし。ですので今回印象に残っている事をテキトーに書き連ねておきたいと思います。

 まずは「何故インド?」ということですが、一度は行ってみたいじゃないですか、カレーの国インド。インドカレーめっさ好きですし、スパイスとかたくさんゲット出来るかな〜とか思いましたし(ゲット出来なかったけど)。あと、インド音楽も好きですので、CD色々ゲット出来るかな〜とか思いましたし(ゲット出来なかったけど)。まあ単なる思い付きなんですけどね〜。ところでインドってビザを取るのが世界で一番難しいと言われておりまして、マジでかなり鬱陶しいんですよね。実際の申請は旅行会社にお任せしたんですが、写真はサイズだけではなくて顔の大きさだのどこからどこまでが何センチ以内とか背景は白限定とか何とか色々と決まっていて、何度か撮り直しになってしまいました。また、申請書の記入事項が異常に多いんですよ。コレってまるで「インドに来るな!」って言っているようなモンで、次世代の大国なんて言われている割に何て閉鎖的なんだと思ったりして。

 まあ何とかビザを取得出来ましたので実際に行くことが出来たワケでございますが、それにしてもインドってめっさ遠いですね。福岡から一旦韓国の仁川に行って、そこからデリー行きの飛行機に乗り換えるんですが、福岡・仁川間が1時間位で、仁川・デリー間が8時間位?今回は大韓航空の利用ですが、大韓航空ってわっちの中では「落ちる」というイメージがありまして、あまり乗りたくはなかったんですよ。でも便がそれしかありませんでしたから、仕方ありません。しかし実際に乗ってみると意外に(?)悪くなくて、機内エンタメや機内食はそこそこ充実していましたし、たまたまかもしれませんけど美人さんのCAが揃っていまして、なかなか快適でございました。座席は結構狭いですけど。あと、チェックイン手続きなんかも他の外国の航空会社と比べたらかなりスムーズでしたし、その辺は日本を見習っているのかもしれません・・・なんて言ったら、「韓国が日本に教えてやったニダー!」などとファビョる人が出て来そうですな。

 それにしてもインドですよ。世界遺産の建造物は本当に素晴らしいですし、カレーも美味いです。そしてデリーは交通網が意外に発達していまして、メトロは非常にキレイで快適に乗れますし、本数も多いですからかなり便利であります。旅行の最終日は1日フリーでしたので(15時まででしたが)、メトロを使ってニューデリーの中心地へ行ってみたんですよ。すると、駅を出るまでは本当に快適だったのですが、駅を出た途端に次から次へと地元の連中が寄って来るのであります。「どっから来たんだ?オマエは日本人か?大きいショッピングモールに案内してやろう」などと、ひっきりなしに言って来るんですよ。相手にしたらすぐに「教えてやったんだからチップ寄越せ」なんてことになりますので、ひたすら無視するワケですが、もう本当に異常にしつこくついて来るヤツもいますし、そいつが離れたらすぐに他のヤツが寄って来ますし、マジで鬱陶しくて仕方がありません。それに加えて「何か恵んでくれ」なんて言って来るヤツもいますし(何度腕を掴まれたか!)、まるで蚊の大群の中にいるみたいな感じなんですよね〜。この国にはたかり根性に染まった連中がこんなにもたくさんいるのかと思うと、気分がめっさヘコんでしまいました。次世代の大国だかIT大国だか何だか知りませんが、一般庶民に対する教育とか社会保障をもっとシッカリと実施せんかい!などと、本気でブチ切れそうになりました。

 それにニューデリーの街は非常にわかりにくくて、地元スーパーみたいな店を探そうとするものの次から次へとたかりが来ますので、地図を見ることも出来なければ落ち着いて探すことも出来ず、結局はコンビニでお菓子とかのお土産品を買うだけにとどまってしまいました。本当はCD屋なんかも探したかったんですけど、暑いわたかりが鬱陶しいわで気力が萎えてしまいまして、早めに切り上げてしまったのでありました・・・。たかり連中が蚊の如く群がって来なければ、もっと色々見て回れたのにな~。

 あ、たかりと言えば、タージ・マハールでのことです。手にペンチを持った施設職員みたいな爺さんがいて、わっちの嫁さんに声を掛けて来たんですよ。「ここからのアングルが凄くイイぞ」とか「こっちもイケてるぞ」なんて言って来るワケです。「あ、コイツは職員じゃなくて、たかりのジジイだな?」と気付いたので、「THANK YOU」と言って立ち去ろうとすると、「チップチップ!」と言って必死の形相でどこまでも付いて来るんですよ。仕方ないので10ルピー札をジジイの手に押し込んだのですが、何か気分悪かったですね~。あと、帰りのデリーの空港でトイレの清掃員のおっさんにチップをたかられたのは、前に書いた通りです。あの時は余った硬貨を2枚くれてやったのですが、ジジイもおっさんもあからさまに「少ねーっ!」て顔しやがるんですよ。恵んでやってんのに。やっぱり気分悪いーっ!

 これまでわっちは海外の色々な国に行きましたけど、「気分悪いーっ!」なんて思った国は全然ありませんでした。しかしインドに関しては心底呆れたと言いましょうか、たかり連中のせいで本当にイヤになりましたね~。たかり連中もそうしなければ生きていけないのかもしれませんが、だったらそんな状態を放置している国が悪い、わっちはそう思います。
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2018’10.18・Thu

大原櫻子 「ENJOY」

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 わっちのお気に入りのギター女子、大原櫻子の今年発売のアルバムであります。ギター女子とは言っても、櫻子ちゃんがアルバムでギターを弾いていたことって無いんですけど、タカミネの櫻子モデルを持っている櫻子ちゃんですから、今後はシッカリとギターを練習してもらって、いつかは弾き語りツアーなんてモノをヤッテ欲しいと思っております。その時は真っ先にライブ会場に駆けつけますよ・・・って、福岡限定ですけど。

 今回の新作ですが、多くの曲に元チャコール・フィルターで現在は亀田誠治一門の小名川高弘が関わっていますね。前作は大半が亀田誠治が関わっていましたから、今回は弟子に任せたってことなんでしょう。作詞作曲アレンジに大活躍でありまして、このおっさんが関わっている曲は、櫻子ちゃんにしてはロックとかエレクトロな要素が強い仕上がりになっている気がします。しかしそれ一辺倒にならないようにという配慮があったのかどうかは知りませんけど、いきものがかりの水野良樹、スーパーフライの多保孝一、秦基博なんかに曲を提供してもらって、全体的に彩り豊かになっているのがよろしいかと思います。まあギター女子なんて言いながらアコギを生かしたようなアレンジの曲がちょっとしか無いのはご愛嬌ってところですが、聞き所はギター云々ではなくて櫻子ちゃんの歌でありましょう。

 櫻子ちゃんって元々表情が硬くて意外に愛想が無い歌い方をしますけど、この盤でも相変わらずではあります。しかしそれが板に付いて来たと言いましょうか、櫻子ちゃんなりの味になって来ておりまして、なかなかイイ歌手になって来たな~と実感出来るのであります。愛想が無いながらも丁寧に切々と心を込めて歌おうとしている姿勢は十分に伝わって来ますし、音楽に対しては結構ひたむきでストイックな面がある様子が窺えます。ですので、女優としても活躍出来る位にカワイイのに浮いた感じが無いのが、個人的にめっさ好感度が高いのであります。曲もバラエティに富んでいますし、全部で14曲ありますけど、全てにおいて櫻子ちゃんの歌をシッカリと堪能することが出来るかと思います。

 イヤイヤ、なかなか良いですね櫻子ちゃん。着実に進歩していますし、女優としての活動を控え目にして歌手活動を中心にしているようですから、更なる進歩を期待できるのではないかと思います。当然のことながら、今後も応援し続けたいと思う今日この頃なのであります~♪

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2018’10.17・Wed

CDの山の中に埋もれていたブツ~ステレオポニー 「OVER THE BORDER」

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 こんばんは!裸のロリーズのアイリだよ~って言っても誰も覚えてないだろうけど、今後はたまに出演すると思うから、出来れば覚えておいて欲しいな~。アイリは東アジアの音楽担当なんだけど、今回は日本の3人組ガールズロックバンド、ステレオポニーの2010年のアルバムを取り上げるね!これが2枚目のアルバムで、デビュー盤はころんさんが取り上げてましたね。スキャンダルと同期で、ハードロックだけどポップな音楽が魅力的なバンドだよね。1枚目はまだちょっと不安定な部分があったけど、この2枚目は大躍進していて、ガールズロックの名盤って言ってもいいぐらいの作品に仕上がっていると、アイリは思うのです。

「ガールズロックの名盤だね!」byアイリ
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 このアルバムはとにかく勢いが凄くて、甘ったるいバラードなんて一切無し。ハードで爽快なロックでひたすらぶっ飛ばしまくっていて、これがめっちゃくちゃにカッコいいんだよね~。1枚目に比べるとバンドとして遥かにまとまりがよくなっていて、全員が一丸となって全力で演奏に取り組んでいるのがシッカリ見えて来るんだよね。演奏力は格段にアップしてるし、アイミちゃんの歌も迷いが吹っ切れたような晴れやかさで、聞いていて本当にスカッと爽快なのです。このまとまりの良さ・バランスの良さはまるでスキャンダルみたい。このまま音楽活動を続けていたら、ホントにスキャンダルに並ぶ存在になってたんじゃないかな?そう思うと既に解散してしまっているのが凄く残念。マジでめっちゃくちゃに良いバンドだと思うな~。最高だよ!

 あと、この盤にはオマケでライヴDVDが付いてるんだけど、コレがまた凄くイイんだよね~。3人とも本当に演奏が上手いし(特にベースが素晴らしいのです!)、まるで女優さんみたいに整った美しい顔立ちの、めっちゃかっこいいアイミちゃんにマジで惚れちゃったりして。これを見てると、当時のステレオポニーはスキャンダルよりもず~っと先を突っ走っていたんだな~って実感します。

ステレオポニー。真ん中がアイミちゃん。
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2018’10.16・Tue

宇多田ヒカル 「初恋」

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 泣く子も黙る(?)宇多田ヒカルの新作であります。前作は変な男ラッパーが参加しているたった1曲のせいで大傑作になり損なった残念盤でありましたが、さてさて今回は一体どうなのですかね~。本当はリリースされてすぐに聞きたかったんですけど、その時期はチャラン・ポ・ランタン病になっていましたので、宇多田どころでは無かったんですよね~。そしてこの度ようやく聞くことが出来ましたコチラの盤、どうだったかと言いますと・・・。

 最初に聞いた時の印象としては、基本的には前作の延長線上にある内容って感じですね。R&Bをベースにしていますけど、R&Bというよりはアンビエントな独白という雰囲気もそのまま引き継いでいると感じられます。何だか宇多田さんと1対1で対面しているような感覚になるのも、前作同様であります。そして前作に輪をかけて地味だな~って印象ですね。スロー~ミディアムを中心とした曲自体は落ち着きがあって、現在の宇多田さんにはまさに相応しいと思うんですけど、日本で最大級の人気を誇るトップ歌手のアルバムにしては本当に地味だな~って気がしてしまいます。しかし、これが現在の等身大の宇多田さんの正直な姿ってことなんでしょうね。

 ただ、それにしてもですよ、全12曲中半数位の曲をCMだの何だので既に耳にした事がありましたので、新鮮味に欠けるのが何だかな~って気がしますね。まあその挙動が常に注目される人気歌手ですから、新曲が出来たらすぐにタイアップで色々と使われてしまうのは仕方ないですし、聞いたことがある曲が多々入っているからかえって安心という人もいらっしゃるとは思いますけど、何だか楽しみをちょいと奪われてしまったような気になってしまうのはわっちだけでしょうか?それとも順調に新作を出してくれた事実をありがたく受け止めるだけにしておく方が、リスナーの正しい姿勢なんでしょうか?

 とか何とか思う所は色々とありますけれども、作品そのものの仕上がりとしては非常に良いと思います。地味~な分、さり気なくそこに存在してくれるような音楽とでも言いましょうか、そっと傍に寄り添ってくれる音楽と言いますか、とても自然に耳にフィットする心地好い仕上がりになっていると思います。スターとしての輝きを放っているとかではなくて、我々一般人と同じ普通の人として宇多田さんがそこに存在してくれているみたいに感じられて、より親しみを持てるようになった気がしますね。前作みたいに全てをブチ壊すような曲は一切入っていませんし、今回は紛れもない傑作に仕上がっていると思います。

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2018’10.15・Mon

西田ひかる 「24」

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 昔はアイドルだった西田ひかるの、1996年のアルバムであります。タイトル通り24歳の時の作品ですね。アイドルにしては相当に歌が上手い西田さんでありますが、1曲目なんてまるで竹内まりやですよ・・・というのはちょいと言い過ぎにしても、全体的に竹内まりやを思い起こさせる位に高品位なシティ・ポップスに仕上がっているんですよね~。とにかくアイドル盤とは思えないレベルの作りでありまして、曲にしてもアレンジにしても西田ひかるというステキ歌手を生かす為に実に良く練られていると感じられます。

 ちなみに曲を提供しているのは加藤和彦、杉真理&松尾清憲、遠藤京子等々凄い顔ぶれで、これだけでも聞きたくなる人がいらっしゃるかと思いますが、如何でしょうか?みんな西田さんの歌と人柄に惚れ込んだんじゃないかと思われます、きっと。ついでに言っておきますと、プロデュースは加藤和彦、マスタリングはオノセイゲンですよ!こんな顔ぶれが集まっていたら、そりゃあそこらのアイドル盤レベルの作品になるはずがありませんね。

 それにしても西田さんですよ、本当に楽しそうに快活に歌い飛ばしているんですよね~。この歌声を聞いているだけでも笑顔になれますし、それにプラスして豪華作曲陣による充実の楽曲がズラリと揃っているワケでありまして、素晴らしい作品なのは当たり前って感じであります。音楽的にはオールディーズやポップ・ソウル、サンバとかボサノバなんかの要素を取り入れたシティ・ポップスでありますが、エバーグリーンな響きを持ったメロディが西田さんの軽快な歌に良く合っているんですよ。と言うか、バラエティに富んだ楽曲をキッチリと歌いこなしている西田さんが凄いです。盟友の宮沢りえの歌とはえらい違い・・・イヤイヤ、宮沢さんもステキですよ、多分。

 ところで西田さんの盤は以前94年の「LOVE ALWAYS」なんてブツを取り上げましたけど、アレもなかなかの充実盤でしたが、今回のアルバムはそれを遥かに上回る仕上がりであります。最早アイドル盤と言うよりは、実力派ポップス歌手の盤として評価しなければなりませんね。西田さん、素晴らしいです!

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2018’10.14・Sun

西村知美 「メゾ・ピアノ」

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 現在もなお活躍している西村知美の、1990年のアルバムであります。もう30年ぐらい芸能活動を続けている人ですが、今も昔も相変わらず可愛らしいのがステキですね~。あの頃のアイドルで現在も生き残っている人、例えば菊池桃子とか渡辺美奈代とかですが、歳は取っても可愛らしいというのは凄いですよね。まあ色々と維持する為の金は使っているんでしょうけど、「自分は常に見られている立場の芸能人である」という強い意識が可愛らしさを持続させているのでありましょう、きっと。

 それにしても西村さんですよ。当時としては信じられない位に可愛くて、わっちも高校の頃はめっさ好きでしたけど、あの頃はエコー&ザ・バニーメンとかR.E.Mみたいなマイナーな洋楽が好きな「硬派な高校生」でしたから、実は西村知美が好きやねんなどとは口が裂けても言えませんでした。などと言いつつ、家に帰ったらエアチェックした西村さんの歌をこっそりと聞いていたりしたワケでございますが。こっそりと聞く西村さんの歌は束の間の快楽をもたらしてくれる一服の清涼剤でありまして、耳をくすぐる実に優しくて心地好いモノでありました。

 そんな西村さんの盤を欲しいとは思いつつも、レジに持って行くのが恥ずかしくて買うどころではありませんでしたし、そもそも西村さんの盤をレコード屋で手に取ることなんて出来ませんでした。だって、一体誰に見られているかわかりませんでしたから。そして月日は流れて現在に至り、西村さんの盤を買う時にレジに若くてカワイイ女子がいる場合は、ビートルズの盤の下に隠してレジに持って行く程度の勇気はあるのであります。そうやってゲットした(?)今回の盤、色々な音楽を聞いて来た現在の耳をもってしても、やはりあの頃の通りの清涼剤的な歌だと感じられるのでありますよ。音程も危うい西村さんの下手っぴーな歌は実に清楚で可愛らしく、天使の歌声と呼ぶに相応しいモノだと思います。

 まあ冷静に聞けばあの頃のアイドル盤らしい安直な作りかと思いますけど、西村さんの歌声があればファンへの愛情溢れる天使盤になるのであります。胸締め付けられるような切なくて美しい名曲「ひまわりの丘」も入っていますし、興味無い人にはプラスチックゴミにしかならない盤なんでしょうが、わっちにとっては天使のステキ盤なのであります。

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2018’10.13・Sat

中嶋美智代 「たんぽぽ」

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 先日おやぢ様が取り上げておられました、中嶋美智代の1992年のアルバムであります。基本的にハズレが無い中嶋さんの盤でありますが、コレも実にイイ感じであります。何がイイって、まずは40ページ以上にわたる中嶋さんの写真満載のブックレットがイイんですよ。しかも全てモノクロ写真。古き良き時代のアイドル写真集という風情が、あまり昔っぽい顔立ちではないカワイイ中嶋さんに何故か似合っているんですよ。この手のパッケージを含めたトータルとしてのCD作品って、やっぱりイイですよね~。この醍醐味は配信では味わえないのではないかと思います(配信したことないから知りませんけど)。

 そして何よりもイイのが、中嶋さんの歌ですよ。甘えるような舌足らずな歌声で、とんでもなく不安定で下手っぴーな歌をぶっ放すのですが、この歌から零れ落ちるアジア的な湿った情緒のある切なさは、一体何事なのでしょうか?こういうのを聞くと、歌って上手いとか下手とかの問題ではないということを実感致しますね。中嶋さんみたいに、下手でも伝わる歌があるワケですからね~。まあこの耳が腐りそうなレベルの下手っぴーな歌に我慢ならんという方も多々いらっしゃるでしょうが、中嶋さんの歌が持つ切ない情緒を感じ取ることが出来れば、貴殿もきっと中嶋さんのファンになってしまうことかと思います。それに中嶋さんって渡辺美奈代みたいな毒娘ではなくて、もっと清楚な感覚がありますから、より多くの人に受け入れられるのではないかと思います。

 などと言ったところで、中嶋さんなんて既に過去の遺物的な存在ですから、今更掘り起こして聞こうなんて誰も思わないでしょうけど、掘り出してみるだけの価値を十分に持ったお宝アイドルだと思う今日この頃であります。この盤は曲も粒揃いですし、打ち込みで安直に作った「如何にもあの頃のアイドル盤」みたいな粗製乱造盤とは違って、制作陣の愛情が感じられますから、聞いていて気分が良いです。切ない歌謡好きにはオススメ出来る作品であると存じますが、如何でしょうかね~。

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2018’10.12・Fri

理亜るなジャズ記録~MATCHING MOLE

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回取り上げますのは、ロバート・ワイアットが在籍したことで有名な(?)マッチング・モールの1972年のアルバムで、邦題は「そっくりモグラ」です。私は全然知らないバンドでしたが、ころんさんは学生の頃にちょっとロバート・ワイアットに興味を持った時期があったらしく、その頃はまだこの作品はCD化されていなくて、LPが法外な値段で取引されていたんだそうです。でも今やブックオフの500円棚で見つかるのですから、良い時代になったのか、それとも単に音盤という物が過去の遺物になりつつある時代というだけのことなのか、よくわかりませんね。

 ところでこの作品はプログレッシヴなジャズ・ロックなんて言われていて、だからころんさんがジャズ担当の私に回して来たようなのですが、私にはなかなか難しいアルバムですね。ジャズかと言えばジャズではありませんし、だからと言って単純にロックとも言い切れませんし、ジャンルに捉われないその自由な発想が良いということにはなるのかと思いますが、私はアルバム全体を覆っている沈鬱な雰囲気にちょっと馴染めないのです。プログレファンの方々にはこのヨーロッパ的な沈んだ感覚がたまらないのかもしれませんが、私には荷が重いですね。個人的にロバート・ワイアットの歌が苦手ですので、歌入りの曲が1曲目だけで後は基本インストというのは助かりますけど(ファンの方々、申し訳ございません!)、それでもやっぱり息苦しさは否めません。ころんさんは「やりたいように展開している、シャープ且つダラダラした演奏がなかなか良いではないですか」なんて言ってますけど、だったら自分でレビューして下さいと言いたくなってしまいました。

「自分でレビューして下さい。」by理亜
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 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。

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2018’10.11・Thu

奈々子SOS~THE INNOCENCE MISSION 「NOW THE DAY IS OVER」

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 皆さん大変ご無沙汰です。私老化防ぎ隊の奈々子です・・・って言っても誰も覚えてくれてないと思いますけど、実は奈々子なんてメンバーがいたんですよ。これからもあんまり登場する機会は無いかもしれないですけど、良かったら奈々子のことを覚えておいて下さいね!というワケで今回取り上げるのは、アメリカの良心イノセンス・ミッションの2004年のアルバムです。このアルバムはスタンダード・ナンバーとか伝承曲のカバー集になっていて、オリジナルは1曲だけかな?「オーバー・ザ・レインボー」とか「ムーン・リヴァー」、「エーデルワイス」等々耳に覚えのある曲がいっぱいあって、下手したら手垢にまみれたつまんないアルバムになる可能性があるものの、そこは流石にアメリカの良心イノセンス・ミッションです。もう見事なまでにイノセンス・ミッションの世界になっていまして、心から癒されてしまいますね!

「心から癒されますね!」by奈々子
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 それにしてもイノセンス・ミッションの音楽って、どうしてこんなに優しいんでしょうね?淡々としたカレンさんのピュアな歌声も優しければアコースティックな響きを大切にした隙間の多いシンプルな音作りも優しくて、本当に心が洗われるような気分になってしまいます。いつまでもこの音世界に浸っていたいですね(「勝手にいつまでも浸っていて下さい。」byころん)。まさにジャケットのイメージ通りの音楽で、一日の終わりに相応しい「お休み音楽」だと思います。イノセンス・ミッション、最高です!

以上、私老化防ぎ隊の奈々子がお送りしました。ワタシのSOSを感じ取った方は、是非フォローして下さいね♪

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2018’10.10・Wed

辺見えみり 「流れ星」

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 あれはまだ前の会社に勤めていた時のこと、酔って夜遅く会社の寮に帰って来て部屋のブレーカーを上げたら、ステレオに入れっ放しだったCDが突然再生されたんですよ。流れて来たのは辺見えみりの1996年発売のこのアルバムの1曲目、「夢じゃない」でした。酔った耳に辺見さんの歌はあまりに下手に聞こえまして、「うおーっ、耳が腐るやんけ!」と思って再生を叩き切って、すぐにそのアルバムを叩き売ってしまいました。それ以来辺見さんの歌を耳にすることは無かったのですが、この度ブックオフの280円コーナーでこの盤を見つけてしまいまして、懐かしくなって買い直したのであります。

 久~し振りの辺見さんの盤でありますが、聞いてみるとやっぱり下手っぴーな歌なんですよね~。しかしこれまで色々と酷い歌を聞いて来た現在の耳には、心地好い下手に聞こえるのであります。辺見さんって下手ではあっても曲には極めて恵まれていまして、スピッツのカバー4曲を含む全10曲の楽曲群はかなり充実していると思います。まあその楽曲を歌いこなせているかどうかは別問題ですが、アイドル歌謡としては良く出来ているのではないかと思います。この出来であれば、もう叩き売ることは無いと思います、多分。

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2018’10.09・Tue

ROSY ROXY ROLLER 「ROSE BUDS」

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 日本の女子5人組ロックバンド、ロージー・ロキシー・ローラーの1990年のデビュー盤であります。ブックオフの280円棚で発見したのですが、このバンドの名前は知っていても音楽は一度も聞いたことがありませんでしたので、試しにゲットしてみた次第であります。このバンド、ギター3、ベース1、ドラム1という極めて珍しいトリプルギター編成のバンドでありまして、コレっておそらく他にあまり例が無いんじゃないでしょうか。普通はツインギターにキーボード1という編成になるかと思いますので。編成はなかなかユニークなバンドであります。

 このトリプルギター編成というのはおそらくライヴでは効いて来るのかと思いますが、ぶっちゃけ言って、このスタジオ盤ではどの程度効果を発揮しているのかはよくわかりません。しかし演奏自体はかなり上手くて、キーボードとかシンセなんかの余計な音が一切入っていないギター・ベース・ドラムだけのシンプルな音が実に潔いです。そしてジャケのルックスからも想像出来るように、音楽の方はハードながらもシンプル且つポップなロックンロールであります。例えば、プリンセス・プリンセスをもっとシンプルにした感じとでも言いましょうか。基本自作曲ですが、チャック・ベリーやニック・ロウなんかのカバーもありまして、その辺からこのバンドの嗜好というのが窺い知れるかと思います。

 ところがこのハードなルックスにハードな演奏・ハードな音楽性にも関わらず、歌声の方が意外にカワイイと言いますか、まるでアイドルが歌っているようなロックバンドみたいに聞こえるのが面白いですね~。その辺のギャップも、このバンドの魅力と言えるかと思います。演奏でアドレナリンが噴出しつつも歌声で萌えるという、なかなかに不思議なバンドでございますな。わっちはこの手のシンプルでポップなハードロックは好きですし、しかも歌がアイドルっぽいとなれば、もうファンにならずにはいられないって感じなのですが、あとはルックスが良ければ完璧だったかな~と思います。当時このバンドを知っていれば、きっとファンになっていたのではないかと思います(多分)。

 それにしても、ゴチャゴチャした派手なモノが求められていたあの時代に、こんなにシンプルな音で勝負していたバンドがいたなんて、ちょいと驚きですね~。どれだけ活躍したバンドなのかは知りませんが、きっと大して人気が出ることも無く消えて行ったのではないかと推測致します。しかし個人的にはこのバンドの発見は大きな収穫ですし、他にもアルバムが何枚かあるようですから、地道に探して行きたいな~と思う今日この頃なのであります。

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2018’10.08・Mon

ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS 「PUNCH THE CLOCK」

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 先日コステロの「ブラッド&チョコレート」を取り上げた時に、「こんなモンを買うぐらいなら横にあった『パンチ・ザ・クロック』を買うべきだった」なんて内容のことを書きましたけど、その後ブックオフに行ったらまだありましたので、とりあえずはゲットしてみた次第であります。この盤は1984年の盤になるのでしょうか、コステロにしては珍しくホーンセクションを導入した曲が色々と入っております。その為に賛否両論あるようですが、シンプルな編成で突っ走るコステロも良いですけど、ホーンを導入してちょいと柔和で寛いだ雰囲気になっているコステロも良いかと思います。とは言っても、シンプルでポップなロックンロールという基本は全く変わっていないと思いますけど。

 とりあえずこの穏やか路線というのは次のアルバム(ですよね?)「グッバイ・クルーエル・ワールド」に引き継がれていますが、こういう路線もイイですよね?攻撃的であろうと柔和であろうと「曲作りの鬼」と言われたコステロのメロディ作りのセンスは冴え渡っていて、ロバート・ワイアットがカバーした名曲「シップビルディング」も入っていますし、なかなかの充実盤に仕上がっているかと思います。コステロ入門盤としてもイイんじゃないですかね~。

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2018’10.07・Sun

U2 「THE JOSHUA TREE」

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 昨日は鹿児島へ行っていた、ころんでございます。台風が福岡に迫ってくる中、早朝に車で家を出発しまして、途中で風に何度もハンドルを取られそうになりながらも無事に行って来ることが出来ました。熊本から南ははちょいと風が強い日という感じでしたけど、福岡にいたら相当怖かったのではないかと思います。これまで今年の台風は福岡は避けて通ってくれていましたけど、今回はほぼ直撃コースでしたしね~。もう台風はカンベンして欲しいです、ホンマに。

 というワケで今回取り上げますのは世界最大のロックバンド(?)U2の特大出世作、1987年発売の「ヨシュア・トゥリー」であります。発売当初はもうめっちゃくちゃに好きな盤でしたので、とにかく聞きまくりましたね~。前作「焔」で激情ロックバンドから内省的な表現をするバンドに変化し、その方向性が花開いた大傑作と名高い作品であります。発売時にLPでゲットしましたし、その後CDも買って聞きまくりましたけど、その次のアルバム「魂の叫び」で「?」となったわっちは、急速にU2熱から冷めてしまったのでありました。「何だかU2はワケのわからない方向へ行き始めたぞ?」と。そしてその後の電脳路線に嫌気が差したわっちは、あれだけ大好きだったこの盤を含めて、U2の盤は全て売り払ってしまったんですよね~。

 個人的にU2の最高傑作は「焔」だと思っていますが、最近になって何故だか突然「ヨシュア・トゥリー」を聞きたくなりまして、ブックオフの280円棚で再ゲットしたのであります。で、改めで聞いてみますと、やっぱり素晴らしいんですよね~。U2サウンドの代名詞でもありますジ・エッジの特徴的なギターの音は冴え渡っていますし、図太いベースと大地に根を張ったようたドラムも素晴らしく、溢れる情熱を内側に溜め込むように歌うボノの歌には聞く者の胸を打つモノがあります。曲も本当に充実していて、冒頭の3曲が名曲なのは言うに及ばず、当時は好きではなかった4曲目がめっさカッコ良く聞こえたり。一番好きなのは1曲目のはずなのですが、現在の耳で聞いてみると意外に「EXIT」が一番好きかもしれません。

 まあ何にしても80年代の洋楽としてはポリスの「シンクロニシティ」とかピーター・がぶり寄りの「SO」なんかと並ぶ、間違いなく名盤中の名盤ですし、ロック史に名を残す作品だと言っても過言ではないかな~などと思ったりして。やっぱり初期U2は本当に素晴らしかったと、改めて実感している次第であります。

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2018’10.05・Fri

MINDY GLEDHILL 「POCKETFULL OF POETRY」

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 傘を使ったジャケが印象的だった名盤「アンカー」が日本でもちょっとだけ話題になったミンディ・グレッドヒルの、2013年発売のアルバムであります。「アンカー」はわっちも大好きなアルバムでこのボログでも取り上げましたけど、ジャケも内容も心底素晴らしい、アコースティックでオーガニックなポップスの大傑作だと思っておりまして、現在もちょいちょいと聞いております。70年代とか80年代の洋楽は頻繁に聞いておりますが、2000年以降の洋楽には興味が無くなっておりますので、2010年発売の「アンカー」みたいな盤は、わっちにとってはなかなかに珍しい存在であります。

こちらが「アンカー」。
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 そんなミンディさんの5枚目のアルバムがこの「ポケット一杯の詩」でありまして、聞く前から素晴らしい作品であるのはわかっているのですが、聞いてみるとやっぱり素晴らしいんですよ!方向性は「アンカー」と変わりませんけど、アコースティックでポップでカワイイ音世界はココでも光り輝いておりまして、ミンディさんの優しい歌声と相俟ってまさにアコースティック・ポップスの金字塔とでも言うべき作品に仕上がっていると感じられます。うわ~、めっちゃくちゃにイイじゃないですかミンディさん!ミンディさんの盤みたいな、ただただ良いメロディ、良いアレンジ、良い歌声の素直で優しい感覚に溢れたポップスって、まさにわっちの「理想のポップス」なんですよ。聞いていると心が穏やかで平和になって来る、ホンモノのステキ音楽であります。あまりにステキなので、聞いていると段々と泣けて来ますね~。誰が何と言おうと名盤です!

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2018’10.04・Thu

CDの山の中に埋もれていたブツ~BROERY PESULIMA 「THE BEST OF BROERY」

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 皆様今晩は、久~し振りの登場です、ヒワイイ大使のななみーですよ~。え、誰も私のことなんて覚えていない?だったらこれからちょいちょいと登場するつもりなので、是非覚えておいて下さいね!てなワケで今回取り上げるのは、インドネシアのおっさん歌手ブルーリーのベスト盤ですよ~。2005年にリリースされた13曲入り盤ですね。

 このブツはバカころんがCDの山の中に埋もれさせていた盤なんですけど、私が引っ張り出して来て成仏させるべく聞いてみたワケなんですが、めっちゃエエやんコレ!こんな盤を埋もれさせるなんて、やっぱりころんはバカだわね~。音楽としては所謂ポップ・インドネシアってことになりますけど、あ、ポップ・インドネシアというのはざっくりと言うと、欧米のロックやポップスに強く影響された歌謡のことですけど、ブルーリーという人はその分野で偉大なる功績を残した人物として、インドネシアやマレーシアなんかでは非常に高く評価されていて、しかも大きな人気を博していたそうです。残念ながら2000年に56歳でお亡くなりだそうですが、その影響力は現在も続いている・・・かどうかは知りませんけど、この如何にもインドネシア的な歌謡は、聞くほどにステキなんですよね~。

「聞くほどにステキですわね。」byななみー
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 まあぶっちゃけ~な話をすると、ブルーリーの音楽をパッと聞いた所では欧米の音楽の影響が強い歌謡曲みたいにしか聞こえないかもしれません。だからあんまり面白くないって思う人もいるかも?でもインドネシア音楽を色々聞いていると、その欧米的なスタイルの中に流れているインドネシア的なモノが聞こえて来るんですよね~。インドネシア的な要素を殊更強調しないのに、ちょっとしたフレーズとか歌い方からインドネシア的としか言い様がないモノが零れてくるのがポップ・インドネシアなのである!な~んて偉そうなことを言ってみたりして♪

 まあ私が何を言ったところでブルーリーの音楽を聞く気になる人なんて皆無でしょうけど、もし興味があるなんて人がいらっしゃったら、聞いてみる価値はあると思いますよ!ってなワケで、DJはヒワイイ大使のななみーがお送りしました。またね~♪

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2018’10.03・Wed

CDの山の中に埋もれていたブツ~PANKAJ UDHAS 「NASHEELA」

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 皆様ご無沙汰しております。私老化防ぎ隊の理亜です。私の担当はジャズなのですが、今回はインドのガザル歌手パンカジ・ウダースの1988年のアルバムを取り上げさせていただきます(ころんさんがインドに行った影響ですね)。パンカジさんのアルバムはこの次の2枚組「シャグフタ」が日本発売されて、大評判になったそうですね。ワールドミュージック・ブーム全盛だった1990年前後のお話です。私が生まれる前の話ですので実体験ではないのですが、本当にそんな時代があったのか、何だか不思議な気が致します。ころんさんによると、当時はパンカジさんとかジャグジート&チトラー、M.S.シュブラクシュミなんかのアルバムが、大阪は梅田のLOFTにあったWAVEとか阪神百貨店にあったBREEZEというお店で、普通に売られていたそうです。今考えると信じられない話ですね。とても羨ましい素敵な時代だと思います。

「素敵な時代ですね。」by理亜
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 その後パンカジさんが日本で紹介される事は無かったようですが、地元のインドではまだ現役で活躍されているようです。今回のアルバムはパンカジさんの全盛期にあたるという作品になりますが、このアルバムを聞くと現在のパンカジさんがどのような音楽を作っておられるのかに興味が湧いて来ますね。パンカジさんの音楽を形容すると、とにかく「美しい」ということになるかと思いますが、このアルバムで聞けるさり気なくて軽快な若々しい歌い口には、本当に魅了されてしまいます。そしてこの若々しくて美しい歌い口が年齢を経て少し枯れたとしても、きっと味わい深い素晴らしい歌声なのではないかと想像しますと、やはり現在のパンカジさんの歌を聞いてみたくなりますよね。

 しかしころんさん、せっかくインドに行ったのに観光ばかりになってしまってCDを探す余裕が全く無かったらしく、珍しく1枚もCDを買えなかったそうです。デリーの街を自由に散策する時間は少しだけあったそうですが、CDショップが全然見当たらなかったようで、他のお土産品を買うことしか出来なかったみたいです。出来れば現在のパンカジさんのCDを買って来て欲しかったのですが、残念ですね・・・。

 何にしても今回のアルバムは、私なんかが言うまでもなく歌・曲・演奏全てが美しく、まさに大輪の花を咲かせているような作品だと思います。現在のパンカジさんの作品を聞くことが出来なくても、これを聞けるだけまだ幸せだと思うことに致しましょう。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。

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2018’10.02・Tue

興味津々音楽探求~LOS TRES DIAMANTES 「THE BEST OF LOS TRES DIAMANTES」

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 皆様大変にご無沙汰しております。ヒワイイ大使のめぐりんです。本当に久~し振りの「興味津々音楽探求」ですが、今回はメキシコの3人組ロス・トレス・ディアマンテスのベスト盤を取り上げますね!このアルバムは1992年に日本独自編集盤として発売されたシリーズの内の1枚で、他にはティト・プエンテとかアタウアルパ・ユパンキなんかのアルバムが出ているそうです。選曲・編集は竹村淳氏ですから、間違いない仕上がりになっています。信頼の竹村印ですね!

 ところでメキシコのトリオ・グループと言えば日本では圧倒的にトリオ・ロス・パンチョスが有名ですけど、4年ほど後輩のディアマンテスはイマイチ知名度が低いですよね?当然パンチョスもステキなんですけど、わたしはディアマンテスの方が好きです。何故かって、ディアマンテスのキャッチフレーズになっていた「タイヤモンドのハーモニーと水晶のギター」が本当に美しいからです。キラキラと輝くような歌とギターの響きには、心が洗われるような気分になってしまいます。この美しさはディアマンテス独自のものだと思いますし、パンチョスとは違った個性だと思います。

「パンチョスとは違いますよね?」byめぐりん
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 もしかしたらの話ですけど、ディアマンテスの美しさって、3人ともメキシコ人ってことが関係しているのかな?って思ったりもします。パンチョスってリードがちょくちょく変わって、多くはプエルトリコ人でしたよね。別にリードがプエルトリコ人だからって、音楽が美しくなくなるってワケではないですよ。パンチョスはプエルトリコ的な哀愁を求めていたのかな~って思いまして、それに対してディアマンテスはひたすらメキシコ的な美しさを追究したのかな~って思うんです。パンチョスに追いつけ追い越せで活動を始めたディアマンテスが、パンチョスと違う方向性を目指すのは当たり前です。そしてディアマンテスはそれを見事に実現したってことなんだと思います。

 とにかくひたすら美しい曲が続くこのアルバム、全23曲72分の長さを感じさせませんね。こういう素晴らしい作品はいつでも聞けるようにして欲しいと思いますけど、今の若い人達ってこういう音楽を聞くのかしら?・・・って、わたしもまだ若いですけど。配信サービスで世界中の色々な音楽を聞けるようになっている現在、色々とあり過ぎてかえって選択の幅が狭くなっているような気もして、ディアマンテスの宝石みたいな素晴らしい音楽なんかは埋もれて行く一方なのかな~と思いますが、如何でしょうか?だとしたら、本当に勿体無いことだと思います。

以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

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2018’10.01・Mon

CDの山の中に埋もれていたブツ~斉藤由貴 「MOON」

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 斉藤由貴という人の鬼気迫る才気が大爆発した名盤中の名盤と名高い、1990年発売のアルバムであります。斉藤さんの初プロデュース作品で、全曲斉藤さんの作詞であります。先日取り上げました「LOVE」と同一線上にある作品でありますが、マニアの間では当時からめっさ高く評価されて来た盤ですね。わっちも斉藤さんの音楽のファンですから、実はこの盤を既に5年ぐらい前にゲットしていたんですけど、かなり濃密な斉藤ワールドに拒否反応が出てしまいまして、そのまま埋もれさせてしまったんですよね~。しかし先日の「LOVE」をキッカケにこの「MOON」を引っ張り出して来まして、改めて聞いてみたのでありますよ。すると、やっぱり素晴らしいんですよコレが。

 とにかく歌も曲もアレンジも録音状態も何もかも素晴らしいとしか言いようがなく、非の打ち所が全くありません。斉藤さんの歌って消え入りそうな囁き声が特徴ですけど、ここで聞ける歌はとても活き活きとしていまして、ここまで躍動感と力強さがある斉藤さんの歌はこれまで聞いたことがありません。初プロデュースに初全曲作詞ということで、やる気が漲っていたんでしょうね。音数を控え目にした奥行きのある音作りも素晴らしいですし、これでもし共同プロデュースにスティーヴ・リリホワイト、エンジニアにヒュー・パジャムなんかを迎えていたら、ピーター・がぶり寄りを超えるような作品を生み出したのでは?なんて思ったりもします(個人的には超えていると思っていますけど)。

 あ、別にどうでもいいことですが、わっちが個人的に一番好きな曲は「大正イカレポンチ娘」でありまして、裕木奈江が「アラモード」でヤッタようなドドンパ調の曲が意外な位に斉藤さんの歌声に合っていまして、何だか大発見をしたような気分になってしまいましたね~♪他にも良い曲満載でありまして、全てが聞き所と言っても良いかと思います。何にしても、日本のポップス史上に残る屈指の名盤と言っても過言ではないでしょうね。やっぱり素晴らしいですわ、斉藤さんって。まあ所々に入っている斉藤さんの朗読が要らないという人はいらっしゃるかと思いますが、わっちにはアルバムトータルとしての流れを作っている重要な要素の一つだと感じられます。

 それにしても90年代の斉藤さんって本当に凄いですよね~。当時は個人的にワールド系音楽の大海で溺れている状態でしたので、斉藤さんの盤に見向きもしないどころか斉藤さんが音楽をヤッテいるいことさえも知らなかったワケですが、灯台下暗しと言いましょうか、こんなに素晴らしい音楽が日本で作られていたことに気付かなかったなんて、自称「音楽好き」のクセに何だか恥ずかしいですね。ちょいと反省させられる今日この頃であります。

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