さて、恒例の年間ベストの発表でございます。今年は読書に極端に偏ってしまいましたし、聞いている盤と言えば80年代とか90年代のアイドル盤が多かったので、あまり新譜を聞きませんでした。ですのでいつも通りの「今年及び前年に発売されたモノ」という括りで選びますと、対象の盤があまりに少なくなってしまうワケですが、まあそれが今年の正直なわっちですので、今回もコレまで同様の括りで選ぶことに致しました。それでは早速発表しましょうか。
1,SCANDAL 「HONEY」
今年の盤はダントツでスキャンダルでしたね。疾走するスキャンダルの素晴らしさは、筆舌に尽くし難いモノがあると思います。好き好き好キャンダル!

2,チャラン・ポ・ランタン 「ミラージュ・コラージュ」
今年のライヴはダントツでチャラン・ポ・ランタンでしたね。トンデモ姉妹による風変わりな音楽はライヴでこそその魅力の全てが開花しますが、このスタジオ盤もなかなかにステキです。

3,SILENT SIREN「GIRLS POWER」
ライヴは下手クソでしたけど、愛嬌満点のサイレント・サイレンは見た目も音楽もめっさカワイイ!

4,LITTLE GLEE MONSTER 「JUICE」
今やお茶の間の人気者になったと感じられるリトグリですが、上り調子の勢いと活力に溢れたこの盤は、実に爽やかですしカッコいいと思います。

5,MOIRA DELA TORRE 「MALAYA」
現在のフィリピンで最も人気がある歌手の一人です。女ブルー・ナイルと言いたくなるような静謐な音楽性は、聞く度に癒されますね。

6,今井美樹 「SKY」
これまでは布袋寅泰(漢字合ってる?)を山下久美子から略奪したオバハンというイメージしかありませんでしたが、そんなことには関係無く歌と音楽は実に美しかったです。

7,シシド・カフカ 「DOUBLE」
長い黒髪をバッサリと切り落としたカフカさんは、髪と引き替えに音楽のユーモア感覚を獲得したようですね。鉄面皮な女が見せるイタズラっぽい表情は、実に魅力的です。

8,SUCHMOS 「THE ASHTRAY」
優れたファンクバンドによるめっさカッコいい音楽としか言いようが無いですね。

9,家入レオ 「TIME」
一人の歌手として飛躍的な成長を遂げているレオちゃん。曲に合わせて色々な表情を見せてくれるのがステキです。特に笑顔が見える曲が好きですね~♪

10,大原櫻子 「ENJOY」
歌い手としてはブッキラボーなところがありますが、それも芸の内として聞かせることが出来るようになりましたね。楽曲にも恵まれて、実に良い盤に仕上がったと思います。

以上の10枚であります。次点はE-GIRLS、宇多田ヒカルあたり。ベスト10の内の9枚が日本、モイラさんがフィリピンというラインナップです。今年も新譜は日本に偏っていましたが、福岡みたいな片田舎に住んでいてネット通販も利用しないとなりますと、聞ける新譜は日本のものばかりになるのは仕方ないかと思います。まあ旧譜についても日本の昔のアイドルばかり追い掛けてましたから、何にしても日本の音楽ばっかりなんですが・・・。外国の旧譜で印象に残っているのは、「イスタンブール1925」とかダレル・バンクス、ソロモン・バークあたり。でも最も聞いた旧譜はエイミー・マンの「ロスト・イン・スペース」でありました。
「ロスト・イン・スペース」

来年もおそらく読書中心になるとは思いますが、音楽に関してはとりあえずビートルズの盤を全て聞くことを目標にしようかと思っております。新譜はこれまで同様に日本のモノが中心になりそうですね。出来れば外国のモノも色々聞きたいんですけど、東南アジアの盤が全然手に入りませんから、やっぱり日本の音楽が中心になりますかね~。あ、今年はプランテーションに行けませんでしたから、来年こそは行きたいです!
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