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2019’05.29・Wed

イチェ物語(伊勢物語じゃないよ)後編

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 SPOTIFYではイチェの音源は色々と聞けますので非常にありがたいのですが、とりあえず最初に聞いてみたのが「BADAI BIRU」と題されたアルバムであります。このアルバムを選んだ理由は特に無いのですが、強いて言えば曲数が少ないから。ベスト盤で沢山聞くのもイイんですけど、まずは少ない曲をジックリ聞きたいと思いましたので。まあそんなワケで聞いてみました念願のイチェのアルバムでありますが、打ち込みではないグンダン、ベース、ギター、スリンの音が実にあの頃らしくてイイ感じ。エルフィ・スカエシが全盛だった頃のダンドゥットを思い出すな~。

 そしてイチェの歌なんですが、歌が下手だの鼻毛だの言われていましたけれども、こうやって聞いてみるとそこまで下手ではないと思います。そりゃあエルフィ・スカエシみたいなバケモノと比べたら下手ってことになるんでしょうけど、上手くはなくても意外に歌えていると思いますよ。ダンドゥットらしいマイナー調のジメッと湿った曲を、ちょいとあっさり目に歌うんですけど、それでもインドネシアらしい熱気とか湿度とかは十分感じられると思います。コレを下手だの鼻毛だのと言ってもらっちゃあ、「イチェ、困っちゃうナ~♪」なんてことになってしまいますよ(?)。

「困っちゃうナ~♪」
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 てなワケでダンドゥットらしさ満載のコチラのアルバムでありますが、マイナー調の似たような曲が続きますので、ぶっちゃけ言いますと途中で段々と飽きて来てしまうのでありました。しかも5~6分ぐらいの長めの曲が多いので、相乗効果でより飽きやすいかと。しかしマイナー調で長くて反復が多いというのはダンドゥットの極意でもありますので、わっち如きはまだまだダンドゥットの真髄には至っておらぬな~と反省する次第なのであります。イチェの音源でシッカリとその真髄に触れられるように、お勉強させていただきたいと思います。とは言えイチェの音源をちゃんと聞けたのは今回が初めてですので、やっぱり嬉しい~♪

 何にしてもこんな感じで聞くことが出来ましたイチェのダンドゥットは、わっちにとっては懐かしさと嬉しさ満載なワケでありますが、考えてみるにダンドゥットって高校生の頃から知っていますけど、意外にそれ程多くは聞いていないということに気が付きました。他の正常な方々に比べたらたくさん聞いているのは間違いないんですけど、これまでイチェ以外に聞いた歌手はエルフィ・スカエシ、イッケ・ヌルジャナー、イヌル・ダラティスタ、ロマ・イラマ、レイノルド&カメリア、ザレハ・ハミッド、シキン&アニ・マイユニ、アメリーナ、イイス・ダリア、デウィ・サフィーラ、ジュリア・ペレス、それからそれから・・・結構聞いとるな。まあ何にしても今も昔もダンドゥットってインドネシア音楽の本流ではありませんが、雑然とした熱気とパワーを持った音楽ではありますので、イチェの歌に触れたことをキッカケに、最近のダンドゥットも色々とチェックしてみようと思った、ある日の夜なのでありました。
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