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2019’06.02・Sun

THE RHEINGANS SISTERS 「BRIGHT FIELD」

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 アイルランドやスコットランドのトラッドとは違って、イングランドのトラッドは親しみにくいと感じておられる方は多々いらっしゃるのではないかと思います。派手な展開もポップなメロディも無く、ただただ簡素で素っ気無い音楽性は、来る者を拒み倒しているようにも感じられます。究極に素っ気無い無伴奏シンギングなんかは、特にイングランドのバラッドの世界に多く見られますが、基本的にイングランドのトラッドは無伴奏シンギングに毛の生えた程度の伴奏しかつかないものも多々あります。

 今回取り上げますレイガンズ・シスターズの2018年のアルバムですが、基本的に歌とフィドルのみで奏でられるこの音楽にはポップさのカケラも無く、物凄く素っ気無くて物凄く親しみにくいかと思います。聞く者を選ぶ音楽とでも言いましょうか、結構ハードルが高い音楽なんじゃないかと思います。しかしですね、一旦腑に落ちるとめっさ面白くなって来るんですよコレが。まあ表面的には、キーキーとやかましい(?)フィドルに愛想のカケラも無い歌が乗ってくるだけなんですが濃淡で全てを表現する水墨画のような味わい深さがあるんですよね~。

 とは言え誰にでもオススメ出来るようなシロモノではありませんので、イングランドのトラッドを聞いてみたいのであれば、まずはジューン・テイバーとかケイト・ラスビーなんかから始める方が良いかと存じます。イングランド・トラッドの歌手としては、イングランド的なコアな部分はシッカリと残しつつも色々とバリエーションに富んだ展開をしていますしね~。そんなことを考えると、いきなりレイガンズ・シスターズは、やはりかなり取っ付きにくいのではないかという気が致します。ただ、ハマれば非常に味わいのある奥が深い音楽なのは間違いないんですけどね・・・って、わっちは一体誰にこんなアドバイスをしているんでしょうか?わっちが何を言ったところで、イングランド・トラッドを聞き始める人なんて誰もいらっしゃらないですよね~。失礼致しました~♪

一応オススメ致しますよケイト・ラスビーさん。
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