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2019’06.24・Mon

チャラン・ポ・ランタン福岡公演~2019年6月22日

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 6月22日はチャラン・ポ・ランタンの福岡公演に、嫁さんと一緒に行って来ました。今回の場所はドラム・ロゴス。昨年サイレント・サイレンがライヴをヤッタのと同じ場所であります。客の入りはサイレント・サイレンに比べたら半分位かと思いますが、1000人キャパのライヴ・ハウスにざっと400人弱位いたかと思います。年齢層はちょいと高めで、30代以上が中心って感じでした。相変わらずチャラン・ポ・ランタンって若向けではないみたいで、同日にZEPP FUKUOKAで行われたスキャンダルのライヴとは全く被らない客層ですね~。凄く落ち着いた雰囲気なのはイイんですけど。

 会場に入ったのは17時半頃で、場所は一番後ろのミキサー卓等が置いてあるブースの前辺りで、ヴォーカルのもものほぼ正面ぐらいの位置です。やっぱりドラム・ロゴスは狭いですが、サイサイに比べたら随分客と客の間に余裕があると言いましょうか、立錐の余地も無いなんて感じではないのが良かったかと。ライヴ開始は18時予定ですが、18時を過ぎても始まる様子が無く、「何ヤッテんねん?」と思ってたら10分以上過ぎてから舞台の袖でメンバー達が気合を入れる声が聞えて来て照明が暗転し、チャラン・ポ・ランタンの2人が登場!「ALE BRIDER」で幕を開け、続いてカンカンバルカンが登場。ドラムのふーちん、ベースのさくらん、テナーサックスのオカピとゲストのヴァイオリンの舞子というお馴染みのメンバーが出て来たのですが、ありゃ、アルトサックスの緑とトランペットのごまちゃんがいないぞ?狭いライヴ・ハウス巡りだからフルメンバーじゃないみたいですね。

 しかしフルメンバーじゃないとは言っても、そこはやっぱりカンカンバルカンですよ、チャラン・ポ・ランタンの2人だけの演奏には無い色彩感とド迫力をプラスしてくれるワケでございます。もうココからは怒涛のノリノリアゲアゲの演奏でぶっ飛ばしまくり!最初は音がデカ過ぎてバランスがよろしくなく、サックスとヴァイオリンの音が聞こえにくかったのですが、途中から改善されて来てバランスと音量もイイ感じになりました。それにしてもカンカンバルカンって本当に演奏が達者ですね。全員めっちゃくちゃに上手いんですけど、特にリズムを支えるドラムのふーちんが超絶的に上手いんですよ!「コイツ手が何本あんねん!」という凄まじい腕前で、こんなに凄いドラムを見たのはジャック・ディジョネット以来ですかね~。地味ながらもバッツンバッツンのベースを弾くさくらんも素晴らしいです!

チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン。フルメンバーではありませんでしたが。
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 とにかく最初から最後まで息をもつかせぬ怒涛のダンスナンバーが続いて、以前のヨーロッパ的なドロドロと仄暗く退廃した感覚がある曲は封印。過去のナツメロ(?)にはこだわらずに、新作で聞くことが出来た新しい音世界を徹底的に見せる潔さに感心致しました。やたらとナツメロにこだわるスキャンダルとは違うな~。もちろん初期の頃からヤッテいる定番の「ムスタファ」とか「最後の晩餐」なんかはありましたけど、怒涛の勢いを持った現在のチャラン・ポ・ランタンのパワーで演奏しますから、これまでとは違った新鮮な気分で見ることが出来ました。本当に充実の2時間ちょい(25曲位かな?)でしたね~♪

 個人的には、大好きな「日が昇るまで」とか「お惚気アベック」をヤッテくれたのが嬉しかったですが、ハイライトは現在のチャラン・ポ・ランタンの世界を一番端的に表現している「最高」でしたでしょうか。タイトル通り本当に最高な曲・最高な歌詞でありまして、とっても感動しましたね~。ももと小春の長~い寸劇から突入する「ポジティブヒーロー」も良かったな~♪スカの「マッドネス」も素晴らしくて・・・って、結局全てが本当に心底素晴らしいと感じたんですけどね。元々口笛を吹けないももがスースーとスッカスカな口笛を鳴らしたり、服を着ないで寝てしまって冷房で喉をヤラレたという小春が、高い声が出なくて思いっ切り音を外したり、そういう部分も含めて本当に面白かったです。

 あと、チャラン・ポ・ランタンのライヴの特徴として、やたらとダラダラ長いMCがあるんですが、今回もそれは健在。結局何が言いたいのかよくわからない小春の喋りとか、ももと小春の寸劇みたいなMCとか、それらも含めて芸として成立していますので、長くても楽しいんですよ。その辺は流石に大道芸や寄席なんかで鍛え上げて来ただけのことはありますね。しかもそれを苦労人とは感じさせずに自然体でヤッテいますし、ありがちな「自分達だけが楽しい」みたいなモノではなくて観客との一体感がありますから、実にイイ感じなんですよね~。チャラン・ポ・ランタンのステージは、全てが芸として成立しているのが素晴らしいです。

 何にしても、やっぱりと言いますか当然と言いますか、チャラン・ポ・ランタンのライヴは本当に面白かったですね。竹原ピストルみたいな衝撃があるワケではありませんが、アマチュアっぽく飄々としていながらプロとしての至芸を見せてくれる俊英達のライヴ・パフォーマンスは、本当に感動的だと思います。カンカンバルカンの演奏に負けない小春のキレッキレのアコーディオンは更に腕前を上げていますし、以前より声が低くハスキーになって来たももの歌声は、ますますパワーアップして来ましたし、チャラン・ポ・ランタンはその独特の音楽性も含めて日本の音楽界で飛び抜けた存在になって来ましたね。これからこの連中がどんな方向に向かって行くのかはわかりませんけど、今後もず~っと追い掛けて行こうと思った或る日の夜なのでありました。

 あ、一つ気になったことがあったのですが、ももがいつも脇に抱えているブタのぬいぐるみが今回はありませんでした。あのブタさん、一体どうなったのかな?

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