2019’07.25・Thu

昨日は久し振りにユッスー・ンドゥールを聞きましたので、サリフ・ケイタも聞いてみたくなってしまいました。というワケで早速SPOTIFYで検索しましたよサリフ・ケイタを。わっちはどちらかと言えばサリフよりもユッスーの方が好きでしたので、サリフの盤はあまりチェックしてなくて、サリフの最高傑作との誉れ高いこの2005年盤「ムベンバ」も聞いていなかったのであります。ですが気まぐれで今回聞いてみたワケでございますが、これはこれはこれは、流石にサリフの最高傑作と言われるだけのことはありますね。
サリフの音楽と言えば金属的に張り詰めた歌声にテクノロジーを駆使したバックの演奏というイメージがありますが、このアルバムってアコースティックな編成だったんですね。音的にはカンテ・マンフィーラとかモリ・カンテなんかのアコースティック路線と共通したところがあります。へ~、全然知らんかった。ゆったりと落ち着いた柔らかい音にサリフの金属的に張り詰めた声が実に良く合っていると言いましょうか、伝統回帰路線によってより歌声が生かされていると言いましょうか、とにかく本当に素晴らしい仕上がりであります。個人的にサリフの最高傑作は「ソロ」だと思っていますし、その認識は全く変わらないんですけど、このアルバムは「ソロ」に並ぶ位の作品かもしれないな~という気が致しますね。
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