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2019’11.30・Sat

「今こそ、韓国に謝ろう」を読みました!

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 パヨク連中からボロクソに叩かれている百田尚樹が書いた、ちょいと話題になった本「今こそ、韓国に謝ろう」を読んでみました。ブックオフで210円でしたし。心情的には「何で韓国なんぞに謝る必要があるんじゃ!」と思う人も多々いらっしゃるかと思いますが、読めばなるほどと思う内容かと思います。

 内容としては、日韓併合時に日本が韓国に対して行った近代化を、「韓国が望まなかったのに無理に押し付けた」から、今こそ韓国に謝ろうということであります。当時は世界最貧国だった、未開で不潔で野蛮で独立国の体を成していなかった韓国を日本が併合して、日本国内以上に多大なる投資をすることで大発展させたのは歴史的な事実であります。百田氏はそれを「韓国が全く望んでいなかったこと」とするワケであります。

 インフラ整備する必要も無い・工業を発展させる必要も無い・身分制度を廃止する必要も無い・子供に教育をする必要も無い等々、韓国側が必要無いと思っていたことを日本がおせっかいでヤッテしまい、近代国家に大発展させてしまった。韓国は野蛮で原始的な世界最貧国のままで良いと自分達では思っていたのに、日本は韓国が全く望まない余計なことをしてしまった。しかも韓国にモラルとは何たるかを教えなかった為に、未だに韓国は条約も法律も守ることが出来ない国になってしまった。だから日本は心から反省して韓国に謝る必要がある、百田氏はそう言っているんですね~。

 まあ随分嫌味ったらしい表現と言いましょうか、百田氏って性格悪いのかな~なんて思ったりもしますけど、内容的には面白いですし勉強になります。実際に韓国に謝るかどうかは別の話として、歴史的な事実を丹念に拾って例示してある本書は、日本人であれば読んでおいてもイイかと思う今日この頃なのであります。
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2019’11.29・Fri

LO COR DE LA PLANA 「ES LO TITRE」

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 フランスの男声コーラスグループ、ロ・コール・デ・ラ・プラナの2003年のアルバムです。このジャケってどこかで見たことがあるのですが、多分ミュージック・マガジン誌か何かで見たんだと思います。わっちは基本的に男声コーラスなんぞには興味のカケラも無いのですが、SPOTIFYサーフィンでジャケに見覚えがあるな~と思ってちょっと試し聞きしたところ、思わず引き込まれてしまった次第であります。

 まずはこのパッと明るくなるような朗々とした男声コーラスが実に魅力的でありまして、グイっと引き込まれてしまうんですよ。男声版ザップ・ママとでも言いましょうか、まあザップ・ママほどテクニカルなワケではありませんけど、一瞬で人の心を掴んでしまうような高揚感のあるコーラスは素晴らしいと思います。基本的には男声コーラスと手拍子とか足踏み、ちょっとしたパーカッションを主としているシンプルな音楽なんですが、曲によってはテクノっぽく声にエフェクトを掛けたりして、シンプルなだけではない遊び心を感じさせてくれるのがイイですね。意外な程ビート感がシッカリとしていますし、聞いていてとにかく楽しいと思います。へ~、フランスにこんなに魅力的で面白いグループがいるなんて、全然知りませんでした。

 調べてみるとこのロ・コールって、オクシタニアの伝統的な音楽をレパートリーにしているようですね。オクシタニアは文学性豊かな地域として知られているようで、それを民謡なんかの形で伝承して来たらしく、ロ・コールはそんな民謡の数々を取り入れて歌っているのでありましょう。オクシタニアはフランス南部のオック語圏のことを指すらしいですが、そういえば2002年にマッシリア・サウンド・システムが「オクシタニスタ」なんてアルバムを発表して、ちょっとだけ注目されたことがありましたよね?当然ロ・コールはオック語で歌ってるのだと思われますが(実際はどうなのか知りませんけど)、フランス語のモソモソしたもどかしい響き(?)とは違う歯切れの良さがイイと思います。

 これまで個人的には全然注目することがありませんでしたけど、オクシタニアの音楽って何だかハマってしまいそうな魅力に溢れていそうですね~。他にも面白そうな連中が多々いるようですので、ちょいと掘り下げてみようかな~と思ったりしている今日この頃であります~♪

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2019’11.28・Thu

IDIR 「ICI ET AILLEURS」

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 フランスで活動しているアルジェリア人フォーク歌手イディールの、2017年発売のアルバムであります。1973年に歌手デビューして以来安定した人気を誇る人でありますが、わっちはこの人の名前は知っていたものの音楽を聞いたことは一度もありませんでした。だってこんな人のCDがブックオフとかに出て来るなんてあり得ませんし、手に入るはずがありませんしね~。しかしそこはやっぱりSPOTIFY、検索すればすぐに出て来るワケですから有り難いったらありゃしません。

 イディールさんはアルジェリア北東部の山岳地帯カビリアに住むベルベル系のカビール人の血を引く人ですが、カビールの音楽はアラブ的なクセが少なくてメランコリックな曲調のモノが多いんだとか。実際にイディールさんの音楽を聞いてみますと、深く思索しているような沈んだタイプの曲が多いんですよ。歌も何だか泣いている様な感じに聞こえますし。実は前に取り上げましたスアド・マシもカビール人なんだそうですが、なるほど、マシさんがヤッテいる美しいシャンソン・フォークのスタイルって、カビール人の伝統を受け継いでいるのですね。イディールさんの音楽を聞いて初めて気が付きました。

 ところでアルジェリアの音楽って、ライとかシャアビなんかが有名ですよね。歌謡要素が強いコブシ回しバリバリのライ、べらんめえ調のガラッパチな歌い方が特徴のシャアビなんかも面白いですけど、比べてみるとカビールの音楽はライやシャアビとは全然違っていて、本当にクセが少なくて聞きやすいですよね~。メロディやフォークっぽい音作りも美しくてわかりやすいですし。それでいてアラブ的なエキゾな雰囲気は濃厚にありますので、アラブ音楽って取っ付き難くて苦手と感じている人でも十分聞けるのではないかと思います。

 今回のアルバムはフォークっぽいモノだけではなくて、ロックやシャアビ、シャンソンなんかの要素を取り入れたような曲もありますし、カビールフォーク一辺倒というワケではない幅広さがあるのがイイですね。まあ活動歴が長い人ですから引き出しは数多く持っているんだと思いますけど、それを自然な形で血肉化して表現出来ているのがステキです。イディールさんってこれまで殆ど評判になったことは無い歌手かと思いますけど、こんなに素晴らしい歌手に出会うことが出来て、本当に嬉しく思う今日この頃であります。

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2019’11.27・Wed

AZIZ SAHMAOUI & UNIVERSITY OF GNAWA 「POETIC TRANCE」

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 アジズ・サハマウィというおっさんが率いるグナワ大学というグループの、今年発売のアルバムであります。プロデューサーはかの有名なマルタン・メソニエですが、今時マルタン・メソニエなんて言っても「誰じゃそれ?」って感じかもしれません。80年代後半からワールド系音楽を聞いている人にとっては、「おおっ、それは是非聞かなくては!」となってしまう位の存在なんですけどね~。

 まあメソニエはどうでもいいとして、アジズさんがヤッテいる音楽はグループ名の通りグナワであります。しかしグナワと聞いて一般的に想像されるような土俗的で呪術的なモノではなくて、ロックやフュージョンなんかの感覚を取り入れてスッキリと都会的にカッコよくなった、ハイブリッド・グナワとでも呼ぶべきモノであります。ですから、グナワのエッセンスはタップリと詰まっているとはいえ、グナワのちょっと不気味な呪術性はかなり抑えてありますので、随分聞きやすいかと思います。

 勿論グナワの特徴的な楽器でありますブイブイと低音を鳴らす弦楽器ゲンブリと、ガチャガチャとリズムを刻む金属のカスタネットみたいなカルカバはシッカリと使われていますが、それよりも弾きまくりのギターやシャープなリズムを叩き出すドラムの方が目立っていまして、言ってみれば昔ハッサン・ハクムーンが率いていたザハールなんかに近い演奏だという気がしますね。そこに更に西アフリカ方面の音楽の要素が入って来ていると感じられまして、ミクスチャー度合いはザハールよりもグナワ大学の方が上という気が致します。個人的にはザハールの方が好きですが、グナワ大学もカッコよくて実にイイと思います。グナワ初心者にもオススメ出来る一枚かと存じます~♪

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2019’11.26・Tue

ハラ坊死亡

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 KARAのメンバーだったハラ坊(ク・ハラ)が亡くなりましたね。まだ28歳だったそうです。基本的にK-POPなんぞにはコレっぽっちも興味はありませんでしたが、KARAだけは好きだったんですよね~。日本で大活躍した後は、事務所問題とか解散騒動とか色々あって空中分解状態になりましたけど、メンバーだったジヨちゃんやニコちゃん、スンちゃんはソロで活動を続けていましたし、あとはギュリ姉とハラ坊の動向が気になっておりました。ギュリ姉は未だに何をしているのかよく知りませんけど、ハラ坊は今年になって日本の事務所と契約して活動を再開していましたので、あとはギュリ姉が日本に来てくれたらKARA再結成だ~!なんて思っていたのですが、ハラ坊が帰らぬ人となってしまうとは・・・。ちょっと前には自殺騒動とかありましたけど、今回は一体何があったのでしょうか?

 ぶっちゃけ、個人的にKARAの中のハラ坊は一番存在感が薄かったと言いますか、カワイイけどそれほど好きでもないって感じでしたが、亡くなってしまったというのはやはりショックですよね~。韓国ってよく若い芸能人が亡くなりますけど(自殺する人が多いですよね)、こんなことになるなら、早く日本に帰化してKARAを再結成してもらいたかったな~、そしたら亡くなることなんて無かったんじゃないかな~、と思う今日この頃。何にしても、ハラ坊のご冥福をお祈り致します。

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2019’11.25・Mon

BRAAGAS 「O PTACICH A RYBACH」

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 チェコの女子4人組グループ、ブラアガス(と読むのかどうかは知りませんが、通常はBraAgasと表記するようですので)の昨年発売のアルバムであります。多分ですけど、現在はおっさん1人を加えた5人組になっているかと思います。まあおっさんはどうでもいいとして、4人の女子はちょいとオバハンっぽいですけどなかなかに麗しいルックスでありまして、是非ライヴを見てみたいという気にさせるグループですね~。どなたか、福岡とか佐世保辺りに呼んで下さい。わっちが馳せ参じますよ!

こんな感じのメンバー達
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 ところでチェコの音楽なんてわっちは全然馴染みが無いのでありますが、一般的にどんな音楽が聞かれているのか興味ありますよね~。英米のポップスが普通に好まれているのか、それとも民族色豊かな音楽が身近なモノなのか、興味津々であります。このブラアガスはどのメンバーも見たことが無いような楽器を持っていまして、コレ等がチェコ独特の民俗楽器なのかどうかもよくわかりませんけど、おそらくチェコのトラッドをベースにした音楽をヤッテいるのだろうと推測致します。

メンバーと楽器
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 まあ実際に聞いてみてもこの人達の音楽がチェコっぽいのかどうかさえ判断出来ないのですが、民族色豊かな音色を奏でる楽器の響きは実に独特ですし、陰影に富んだ旋律にも独自の魅力があります。そして民俗音楽的でありながらも近付き難いような緊張感を放っているヴォーカルとコーラスは、庶民感覚から隔絶したような孤高の存在感がありまして、どうにもこうにも物凄く不思議な音楽だと感じられますね。全体的にひんやりとした冷気を纏っているような音楽に仕上がっているのですが、多分地元のチェコでは高く評価されている音楽なんでしょう、きっと。

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2019’11.24・Sun

KOKIA 「TOKYO MERMAID」

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 日本のシンガーソングライターKOKIAの、昨年発売のアルバムであります。この人が出て来た頃から名前だけは知っておりますが、実際に歌をちゃんと聞いたことはありませんでした。以前はブックオフの安棚でちょくちょく見掛けていましたし、そのジャケ写から「どうせありきたりなJ-POPじゃろ?」みたいに勝手に決め付けていて、聞こうとしなかったんですよね~。しかしこの度SPOTIFYでセシル・コルベルあたりから掘って行ったら、何故かこの人に出くわしましたので、聞いてみた次第であります。するとですね、これまで聞こうとしなくてすいません!って思ってしまったんですよ。

 イヤイヤ、実に良いではないですかKOKIAさん。この人がこんなにステキなシンガーソングライターだったなんて、初めて知りました。アイリッシュ・トラッドやメリケン・フォーク、時にブルースなんかを隠し味にした、ちょいと儚くも切ないポップスをヤッテいるワケなんですが、とにかく良い曲を書くんですよ。日本人の琴線に触れると言いましょうか、ジンワリ沁みて来る美しいメロディだな~と感じられる曲がズラリと揃っています。そんな曲をあまりゴチャゴチャしないアレンジで聞かせてくれますので、メロディの良さがシッカリと伝わって来るのであります。

 ただ、そんな美メロを歌うKOKIAさんの歌い方がですね、徹頭徹尾ウィスパー系なんですよ。基本的には囁くような歌い方でOKだと思うんですけど、全曲この歌い方なのはどうなのかな~という気もするんですよね~。曲によってはもう少し力強く歌ってもいいんじゃね?なんて感じられたりもして、この歌い方を全面的に支持することは出来ないかな~と。試しに以前の曲を聞いてみると、もうちょっとシッカリ発声していますので、囁き系とシッカリ発声を織り交ぜて歌えばイイのにな~と思う次第なのであります。

 とは言えやはりこの琴線に触れる美メロと切ない感覚は、他ではなかなか味わえませんので、ついつい聞いてしまうのであります。どの曲も良い仕上がりですが、個人的に特に好きなのが冒頭の「お化けが怖いなんて」でありまして、今年聞いた曲の中で最も美しいのでは?な~んて思っております。切ない歌詞と相俟って、胸締め付けられるような切なさと哀しさが弾ける名曲だと感じられる、今日この頃であります。

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2019’11.23・Sat

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!(今年2回目)

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 本日はチャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!場所は福岡市の天神地区にあります小さなワークスペース(?)リブラボというところで、広さは学校の1クラスの教室よりも狭いかな~って感じでした。観客は100人いないぐらいだったかと思いますが、もう満員御礼状態でしたね(マジ小さいところだったのです)。チャラン・ポ・ランタンのライヴとは言っても、メインはアコーディオンの小春のソロ・ライヴで、後半にオマケとして妹のももが入って来てチャラン・ポのライヴになるという具合です。実は秋のチャラン・ポ・ツアーは広島で終わりで、元々は福岡公演は予定に無かったんですよ。しかし10月末頃に突然小さなワーク・スペースで「小春のソロ・ライヴやりまっせ~」と告知されまして、わっちと共にチャラン・ポの大ファンであります嫁さんと一緒に行って来たのでありました。

 ただ今回のライヴはちょっと特殊で、チケットは前売りの一般販売はされず、事前にワークスペースにメールして整理番号をもらい、料金は当日に会場で直接払うという形だったんですよ。しかも1メールにつき1個しか整理番号をもらえない為、わっちと嫁さんで別々に申し込みしなければならなかったのであります。嫁さんはタブレットからすぐにメールを送れたんですけど、わっちはパソコンから送ろうとしたもののエラーが何度も出て全然送れず、最終的には送信出来たものの嫁さんは整理番号1ケタでわっちは50番台に。ですので嫁さんは一番前の一番真ん中でチャラン・ポの2人を見ることが出来たんですが、わっちは後ろの方に座る破目に!でも狭~い会場の通路の横の席で、チャラン・ポの連中がステージ上がる時にその通路を通って行きますので、わっちのすぐ横(10センチぐらい)を小春とももが通って行くんですよ!小春ってめっさエエ香りがするんです~・・・って、激しくどうでもいい話ですね。

コチラが妹のもも。
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 ライヴ開始は13時半で終了は15時だったのですが、14時20分頃までが小春のソロ、残り時間はチャラン・ポのライヴという構成でした。どちらにせよ時間が非常に短かったので「もっと聞きて~っ!」とは思ったのですが、夕方から別の人のライヴの予定がありましたから仕方ないですね。しかし、それにしても小春ですよ。相変わらずめっちゃくちゃに上手いんですよね~。小春らしい取り留めの無い話がダラダラ続くのも面白かったですし(今回はボタン式アコーディオンの講義)。しかも、小春って至近距離で見ると意外に(?)整ったキレイな顔なんですよ。どちらかと言えば、カワイイと言われているももよりも、小春の方がキレイでしたね。

コチラが姉の小春。いつも写真写りがあまり良くないんですよね~。
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 ただ、演奏自体はソロよりもチャラン・ポの時の方が圧倒的にパワフルでカッコ良く、やっぱり小春は歌とアコーディオンの姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンの小春なんだな~と改めて実感した次第であります。時間的にはもっともっと見たかったですけど、NHKホールでさえ満員にするチャラン・ポのライヴを、プライベート空間みたいな場所で少人数で見ることが出来たのは、本当に貴重な機会だったと思います。イヤ~、本当に良いモノを見させてもらいました。チャラン・ポの2人とスタッフの皆様には心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!またヤッテね~♪

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2019’11.22・Fri

JULIE FREUNDT 「DEJAME QUE TE CANTE…CHABUCA」

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 ペルーの歌手フリエ・フレウンドの2018年発売のアルバムで、チャブーカ・グランダの曲を集めた作品であります。全然知らない歌手なんですけど、SPOTIFYでたまたま見つけまして、しかもチャブーカ歌集ということですからコレは聞かないワケには行きませんよね~。ペルーと言えばフォルクローレといイメージがありますが、チャブーカ歌集ですからフォルクローレではなくて都市部のクリオージョ音楽だということはわかります。クリオージョ音楽なんてとっても久し振り~ってことで、楽しみに再生したのであります♪

 ぶっちゃけ言いますとコレ、めっちゃくちゃに良いですね!チャブーカ歌集ですから曲が良いのは当然として、ギター・ベース・パーカッションを中心としたシンプルなバックの演奏がこれまた良くてですね、特に躍動感に溢れつつキラキラと輝くような美しい演奏を聞かせてくれるギターが素晴らしいのであります。フリエさんのアルバムって本人がギターを抱えているジャケが多いんですけど、ギターは自分で演奏しているのでしょうか?だとしたら本当に上手いですね~。

 そしてその美しい演奏をバックに従えたフリエさんの歌が、大人の落ち着きがありながらも茶目っ気を感じさせる可愛らしさも持ち合わせていて、実にイイんですよ。最近流行の(?)ジジイ達のクリオージョ音楽とは違って、女性らしい優雅さとか色香が感じられる本当にステキな歌唱なんですよね~。まあジジイ達の歌も味わいがあってイイんですけど、わっちはどうせならやっぱり女性の美しい歌声を聞きたいワケですよ。チャブーカさんも女性ですし本人も歌っていますけど、わっちはチャブーカさんの歌唱はあまり評価してなくてですね、歌手としての魅力はフリエさんの方が遥かに上だと思うのであります。フリエさんを聞いて、ようやく満足出来るクリオージョ音楽の歌手に出会えたな~と実感している今日この頃なのであります。

 う~む、こうなって来るとSPOTIFYで聞けるフリエさんのアルバムは、全て聞いてみたくなって来ましたね~。それ程大量にアップされているワケではありませんので、このチャブーカ曲集を楽しみつつボチボチと聞いて行けたら良いな~と思っております!

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2019’11.21・Thu

RIMA KHCHEICH 「MUWASHAHAT」

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 先日取り上げましたレバノンの歌手リマ・ヘシェイクの、2013年発売のアルバムであります。前回取り上げました盤はクラシックを基調としたようなアラブ歌謡でしたが、地中海の景色が見えて来るような見事なアラブ・アンダルース音楽に仕上がっていて、めっさ興味深かったんですよね~。ですので今回のアルバムも、もしかしたらいい感じのアラブ・アンダルース音楽かも?なんて期待しながら聞いてみたのでありました。すると・・・。

 コレは全然アラブ・アンダルース音楽じゃないですね。ベースを中心として、パーカッション、クラリネット程度の極めて音数の少ない演奏をバックに、巧みなコブシ回しを操るリマさんの歌をジックリと聞かせる、なかなかに濃密なアラブ歌謡に仕上がっています。濃密とは言ってもリマさんの歌声にはファイルーズ系の軽やかでフワフワした感覚がありますので、決して重苦しくなることは無いんですけど。でも個人的にはアラブ・アンダルース音楽を期待していましたので、ちょいと肩透かしを喰らった気分になってしまったのでありました。

 しかしですね、ジックリと聞いていると段々とハマって来るんですよコレが。アラブ歌謡って豪勢なオーケストラをバックに従えたり、エレクトロなどすこい演歌を聞かせたりするモノが多々ありますので、こういうアコースティックで簡素なバックの音でシンミリと歌を聞かせる作品って結構珍しいのかな~という気がしてですね、リマさんの歌が良いことも相俟って、グイグイと引き込まれてしまうのであります。言ってみれば、音の洪水のようなエレクトロな音楽の対極にあるような音楽でありまして、やっぱりわっちはコッチのシンプルな音の方が好きだな~と、しみじみと実感しているのでございます。

 まあどの曲を聞いても同じに聞こえるという人は多々いらっしゃるかと思いますが、噛むほどに味わいが出て来るような音楽ですので、寒い季節の夜長にジックリと向き合うのにはピッタリの作品かな~と思います。

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2019’11.20・Wed

L’HAM DE FOC 「CANCO DE DONA I HOME」

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 2000年代の前半ですが、アラブ・アンダルース音楽とかスペイン方面の音楽が大きく盛り上がった時期がありました。わっちも面白がってその波に乗ろうとはしたものの、如何せん福岡の片田舎では入手出来る盤が極めて限られておりましたので(通販があまり好きではありませんでしたし)、結局は聞けない盤ばかりということになってしまって完全に乗り遅れたと言いますか、波に乗れなかったのであります。

 あの頃極めて評判が高くて一部のワールドミュージッカーの間で大人気だったのが、ラム・デ・フォックの2002年盤でありました。しかしわっち如きが聞きたいと思ってもブツをゲットすることが出来ませんでしたので、随分と悔しい思いをしたものでありました。そして時は流れて2019年、SPOTIFYを導入したお陰でついに積年の恨みを晴らす(?)ことが出来たのであります!そうです、ラム・デ・フォックを検索したら出て来たんですよ、あの時に聞きたくても聞けなかったあのアルバムが!

 あの時は一体どんな音楽なのだろうと妄想を膨らませる意外に方法は無かったのでありますが、やっぱりちゃんと音源を聞けるのはイイですね~。妄想では大らかな海洋性が感じられるユーロロックを勝手に想像していたんですけど、実際はヨーロッパよりもアラブ的な要素が強い、どちらかと言えば民俗音楽寄りの音楽だったんですね。アラブ・アンダルース音楽って、ヨーロッパ的な要素が強いモノもあればアラブ的要素が強いモノもあったりして、一口にアラブ・アンダルース音楽と言っても色々あるんだということを実感した次第であります。

 それしにてもラム・デ・フォックですよ、かなり評判になっただけあってめっさイイ音してますね!想像していた大らかなユーロロックとは全然違う、ピリピリとした緊張感が溢れる愛想の無いクールな音楽なんですけど、コレが実にカッコいいんですよ。何事にも妥協しない意志の強さみたいなモノが感じられると言いますか、まるで「ブラック・アルバム」のプランクシティみたいな感じなのであります・・・って、そんなこと言っても誰にも通じませんね。まあ、伝統を汲みつつ新しい音楽の地平を切り拓いて行こうとするパワーがビシバシに伝わって来る、凄い音楽ってことでありますよ。傑作との誉れ高いアルバムですが、本当にその通りであるとわかった、或る日の夜なのでございます~♪

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2019’11.19・Tue

BARBIE’S CRADLE 「PLAYING IN THE FIELDS」

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 東南アジアの盤ってすぐに廃盤になってしまうので、その時に入手出来なければ今後ゲット出来る確率は極めて低い、コレ常識であります。それは音楽大国でありますインドネシアでもタイでもベトナムでもフィリピンでも同じであります。今回取り上げますバービーズ・クレイドルは、わっちの大好きなフィリピンのシンガーソングライターでありますバービー・アルマルビスがソロになる前にヤッテいたバンドです。以前からこのバンドのCDが欲しくて、フィリピンショップのMIAさんとか心斎橋の名店プランテーション、そして梅田のフィリピン総合ショップのカルグランに「是非見つけて下さい!」と注文を出したことがあります。しかし東南アジアの音楽状況ですから結局はその願いは叶わず、現在に至るというワケでございます。

 しかしですね、SPOTIFYだったら聞けるんですよバービーズ・クレイドルの音楽を!本当は盤が欲しいんですけど、無いモンは無いんですから仕方ありません。それよりも実際に音を聞くことが出来るんですから、本当に有り難いモノであります。前から何度も言っていますが、本当に「SPOTIFY万歳!」であります~♪とにかくやっと聞くことが出来たバービーズ・クレイドルの音楽は、長年憧れて来ただけのことはあって、実に素晴らしい仕上がりであります。今回のアルバムは2003年の盤ですが、可愛らしいバービーさんの歌、炸裂する抜群のポップセンス、シンプルながらもカラフルなバンドサウンド、どこをどう聞いてもバービーさんらしい軽快で爽やかなキューティーロック(?)満載でありまして、もう大満足であります!

 いや~、やっぱり素晴らしいですねバービーさんは。フィリピン音楽史上最高のロックバンドはイレイザーヘッズですが、フィリピン音楽史上最高のキューティーロック女子はバービー・アルマルビス、コレ常識であります。フィリピンのロックが素晴らしいなんて言ってもごく一部の人を除いて誰も信じてくれませんけど、欧米のロックなんかにこだわることなく、偏見や思い込み無く柔軟な姿勢で東南アジアに目を向ければ、こんなにステキなロックがフィリピンにあるんですよ。世のロックファンは、是非フィリピンに目を向けてみて下さいね!

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2019’11.18・Mon

LENA CHAMAMYAN 「SHAMAT」

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 シリアの歌手レナ・シャマミアンの、2007年のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYで偶然見つけましたので聞いてみた次第であります。とりあえずはこの人の名前でネット検索してみますと、随分懐かしいと言いましょうか、ブログを休止されて久しいマリーナ号さんの「ワールドミュージック町十三番地」でレナさんのアルバムが取り上げられていました。ご病気になられたということは存じておりますが、その後全く音沙汰が無いマリーナ号さん、ご健在なのでしょうか?幅広く世界中の音楽を聞いておられたマリーナ号さんですが、レナさんの盤もシッカリ取り上げておられたとは、流石ですね~。

 ところでわっちはシリアの音楽事情なんて全く存じ上げないワケでございますが、レナさんのコチラのアルバムを聞く限りでは、あまり濃厚なアラブ歌謡という感覚は無いですね。もしかしてシリアの音楽って、アラブ音楽のクセみたいなモノが薄いのでしょうか?勿論どこからどう聞いてもアラブ音楽に間違いは無いのですが、このアルバムはジャズの要素なんかが取り入れられていますし、日本人にもわかりやすい歌謡性も感じられます。そしてレナさんの歌声もファイルーズに似たソフトな優しい歌い口ですので、全体的に随分聞きやすい仕上がりになっていると感じられます。

 そして、如何にもアラブ音楽的な豪勢なオーケストラの音が入っていないのがよろしいかと。わっちはあのオーケストラの音が入っていると、どうしても引いてしまうんですよね~。最初に聞いたアラブ音楽が、それはそれは豪勢なオーケストラに飾られたウム・クルスームの堂々たるドラ声歌謡でしたので、未だに苦手意識が抜けないんですよね~。レナさんの音楽は歌を生かす為に出来るだけ楽器の音数が絞られていますし、その分豪勢ではない代わりに哀愁漂う粋な小唄みたいな感覚がありますので、個人的には実に好ましいと感じられるのであります。

 それにしてもレナ・シャマミアンさん、これまで全然知らない歌手でしたが、実に良いではないですか。レナさんをキッカケに、知られざるシリアの音楽の世界にちょいと足を突っ込んでみようかな~という気になった、ある日の夜なのでありました。

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2019’11.17・Sun

「韓国人による震韓論」を読みました!

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 またシンシアリー氏が韓国について書かれた本ですけど、これでシリーズ4冊目になりますね。発売は2015年ですから、既に4年前の本ですが、今読んでも新鮮であります。相変わらずわかりやすい文章で、ためになる情報満載であります。まあこういう本は実際に読んでいただくのが一番良いワケですので、ネタばらしは致しません。今回の内容で一番印象に残っているのは、「韓国人は『恨(ハン)』の民族」であることを説明しておられる部分なんですけど、次のような記述であります。

「『悪』を設定することで、自分が『善』になれます。『歪(下)』を設定することで、自分が『正(上)』になれます。逆に、相手を赦せば、自分の格が下がります。だから赦しません。言い換えれば、恨(ハン)は、永遠に赦せないから終わらないのではなく、赦そうとしないから終わらないのです。」(P75)

 まあ上記文章の前の文脈を知らないとワケわからないかもしれませんけど、わっちは深く納得してしまったのでありました。是非多くの人々に読んでいただきたい本であります。あと、韓国関連では個人的に下記の本を読んでみたいですね~。

「THE NEW KOREA」
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「反日種族主義」
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2019’11.15・Fri

CARMEN PARIS, NABYLA MAAN 「DOS MEDINAS BLANCAS」

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 スペインの女傑カルメン・パリスと、モロッコ出身の歌手ナビラ・マーンの、2017年発売の共演アルバムであります。この2人がどのような経緯で出会ったのかは存じませんが、モロッコとスペインって地中海を挟んで向かい側同士の国ですから、人の行き来や文化の交流が昔からあったというのは想像に難くありません。まあ昔から交流があったとは言え、カルメンさんとナビラさんが出会ったのは必然なのか奇跡なのかよくわかりませんけど、音楽ファンとしては「出会ってくれてありがとう!」と言いたくなってしまいますね。

 コチラのアルバムで聞ける音楽は、前からわっちが一人であーだこーだ言っておりますアラブ・アンダルース音楽であります。まあスペインのカルメンさんとモロッコのナビラさんが共演するとなれば、出来上がる音楽は必然的にアラブ・アンダルース音楽になるワケではありますが、その完成度の高さに思わずニンマリとしてしまうのでありますよ。両者とも伝統的な音楽を大事にしつつ、そこに幅広い要素を溶け込ませて非常にハイブリッドな音楽を作り出す才能に長けていますが、それが遺憾無く発揮されたアルバムだと言えると思います。アラブっぽくもあり同時にヨーロッパっぽくもあり、そのブレンド具合が絶妙な美しい音楽に仕上がっていると感じられます。アコースティックな質感を大事にした大らかでゆったりとしたバックの演奏も素晴らしければ、対照的な個性を持つ2人の歌も素晴らしく、時間を忘れて聞き惚れてしまう今日この頃であります。

 ちなみにハスキーで迫力のある力強い歌声がカルメンさんで、透明感のある柔らかくて可憐な歌声がナビラさんでありますが、聞いているとどちらがアラブの歌手でどちらがヨーロッパの歌手なのかわからなくなって来るぐらいに2人の良さが混ざり合っていて、相性は抜群に良いと思います。ですので冒頭で申し上げましたように、「出会ってくれてありがとう!」なんて言いたくなってしまうんですよね~。まあ人によっては「カルメン・パリスみたいなババアの歌声は要らん!」ということもあるかと思いますが、カルメンさんの辛口の歌が、ナビラさんの優しい甘口の歌をより一層引き立てているように感じられるのはわっちだけではないと思います。

 いや~、SPOTIFYで見つけるまでその存在を全然知らなかった作品でありますが、聞くことが出来て本当に良かったと思います。先日取り上げましたナビラさんのソロも良かったですけど、コチラの共演盤も負けず劣らず良い、わっちはそう思います。人知れずいつの間にかこんなアルバムがリリースされていたなんて(と言うか、わっちが知らなかっただけですが)、アラブ・アンダルース音楽って奥が深いな~と実感している次第なのであります~♪

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2019’11.14・Thu

RICO BLANCO 「DATING GAWI」

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 その昔、フィリピンにはリヴァーマヤというそれはそれは素晴らしいバンドがいました・・・って、まだ現役のバンドですし、現在も素晴らしいんですけど。フィリピンロック界でも極めて評価の高いバンブーはリヴァーマヤ出身ですし、今回取り上げますリコ・ブランコもリヴァーマヤにいたんですよ。まあバンブーだのリコ・ブランコだの言ったところで誰にも話が通じないのが悲しいんですけど、わっちの中では「リアム・ギャラガーはオアシスにいた」というのと同レベルの「常識」なのであります。

 というどうでもいい話はさて置き、バンブーが抜けた後にリコがリーダーとなったリヴァーマヤは、英国ニューウェーヴに大きく影響を受けた、寒空を駆け巡るような繊細なギターサウンドが印象的な、フィリピンでは他にあまりいないタイプの孤高のバンドとして存在感を示しておりました。リコが抜けた後のリヴァーマヤは非常に力強い骨太なバンドになりましたから、英国ニューウェーヴ的な要素はリコが持ち込んでいたワケであります。その後ソロになったリコは気分を一新したのか、一時は電脳路線とでも言いましょうか、打ち込みのマシーンビートなんかを使ったデジタルロックをヤッテいたんですけど、2015年発売のこのアルバムでは本来の姿に戻っていて、英国ニューウェーヴ直系の繊細なギターサウンドを中心とした、哀感溢れるロックを演奏しています。

 個人的な好みで言えば、やはりリコはギター中心の繊細なロックの方が似合っていると感じられまして、この方向性は正解だと思います。元々歌があまり上手くなくて、ちょっと頼りなくフラついたりヨレたりしますので、英国ニューウェーヴって歌が下手なのが当たり前でしたからコチラの路線の方が違和感が無い、なんて言ったら意地悪かな?でもリコはコレでイイんですよ。歌が下手でもその分繊細な感覚がよく伝わって来ると言いましょうか、繊細で美しいギターサウンドには力強くて上手い歌よりも、ハンドメイドな感覚があるシロートっぽい歌の方が合う、わっちはそう思っております。英国ニューウェーヴを山ほど聞いて来たわっちが言うのですから、間違いありません!

 久し振りに聞いたリコの音楽ですが、やっぱりリコはリコ、飾らない本来の姿を見せてくれていたのが嬉しいです。現在も地道に英国ニューウェーヴ的な音楽を作っているようですし、このまま末永く活動を続けて行って欲しいと思います。

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2019’11.13・Wed

YASMINE HAMDAN 「AL JAMILAT」

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 レバノン出身の歌手ヤスミン・ハムダンの。2017年のアルバムです。レバノンの歌手としては日本で最も知られている歌手かと思われますが、名前ぐらいは聞いたことがあるという人も多いですよね?中東のマッシヴ・アタックなんて言われたソープキルズというグループのヴォーカリストだった人ですが、このグループは重低音が特徴的なエキゾなエレクトロ音楽をヤッテいましたよね。このソロ・アルバムでも基本的な路線は一緒なんですが、ニューヨークで色々なミュージシャンを迎えて制作したというだけあって、ソープキルズ時代と比べると音の色彩感はグッと増しているように感じられます。コレを聞くと、わっちはドット・アリソンなんかを思い出してしまうんですけど、人工的な照明でキラキラと光っているようなサイケなトランス世界が共通しているかな~なんて思ったりして。

 個人的にはトランシーなサイケ音楽というのは好きなんですけど、わっちが好きなのはエレキ・ギターが醸し出すサイケな感覚でありまして、ぶっちゃけ言うとこの手のエレクトロな音で飾られているのはイマイチ好みではないんですよね~。基本的にわっちは、エレクトロニカとかテクノとかブレイクビーツとかの、まるで音の洪水みたいなエレクトロ音楽は苦手なんですよ。ヤスミンさんのアラブ的な節回しは独特のクールな浮遊感があって面白いんですけど、出来ることならギターとかウードとかの人力の楽器を使って、もっと隙間を生かした音作りにして欲しかったと思います。

 まあこんなことを言っている時点で、わっちの感覚は今の時代から取り残されているってことになるんでしょうけど、やっぱり苦手なモンは苦手だわってことで。コレだったらわっちはヤスミンさんのソロよりもソープキルズ時代の方が好きですね~。エレクトロな音楽に変わりはありませんけど、音作りがシンプルでアラビア~ンなエキゾ感覚が前面に出て来ていますし、何よりもヤスミンさんの歌声が音の中心にありますので。

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2019’11.12・Tue

いーどぅし 「OKINAWAN BLUE」

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 福岡の川端通り商店街には「わしたショップ」という沖縄専門店があるのですが、そこに置いてあった音楽関係の冊子をパラパラとめくった時に、いーどぅしという若い女子2人組が載っていました。沖縄の若い女子歌手なんて次々に出て来ますので、それほど興味があったワケではありませんでしたが、何となく気になりましたのでSPOTIFYで検索したところヒットしましたので、聞いてみた次第であります。実際に聞いてみますとなかなかに爽やかなデュオでありまして、結構気に入ってしまったりして。

 三線のかーなーとギターのなみなみから成るいーどぅしでありますが、2人とも3歳から沖縄民謡を歌い始めたらしく、沖縄県立芸術大学で出会ってピアノやら三線やらでセッション遊びをしていたんだそうです。その内にYOUTUBEにアップした「海の歌」が再生回数200万回を超えて話題となり、本格的に歌手の道を目指したんだそうな。ただ、この2人にはそれほど強烈な沖縄民謡歌手という感覚は無くて、もちろん沖縄的な節回しはシッカリとあるんですけど、どちらかと言えば普通にポップス的な感覚の方が強いと感じられます。そもそも民謡歌手を目指したワケではないようですから、当たり前っちゃあ当たり前なのかもしれませんけど。

 今回の作品は全8曲入りのミニ・アルバムでありますが、「THE WATER IS WIDE」のカバーなんかも含む、美メロ揃いのなかなかの佳作に仕上がっていると思います。何だか美しい砂浜でも歩いているような感覚がありまして、実に爽やかなのがよろしいかと思います。ただ、この2人ってそれほど歌が上手いというワケではないのが、ちょいと残念かな~。キロロの玉城さんみたいな声はいい感じなんですけど、沖縄の歌手って歌がうまいというイメージがありますので、所々で「あれっ、本当に沖縄民謡ヤッテたの?」という部分が出て来るのが惜しいな~って思います。でも人の良さを感じさせる歌声は誰にでも心地好く響くと思いますし、地味ながらも末永く活躍して欲しいという気になる、いい感じのデュオだと思いますよ!

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2019’11.11・Mon

「米中覇権戦争の行方」を読みました!

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 わっちがめっさ信頼している北野幸伯先生の新刊、「米中覇権戦争の行方」を読みました。この手の国際政治関係の本って難しくてわかりにくいというのが常でありますけど、北野先生の場合はとにかくとっつきやすくて読みやすいというのが特徴であります。メルマガ感覚とでも言いましょうか、表現方法もとてもくだけていて、通常のこの手の本であれば「ふぉふぉふぉ。大げさじゃのう。トンデモ系、陰謀論の類じゃな」(3ページ)なんて表現は使わないでしょ?北野先生は難しいことをやさしく楽しく表現する天才と言っても良いかと思います。内容的には相変わらずめちゃくちゃに鋭くて示唆に富んていますので、日本人であれば読んでおいた方が良いと思います。

 まあタイトルは「米中覇権戦争の行方」なんて付いていますけど、実際は今後の日本がどのような戦略を採って生き残れば良いのか、どうすればこの覇権戦争の戦勝国になれるのかということが、本当のテーマになっています。ここではネタばらしはしませんけど、とにかくめちゃくちゃに面白くて役に立つ本ですので、絶対のオススメであります!な~んて言っても完全無視されることはわかっているんですけど、何にしても「戦争はドンパチだけではない」ということは、キッチリと認識しておいた方が良いかと思います。

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2019’11.10・Sun

KAMIKAZEE 「ROMANTICO」

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 前回はフィリピンのロックバンドということでパロキャ・ニ・エドガーを取り上げましたが、パロキャと来ますと弟分のバンドでありますKAMIKAZEEを取り上げないワケには行かないでしょう。あ、このバンドの読みですが、カミカジーというのが本来の発音に近いらしいんですけど、わっちはカミカゼと呼ばせてもらいます。その方が親しみ易い(?)ですので。

 カミカゼはパロキャの弟分だけあって、おかしなパロディ・ソングとかを演奏するコミック・バンド的な要素がある連中ですが、基本的にはパロキャよりも激しいグランジ直系のハードロックを聞かせるバンドであります。パロキャと同様に演奏はメッチャクチャに上手いですし・・・というか、フィリピンのミュージシャンってみんな演奏のレベルが超高いですよね。日本でもその昔(戦後とかです)は、フィリピン人と言えば演奏が上手いと認識されていた時代があったようで、日本に出稼ぎに来ていたフィリピン人ミュージシャンが結構いたなんて話を聞いたことがあります。

 というどうでもいい話はさて置きカミカゼでありますが。今回のアルバムは2012年のアルバムなんですけど、実にカミカゼらしい豪快にハードでヘヴィありながらも抜群のポップセンスが溢れる素晴らしい快作に仕上がっていますね!グランジ直系のハードロックではありますが、欧米の連中にあったような陰鬱さが無いのが良いです。例えば欧米ロックファンには極めて評価が高いニルヴァーナなんかは、本当に陰鬱でしたしね~。カミカゼには陰鬱さが無い代わりに、パロキャにも通じるユーモア感覚と切ない感覚がありまして、個人的にはやっぱりフィリピンのハードでヘヴィなロック最高!って思うワケであります。

 まあとにかく聞いていて単純にテンションが上がる、爽快豪快ハードロックに仕上がっていますので、偏見や勝手な思い込み無しに音楽を聞けるロックファンであれば、必ずやこの連中の素晴らしさをわかっていただけると思います。本当に良いロックを聞きたければ、欧米じゃなくてアジアで探しましょう!

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2019’11.09・Sat

PAROKYA NI EDGAR 「POGI YEARS OLD」

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 SPOTIFYって本当に色々な音楽が配信されていますが、試しにフィリピンの音楽を検索してみると、これまで気になっていたけどブツを入手することが出来なくて聞けなかったアルバムが続々と出て来るんですよ。わっちの大好きなバービー・アルマルビスがソロになる前にヤッテいたバンド、バービーズ・クレイドルのアルバムもありますしね~(狂喜乱舞ですよ!)。逆にバンブーの近年の充実作が無くて以前のアルバムしか入ってないなんてパターンもありますけど、何にしても色々と聞けるのが本当に嬉しいです。そんな中で久~し振りにパロキャ・ニ・エドガーなんて名前を見つけましたので、思わず聞いてしまったのでありました。

 パロキャ・ニ・エドガーはフィリピンのおっさんバンドで、わっちの中での位置づけはコミック・バンドなのでありますが、2016年にリリースされたコチラのアルバムを聞きますと、最早コミック・バンドなんて表現は全く当てはまらないという感じですね。元々演奏はメッチャクチャに上手い連中で、グランジ風のハードロックをベースにしつつおかしなパロディ・ソングをヤッテみせたり、美しいアコースティック・バラードを演奏したりと、捉えどころが無いけれども懐が深い音楽を聞かせるバンドだったと記憶しております。

 今回のアルバムですが、コミック・バンドっぽいふざけた部分は封印して、実に真っ当なハードロックをヤッテいますね。持ち前のユーモア感覚はそのままに、シリアスな面もシッカリと表現出来ていまして、バンドとして更なる成長を遂げていることがよくわかります。演奏自体はかなりハードでありつつ、ホロリとさせるような切なさや哀愁があって、超絶的にレベルが高いフィリピン・ロック界でも指折りの実力を持つバンドであることがよくわかります。メロディ作りのセンスも冴え渡っていますし、まさに聞きどころ満載の作品に仕上がっていると言えるでしょう。

 う~む、流石にパロキャ・ニ・エドガー。ファン・デ・ラ・クルースから連綿と続くフィリピン伝統のヘヴィ・ロックの感覚と、アポ・ハイキング・ソサエティに通じるユーモア感覚溢れるポップ・センスを併せ持つ、極めて優れたロック・バンドでありますね~。全21曲65分なんて長さを全く感じさせない、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。以前からわっちは、現在のロックの中心は欧米なんかではなくて既にアジアに移っていると言っておりますが、このアルバムを聞けばどなたにでも納得していただけるのではないかと思いますよ!

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2019’11.08・Fri

TANIA SALEH 「A FEW IMAGES」

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 レバノンのシンガーソングライター、タニア・サレーの2014年のアルバムであります。レバノンの歌手ですが、何故かノルウェーのシルケリグ・クルチュール・ヴェルクスタ・レーベルからリリースされている作品であります。シルケリグってカリ・ブレムネスとかシリエ・ヴィーグ、シゼル・アンドレセン等々の地元の優れた歌手の静謐なアルバムを出すレーベルという印象があるんですけど、レバノンの歌手の作品を出したりもするんですね~。先日取り上げましたリム・バンナのアルバムも、シルケリグからのリリースでしたけど。

 ところでサレーさんってレバノンのアングラ・シーン出身の人らしいですが、ジャズやら欧米風ポップスやらボサノバなんかの要素が多々入った音楽をヤッテいて、めっさアラブという感覚はあまり無い人ですね。となりますと、アラブ世界よりはヨーロッパの方が活動しやすいのかもしれません。ファイルーズ系の柔らかくて優しい歌声は誰でも抵抗無く聞けるかと思いますし、この音楽性には良く合っていると思います。アラブ的なコブシ回しをシッカリと持ってはいるものの、欧米的な要素とのバランスは絶妙に取れていますので、とても聞きやすいです。言ってみれば、エキゾな感覚があるジャズ・ヴォーカルみたいな感じで聞けるのではないかと。

 まあ考えてみるに、アラブ世界の大歌手でありますファイルーズだって結構欧米的な要素が強いポップスを歌っていますし、この手の音楽が何故メイン・ストリームではなくてアングラ・シーンから出て来るの?という気は致します。しかしアングラという言葉から連想されるような危ない(?)要素はありませんし、もしかしたら歌詞は過激だったりするのかもしれませんけど、ドリーミーで心地好い響きを持ったサレーさんの音楽は、ポップス好きにはアピールすると思います。ファイルーズがお好きな方にも、普通のポップス・ファンの方にも、是非聞いていただきたい音楽ですね~。

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2019’11.07・Thu

RIMA KHCHEICH 「OMBRE DE MON AMANT」

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 レバノンの歌手リマ・ヘシェイク(と読むのかどうかは知りません)の、今年発売のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYサーフィンで偶然発見致しましたので聞いてみた次第であります。とりあえず何も知らない状態ですのでちょろっとだけネットで検索してみますと、ジャズのエンヤ・レーベルからアルバムを出したことがあるらしく、アラブとジャズを融合した音楽をヤッテいるという情報がありました。しかし今回のアルバムを聞いてみますと、ジャズという雰囲気はありませんね。ジャズというよりはクラシックに近いように感じられますが、バックの音を出来る限り削ぎ落として、ファイルーズにも似たリマさんの歌をジックリと聞かせる、静謐なアラブ歌謡になっています。何と言いますか、神秘のアラブ世界に足を踏み入れたとでも言いましょうか、他に人が全然いない白を基調としたアラブの美しい街並みを歩いているような気分になって来る音楽ですね。

 とりあえずはこの新作に関する情報は無いに等しい状態でありまして、本人がどういう意図をもって作ったのかはよくわかりませんけど、最近わっちの中でちょいと盛り上がりつつあるアラブ・アンダルース音楽の範疇に入る音楽だと感じられまして、個人的にはめっさ興味深く聞けます。アラブ音楽ではあってっもアラブ的要素が濃密という感じではなくて、セファルディの音楽みたいなヨーロッパ的要素もシッカリと感じられる音楽なのがステキです。聞いていると、地中海の風がそよそよと吹いて来るとでも言いましょうか(?)。フワフワとしていて透明感のあるリマさんの美しい歌声も、とってもわっち好みです。

 いや~、実に素晴らしいではないですかリマさん。簡素な作りである分ニュアンス豊かに感じられまして、想像(妄想とも言う)が広がって行くのがよろしいかと。何故だかカプリ島辺りで見た美しい地中海の景色が見えてくるような気がして、懐かしい気分になって来る今日この頃なのであります~♪

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2019’11.06・Wed

RIM BANNA 「THE MIRRORS OF MY SOUL」

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 SPOTIFYサーフィンをしていたらですね、見つけてしまったんですよ!何をって、パレスチナの歌手リム・バンナの2005年のアルバムをですよ。このアルバム、以前からず~っと聞いてみたいと思っていたんですよね~。実は神戸は元町にあったリズム・キングスという今は亡きワールド系音楽専門店で見かけて、買おうかどうか迷ったことがあったんですよ。しかし輸入盤で1枚2000円を超えていましたので、高いな~と思って買わなかったんですよ。その後やっぱり欲しいと思って探したんですけど、見つかるはずも無く現在に至るという状態でありました。しかしこの度SPOTIFYで発見してしまいまして、聞かせていただいた次第であります!

 ところでリムさんって「抵抗するパレスチナの闘士」みたいな目で見られることが多いですし、まずはそこから興味を持つ人も多いんじゃないかと思います。ちなみに今回のアルバムは、イスラエルで捉えられている全てのパレスチナ人・アラブ人の政治犯に捧げられているそうです。わっちはこの美麗なジャケを見て「欲しい!」と思っただけで、パレスチナ云々は後で知ったという相変わらずのケーハクさ加減でありますが、何にしてもSPOTIFYのおかげでこうやって聞くことが出来るのが嬉しいです。

 そして実際に聞いてみたリムさんのアルバムでありますが、リリースがノルウェーのシルケリグ・クルチュール・ベルクスタ・レーベルということがあるのか、それともリムさんの音楽性が元からそうなのかは知りませんけど、欧米のロックとかジャズの影響が強い音楽をヤッテいますね。パレスチナの音楽ってアラブ的なクセが少なめですので、欧米的な要素との相性は良いかと思いますが、アラブっぽい雰囲気はシッカリ残しつつクールでカッコいいロックに仕上げているのがステキです。ただ個人的には、リムさんの歌声がもうちょっとキレイな声だったらな~って思ったりして。響き成分少な目の歌声が、ちょっとガサツっぽく聞こえますので。しかしこの声だからこそ力強い決意表明みたいなモノが感じられるのも事実ですので、コレはコレでOKなんだと思います。

 まあこうやって出会うことが出来たリムさんでありますが、残念なことに昨年の3月に乳癌でお亡くなりなんだそうです。享年51歳。志半ばで倒れたのか、それとも十分に満足の行く人生だったのかは存じませんが、リムさんのご冥福及びリムさんの遺志を継ぐ歌手が出て来ることをお祈りしたいと思います。

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2019’11.05・Tue

「親日派のための弁明」を読みました!

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 韓国人の作家であり評論家でありますキム・ワンソプ氏による「親日派のための弁明」を読みました。本自体は随分前にブックオフで200円で買っていたんですけど、なかなか読む機会が無くて、ほったらかしになっていたのであります。しかし文在寅という北朝鮮のエージェントみたいな異常者が韓国の大統領になったことで、本当に日韓戦争(勿論ドンパチじゃなくて情報戦ですよ)が始まってしまいましたので、敵のことをもっと知る為にも「革命的な評論書」と言われている本書を読んでみたのでありました。

 史実を丹念に且つ淡々と読み解いて行くこの本でありますが、読み進むほどに如何に韓国が国民に嘘の歴史を教え、反日を異常な執念で刷り込んでいるかがよくわかります。その結果が現在の「反日イコール愛国」という、ワケのわからない韓国の国民感情であります。シンシアリー氏の本と併せて読めば、その辺のことはよくわかるかと思いますが、徴用工問題にせよ慰安婦問題にせよ、「日本は放射能で汚染されているニダー!東京オリンピックをやめろニダー!」発言にせよ、「台風は天罰ニダー!日本人はもっと死ねニダー!」発言にせよ、日本に対する嫌がらせや誹謗中傷等々の常軌を逸した言動は全て、韓国人にとっては愛国になるワケであります。日本を絶対悪とみなして、そんな日本を成敗する韓国はいつでも正しい、絶対悪の日本には何を言っても良いし何をしても良い、それが正しい愛国者なワケですな。

 何にしてもこういう本は日本人も韓国人も全員が読む必要があるかと思いますが、韓国ではこの本は有害指定やら何やらで発禁処分になっているそうです。歴史の事実を隠蔽し、親日的な発言を一切許さないという、言ってみればとんでもない言論統制社会でありますが、それが韓国という国であります。日本人としてこんな国は理解不能ですし、共感することなんて出来ませんよね?親日は絶対に許さないだけでなく、反日の為であれば法律も条約も全て無効であって当然だと考えるような法治国家でも何でもないワケわからない国、それが韓国であります。そんな国には付き合っていられないわい!と考える日本人が増えているのは当たり前でしょう。

 とにかく知れば知るほど嫌いになる不思議の国「韓国」でありますが、この本を読むと韓国と仲良くすることは不可能との思いがより強くなりますね。中国という巨大な敵を前にして、戦略的には日本は韓国との関係を修復する必要があるのでしょうが、とりあえずは北朝鮮のエージェントとしか思えない文在寅が大統領の間は関係修復が出来るワケありませんので、文の任期が終わって少しはマシな大統領が出て来るのを待つしかないでしょう。その間は完全に断交しても良いのではないかと思う今日この頃。まあ、アメリカがそれを許すとは思えませんけど。

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2019’11.04・Mon

RACHID TAHA 「JE SUIS AFRICAIN」

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 ラシッド・タハって亡くなったんですよね。何だか難しい病気と長年闘っていたらしいです。亡くなったのは昨年の9月12日だそうです。享年59歳。ご冥福をお祈り致します。わっちは決してラシッド・タハの良い聞き手ではありませんでしたし、巷のワールドミュージッカーの間でタハのアルバムが話題になってもゲットしようとはしませんでした。だってあんまり歌上手くないですし、味わいに欠ける歌手だと思っていましたので。そんなわっちでもタハのアルバムは何枚か持っていますし、ソロになる前にヤッテいたアラブロック・バンド、カルト・ド・セジュールのLPだって持っています。タハって、わっちにとっては「興味はあまり無いけど無視は出来ない」存在だったのであります。やっぱりマグレブ系移民歌手としては、絶大なる人気と信頼を得ていましたので。ですので訃報はちょっとショックでしたね~。

 そんなタハさんの遺作が今年発売されたコチラのアルバムでありまして、いくらわっちがタハさんの良い聞き手ではないとは言え、無視するワケには行かないでしょうってことで聞いてみた次第であります。実際に聞いてみますと、やっぱり味わいに欠ける歌だな~と思うんですが、コチラの感傷的な気分もありまして、ヨレヨレの歌でも許してしまえると言いましょうか、病気のせいで自由には動かせない体を奮い立たせながら歌っている姿を想像してしまいまして、何だか冷静には聞けないんですよね~。

 このアルバムが良い作品なのかどうか、正直言って今のところは何とも判断し難いのでありますが、アラブロックともシャアビとも言えない悟りの境地に達したような「HAPPY END」という曲をを聞いていると、短い人生だったとは言えタハさんは人生を十分に生き切ったんだろうな~という気がして、ちょいと救われたような気分になりますね。わっちにとってのタハさんはこれまで通り「興味はあまり無いけど無視は出来ない」存在であり続けそうですけど、今後タハさんの影響を受けた若い世代の連中がどのような音楽を聞かせてくれるか、それが楽しみであります。

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2019’11.03・Sun

YOUSSRA EL HAWARY 「NO’OUM NASYEEN」

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 クウェート出身で現在はエジプトのインディーズ・シーンで秘かに人気沸騰中らしいアコーディオン奏者でシンガーソングライターの、ユッスラ・エル・ハワリー(と読むのかどうかは知りません)の2017年発売のデビューアルバムであります。そう言えばアラブ音楽でアコーディオン奏者なんて記憶に無いな~と思いまして、どんな音楽をヤッテいるのか興味津々で聞いてみたのであります。

 ところでアコーディオンと言えば、わっちはチャラン・ポ・ランタンをすぐに思い浮かべてしまうのですが、現在はめちゃくちゃに幅広い音楽性を誇るチャラン・ポ・ランタンですけど、初期の頃はシャンソンっぽいちょいと退廃的な感覚の音楽をヤッテいましたよね。ユッスラさんは初期のチャランポに似たところがありまして、パッと聞いたところではアラブ的な要素は希薄で、実はフランスのシャンソン歌手ですよ~と言っても通用しそうな音楽をヤッテいます。と言いますか、わっちの耳にはフランスの音楽にしか聞こえません。こういう音楽を何故エジプトでヤッテいて、しかも何故人気があるのかが全然理解出来ないのですが、エジプトってフランスの音楽って人気あるんでしたっけ?

 思い出してみれば、フランスのジェーン・バーキンがアラブ風アレンジの音楽をやったこともありますし、意外にフランスの音楽とアラブ音楽は相性がイイと思われます。フランス側からアラブ音楽へのアプローチがあるのであれば、その逆があってもおかしくはないですし、これまでアラブ側でもそのような試みをした人はおそらく多々いたのではないかと思います。ただそれがなかなか表面化しなかっただけで、やっと今の時代になってユッスラさんという才能が飛び出して来て、人気を博しているということなのでありましょう。

 まあ何だかよくわからない人ではあるのですが、エジプトでフランス音楽という謎の部分は置いとくとして、単純に音楽として魅力的であるのは間違い無いと思います。チャランポだって日本のグループなのにフランスの音楽っぽかったりしますし、どこの国の人がどこの国の音楽に影響されていようと、ヤッテいる音楽自体が楽しくて面白ければそれでイイんだと思います。世界中の色々な情報が一瞬で世界を駆け巡るような時代ですから、思わぬところで思わぬ音楽が出て来ても不思議ではありませんし、その点ではユッスラさんって普通に同時代的な歌手なんだと思います。わっちも最初はエジプトで活動している歌手ってことで、アラブっぽいアコーディオン音楽を期待していたんですけど、コレはコレでとっても好みの音楽ですので、無責任に楽しませてもらっております。

 言わせてもらえば、アコーディオンの演奏はチャランポの小春の腕前には全然及びませんし、歌もそんなに上手いワケではありませんので、技術的な面ではもっと腕を磨いてもらう必要があるかと思います。でもアラブ地域から飛び出して来たユニークな歌手として、暫くは注目しておく必要があるかな~と思っております。

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2019’11.02・Sat

CIMBALIBAND ES DANICS DORA 「IRAM」

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 ハンガリーのフォークグループでありますシンバリバンドと、同じくハンガリーのロック系歌手ダニチャ・ドーラによる、今年発売の共演アルバムであります。ドーラさんはハンガリーではかなり有名な二世タレントさんらしいですが、日本でこの人の名前なんて聞いたこと無いですよね~。当然わっちも全然知らなかった人ですが、SPOTIFYでサローキ・アーギなんかを検索している時に偶然引っ掛かって来まして、美人さんっぽいので聞いてみた次第であります。

 コチラのアルバムでヤッテいるのはポップスではなくて、もう殆どバリバリの民俗音楽という感じのハンガリーのフォークミュージックであります。通常はポップスとかロックを歌っているらしいドーラさんが、何故フォークバンドのシンバリバンドと組んだのかはわかりません。意図的にハンガリー人としてのアイデンティティをアピールしようとしたのか、それともハンガリーではこの手の伝統音楽が普通に身近にあるのか、それとも他の理由があるのか、ネットで調べてもよくわかりません。どなたか事情をご存知の方がいらっしゃったら、是非お教え下さいませ~♪

 まあそんな裏事情は置いといてコチラのアルバムですが、コレが実に面白いんですよ。スピード感があるキラキラと輝くような響きを持ったシンバリバンドの演奏と、キレイな顔にはあまり似合わない品の無いガサツっぽいドーラさんの汚い(?)ドラ声が、物凄く土俗的で野卑なパワーを放っているのであります。「ワシ等の村ではこんな音楽で、みんなで歌って踊って楽しんでまんねん!」というような、土地に根ざした図太い根っことか生命力が感じられる音楽ですね。何だかズペインの土俗的なフラメンコにも似た民衆のパワーがビシバシに感じられる、実に活力溢れるステキ音楽であります。聞いていると一緒に踊り出したくなりますよ!

 ヤッテいるのは東欧らしいアラブの影響がシッカリと感じられる音楽ですが、アラブ・アンダルース音楽みたいな優雅さは全く無いものの、意味不明のヤケクソ的なパワーが感じられるこういう音楽もまた良いモノでありますね~。この猛烈な勢いに、わっちは完全に魅了されてしまったのでありました。闇雲なパワーとか元気を注入したい人には、是非ともオススメしたい音楽であります!

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2019’11.01・Fri

梁静茹 「我好嗎」

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 わっちの大好きなマレーシア出身の台湾で活動する歌手、梁静茹の今年発売のアルバムであります。結婚してほぼ引退状態になっていましたけど、こうやって復活してくれて非常に嬉しいですね~♪やはりファンとしては、好きな歌手には末永く活動して欲しいモノであります。特に梁さんは、個人的には中華系ポップス歌手の中では一番好きな人ですので、これからもコンスタントな活動をして行って欲しいと願っております!

 それにしても梁さんですよ、以前からわっちはこの人のことを「一曲入魂タイプのアジアン・ソウル歌手」なんて言っておりますけど、暫くのブランクを経てリリースした今回の作品でも、基本的には何も変わっていませんね。1曲に込める熱量と感情は相変わらずで、久し振りに作ったアルバムだからということもあるんでしょうけど、全く気合を抜くこと無く全曲を歌い上げているって感じです。歌い上げるとは言っても別に声を張り上げたりするのではなくて、どちらかと言えば静かに淡々と歌っているんですけど、その歌い口に込められたユラユラと燃え上がるような情念が、ヒシヒシと伝わって来るんですよ。今回のアルバムは肩の力を抜いたような軽めの曲は1曲しか無くて(9曲目ですね)、とにかく物凄い熱量で押して来る作品となっておりますが、そのあまりの濃密さに、わっちはちょいと息苦しさを感じてしまったりして。しかしその濃密さが嬉しい、そう思っております。

 やはりブランクはあっても梁さんは梁さん以外の何者でもない、それが確認出来て本当に良かったと思います。今回はスロー~ミディアムの曲ばかりですけど、久し振り~な梁さんの歌をジックリと味わうには丁度良いですし、充実の歌唱盤に仕上がっていると感じられます。何にせよ、今後も中華ポップス界唯一無二のアジアン・ソウル歌手として、素晴らしい歌を歌い続けて行って欲しいと思います。やっぱり梁さんはいつでもどこでも最高だ~っ!

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