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2019’11.09・Sat

PAROKYA NI EDGAR 「POGI YEARS OLD」

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 SPOTIFYって本当に色々な音楽が配信されていますが、試しにフィリピンの音楽を検索してみると、これまで気になっていたけどブツを入手することが出来なくて聞けなかったアルバムが続々と出て来るんですよ。わっちの大好きなバービー・アルマルビスがソロになる前にヤッテいたバンド、バービーズ・クレイドルのアルバムもありますしね~(狂喜乱舞ですよ!)。逆にバンブーの近年の充実作が無くて以前のアルバムしか入ってないなんてパターンもありますけど、何にしても色々と聞けるのが本当に嬉しいです。そんな中で久~し振りにパロキャ・ニ・エドガーなんて名前を見つけましたので、思わず聞いてしまったのでありました。

 パロキャ・ニ・エドガーはフィリピンのおっさんバンドで、わっちの中での位置づけはコミック・バンドなのでありますが、2016年にリリースされたコチラのアルバムを聞きますと、最早コミック・バンドなんて表現は全く当てはまらないという感じですね。元々演奏はメッチャクチャに上手い連中で、グランジ風のハードロックをベースにしつつおかしなパロディ・ソングをヤッテみせたり、美しいアコースティック・バラードを演奏したりと、捉えどころが無いけれども懐が深い音楽を聞かせるバンドだったと記憶しております。

 今回のアルバムですが、コミック・バンドっぽいふざけた部分は封印して、実に真っ当なハードロックをヤッテいますね。持ち前のユーモア感覚はそのままに、シリアスな面もシッカリと表現出来ていまして、バンドとして更なる成長を遂げていることがよくわかります。演奏自体はかなりハードでありつつ、ホロリとさせるような切なさや哀愁があって、超絶的にレベルが高いフィリピン・ロック界でも指折りの実力を持つバンドであることがよくわかります。メロディ作りのセンスも冴え渡っていますし、まさに聞きどころ満載の作品に仕上がっていると言えるでしょう。

 う~む、流石にパロキャ・ニ・エドガー。ファン・デ・ラ・クルースから連綿と続くフィリピン伝統のヘヴィ・ロックの感覚と、アポ・ハイキング・ソサエティに通じるユーモア感覚溢れるポップ・センスを併せ持つ、極めて優れたロック・バンドでありますね~。全21曲65分なんて長さを全く感じさせない、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。以前からわっちは、現在のロックの中心は欧米なんかではなくて既にアジアに移っていると言っておりますが、このアルバムを聞けばどなたにでも納得していただけるのではないかと思いますよ!
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