FC2ブログ
2019’12.31・Tue

2019年ベスト10

 さて、今年のベスト10の発表であります。誰もわっちのベストなんぞには興味無いでしょうけど、恒例行事ですのでヤッテおかなければ1年を締め括ることが出来ませんので。ベストの対象は、昨年から今年にかけて発売された作品であります。それでは早速。

1,チャラン・ポ・ランタン 「ドロン・ド・ロンド」(日本)
音楽的な幅広さ・歌と演奏の充実具合、どれを取ってもこれまでで最高の充実盤に仕上がりました。ライヴも最高に楽しいです!
pcharanporantan008.jpg

2,竹原ピストル 「IT’S MY LIFE」(日本)
ライヴは最高だけどCD作品はイマイチだったピストルさんが、やっと納得出来るスタジオ録音盤を出してくれました!
ptakeharapistol005.jpg

3,EMILY SCOTT ROBINSON 「TRVELING MERCIES」(アメリカ)
素朴な田舎女子が作り上げる素朴で瑞々しいフォークが実に新鮮で、体に沁み渡ります。
pemilyscottrobinson001.jpg

4,SAMIDA 「ALACA」(ジョージア)
極めて優れた3姉妹コーラスグループによる、極めて優れたコーラス盤。是非来日して下さい!
psamida001.jpg

5,BISH 「CARROTS AND STICKS」(日本)
爆裂女子アイドルグループが放つ、激烈でグチャグチャながらもガラス細工のような繊細な美しさがある逸品。
pbish001.jpg

6, IONA FYFE 「AWAY FROM MY WINDOW」(スコットランド)
素晴らしい歌手が揃うスコットランド女子フォーク勢の中でも飛び抜けた才能を持つ、若手最高峰歌手の実力発揮盤。
pionafyfe001.jpg

7,SHE’S 「NOW AND THEN」(日本)
天真爛漫なアイドルっぽい声で猛烈にポップな曲を歌う若手男子ロックバンドによる、軽快なスピード感溢れるポップ盤。
pshes001.jpg

8,CIMBALIBAND, DANICS DORA 「IRAM」(ハンガリー)
オラが村のお祭り的な祝祭感覚と親しみ易い野卑さがある、土俗的パワー溢れる愉快盤。
pcimbaliband001.jpg

9,水谷果穂 「深呼吸」(日本)
キレイだけど地味であまり目立たなかった女優さんが、専門職の歌手に負けないポップで爽やかなステキ盤を突然出してくれました!
pmizutanikaho001.jpg

10, KITTY MACFARLANE 「NAMER OF CLOUDS」(イングランド)
スコットランド的な感覚を持ったイングランド若手歌手。今後に大いに期待したいです。
pkittymacfarlane001.jpg

 以上の10枚であります。時点はみゆな、スデン・アイカ(フィンランド)等。新人賞はみゆな。今年はSPOTIFYで音楽を聞き始めたことで、CDを全然買わなくなった代わりに世界中の色々な音楽を聞けるようになって、非常に充実した音楽ライフを送ることが出来ました。お陰でベスト選びはかなり大変でしたが、ここ数年ではバラエティに富んだ作品が揃ったかと思います。まあ日本の作品が5枚ですから、いつも通りに日本に偏っているっちゃあその通りなんですけど。来年も今年と同様にSPOTIFYを利用して、世界中の色々な音楽を楽しませてもらえたらと思っております。

 今年もワタクシのボログにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。来年もボチボチと更新を続けて行きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。

コチラが新人賞のみゆな
pmiyuna001.jpg
スポンサーサイト



Categorieベスト  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2019’12.30・Mon

実は関西に行ってました!

 12月27日は有給休暇を取って、26日の夜から車をぶっ飛ばして関西に行って、本日朝に戻って参りました。今回はプランテーションには行かず、中古盤屋やブックオフなんかでブツを探すことも殆どありませんでした。やはりSPOTIFYを始めてしまいますと、本当にブツを探す気なんて全く無くなってしまいますね~。ちょいと中古盤屋を覗いたりしましたけど、軽く見て回っただけで全く探す気も買う気も起きず、そんなことよりもっと他の事をしたいな~なんて思ったりしたワケで、人間変われば変わるモンだと思います。今回は街歩きやグルメやその他の買い物がメインでありました。今回の衝撃(?)は、スターバックスでプロのバリスタのドリップの技を見せてもらったことでしたね~。雑味が一切無く、冷めても酸味が全く出て来ないコーヒーは、個人的には本当に衝撃的でありました。

 そして今回のもう一つの新体験は、ネットカフェ泊であります。26日の夜は(と言うか、27日の午前2時半着でしたが)姫路にて車中泊、27日は尼崎でホテル泊、続く28日に神戸でネットカフェに泊まったのであります。ネットカフェなんてこれまで全く入ったことがありませんでしたが、ホテル代わりに利用出来ると聞いていましたので、とりあえず一度利用してみようってことで、三宮にありますアットワンという店に行って、8時間ナイトパックなるモノを試してみたんですよ。フラットで寝ることが出来る個室タイプのペアブースに嫁さんと入ったのですが、車で寝るより広くてテレビもパソコンもありますし、トイレもシャワー(別料金)もあり~のソフトドリンクの飲み放題あり~のマンガ大量にあり~のDVD見放題あり~の、なかなかに充実していて良かったと思います。2人で5千円ちょいですから、ホテルに泊まるより安いですし。結論としては、「今後も利用出来る」ってことで。

 まあ、行きたかった店が年末休みで閉まっていたり、高速道路が事故で突然通行止めになっていたり、ちょいちょいとハプニングはありましたけど、とても充実した関西の旅になりました。来年もまた関西に行けることを楽しみにしております。次回からはホテルじゃなくてネットカフェ泊がメインになるかな?

Categorieその他  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.25・Wed

RONSY 「JUURELIEVIA TARINOITA」

pronsy001.jpg

 フィンランドの女性3人組ロンジー(と読むのかどうかは知りません)の、2015年発売のアルバムであります。このグループはかの有名な(?)カンテレ奏者マイア・カウハネンを中心に2007年に結成されまして、他に名前の読み方がわからないアコーディオン女子とダブル・ベース女子がメンバーとなっております。ちなみにアコ女子がKAISA RISTILUOMA,ベース女子がHELMI CAMUSであります。読み方わからないでしょ?ちなみにマイアさんって日本でライヴをヤッタことがあるそうです。

 このグループの音楽はフィンランドの伝統的なフォークをベースにしていて、そこに現代的なフォークの要素を取り入れているんだとか。フィンランド音楽ド素人のわっちには、一体どれが伝統的なフォークの要素でどれが現代的なフォークの要素なのかはよくわかりませんが、この3人の女子が紡ぎ出す音楽が面白いということはわかります。あまり聞き慣れないメロディラインとアンサンブルの響きではありますが、その分新鮮に感じられると言いましょうか、何だか珍しいモノを聞いたな~って気分になるのであります。勿論物珍しさだけではなくて、確かな演奏力と歌唱力に裏打ちされた音楽自体が魅力的であることに間違いはありません。

 ただ、これまで取り上げましたフィンランドのグループは、カルデミンミットにしてもトゥーレタルにしても基本的にコーラスを中心にした音楽ですので、ある程度の親しみ易さとかわかり易さがあるかと思うんですよ。でもこのロンジー(と読むのかどうかは知りません)の場合は達者な楽器演奏が中心になっていまして(歌もありますよ)、時に不安感を煽るような耳障りな不協和音をワザとヤッテみせたりしますし、1曲が普通に6分とか7分位ありますから、もしかしたら結構親しみ難いのではないかと感じられるのであります。要は前衛音楽みたいな雰囲気がありますので、言ってみれば「素人お断り」みたいに感じられる音楽なのではないかと思うのであります。

 とは言え、テキトーでケーハクなわっちにその魅力が伝わる音楽ですから、実は意外にスンナリと数多くの人の耳を捉える音楽なのかもしれません。透明感のある音は美しいですし、マイナー調の哀感があるメロディは独特の響きを持っていますが、実は日本人好みかもしれません。可憐な歌声もイイ感じですし。まあ何にしてもわっちにはとっても新鮮に感じられる音楽ですし、これまで耳にすることが出来なかったこの手の音楽を聞くことが出来て単純に嬉しい今日この頃なのであります。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.24・Tue

BACK NUMBER 「MAGIC」

pbacknumber001.jpg

 ショボくれた情けない男の歌を歌わせたら天下一品のバンド、バックナンバーの今年発売のアルバムであります。前から聞きたかったアルバムなんですけど、SPOTIFYに入ってなくて全然耳にする機会が無く、この度ようやく聞くことが出来た次第であります。J-POPの売れている連中って結構SPOTIFYに入ってなかったりしますから、意外に(?)聞きたくても聞けないって場合があるんですよね~。RADWIMPSとか米津玄師とかもそうですし。しかし、最近になってサザンオールスターズが一気に1000曲近くSPOTIFYにアップされたという例もありますから、今後は配信サービスにもどんどんアップされるかもしれませんけど。

 ところでこのバックナンバーですが、元々わっちは全然興味が無かったんですよ。しかし今年の初めに放送された深田恭子主演のドラマ「初めて恋をした日に読む話」でこの連中の情けなくも美しい「HAPPY BIRTHDAY」という曲が使われていて、一気に超気になるバンドになってしまったんですよね~。で、この曲を収録したコチラのアルバムをようやく聞くことが出来たワケでありますが、ウジウジしたラヴソングがダラダラ続くのが実に良いですね。どの曲もメロディ自体は非常に良いですし、躍動感に溢れる曲もあったりするんですが、全曲を作詞作曲している中心人物であります清水依与史というおっさんが歌うと、何をどうやってもショボくれた情けない男の歌に聞こえてしまうんですよ。ホンマ、不思議なおっさんですね。曲によってはレミオロメンみたいに聞こえる時があるのは、ちょいとキモいんですけど。

 ただ、この情けなさ具合がよくわかると言いますか、「ああそうか、そうだよな」(HAPPY BIRTHDAYの歌詞)と共感出来てしまうんですよね~。自分にもこんなことあったな~とか、ワシもそう思ったことがあるな~とか、男だったらよくわかる部分が多々あるかと思います。この連中は意外にも(?)女子に大人気なんだそうで、女子が聞いたら「カワイイ!」とか「守ってあげたい!」みたいに思うのかもしれませんけど、おそらく男の方がしみじみと共感出来るバンドだと思います。と言いますか、こんな情けなくてカッコ悪いバンドが女子に人気があって良いのでしょうか?まあ最近は女子の前で男がメソメソと泣くのが普通らしいですが、そんな今の時代を一番シッカリと捉えて表現出来ているのが、このバックナンバーというバンドなのかもしれません。

 な~んてことを考えると、この連中の音楽は時代の最先端を走っているような気もします。在り方としては、野武士のような竹原ピストルなんかとは対極という感じですね。でも、ピストルさんの活火山大爆発みたいな歌が大好きなわっちが、何故だかバックナンバーも好きというのが、自分でも不思議です。まあわっちは元々が情けない男ですから、根はバックナンバーなんでしょうけど。

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.23・Mon

BOMBES 2 BAL 「DANSE AVEC TA GRAND-MERE」

pbombes2bal001.jpg

 フランスはオクシタニア圏のグループ、ボンブ・ド・バルの2004年のアルバムであります。オクシタニアのダンス音楽とブラジルのフォホーを融合した音楽をヤッテいるバンドですね。わっちはフォホーってあんまり聞いたことが無いんですけど、フォホーの大御所ルイス・ゴンザーガって確かにこんな感じの牧歌的な音楽をヤッテいたような記憶があります。ただ、ボンブの音楽にはオクシタニアのダンス音楽がベースにありますから、より踊れると言いましょうか、祝祭感覚が強化されているように感じられますね。

 それにしても一体何故フォホー?という疑問はありますけど、女性2人によるバカっぽい歌とノンビリホンワカした極楽温泉みたいな演奏を聞いていたら、そんなことは段々どうでもよくなって来ますね~。みんなで手と手を取り合って輪になって踊ればそれで良しと言うか、本当にそれだけでOKな音楽だと感じられます。ですから難しいことなんか考えずに、ただ楽しく聞いていればそれで良い、そういう音楽だと思います。村の皆が楽しみしていたダンスパーティがめっさ盛り上がってまっせ~♪って感じですので、便乗して楽しませてもらうのが正解~ってことで。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.22・Sun

FABULOUS TROBADORS 「DUELS DE TCHATCHE」

pfabuloustrobadors001.jpg

 フランスはオクシタニア圏出身のグループ、ファビュルス・トロバドールの2003年のアルバムであります。このジャケってワールド・ミュージッカーの間ではかなり有名かと思いますし、多分評判になった盤かとおもいますが、当時はあまりオクシタニアの音楽に興味が無かった(東南アジアの音楽に目覚めた頃でした)わっちは、気にはなりつつも聞かずじまいだったんですよね~。当時はこんな盤なんて入手出来ませんでしたし。しかしSPOTIFY時代になってこうやって無事に聞くことが出来て、本当に有り難いモノだと思っております~♪

 このファビュルスはオクシタニアの吟遊詩人でありますトロバドールの伝統を汲んでいるグループですが、オクシタニアのトロバドールの伝統はスペインからポルトガルを経てブラジル北東部まで広がっているんだそうです。ブラジルに伝わったトロバドールの伝統は即興問答音楽のスタイルに変化していて、ファビュルスはそのスタイルを取り入れた音楽を展開しているとのことです。最初この音楽を聞いた時、わっちにはバックのビートを叩き出す楽器の音がパンデイロに聞こえまして、随分ブラジルっぽい響きがある音楽だな~と思ったのですが、実際に使っている楽器がパンデイロなのかタンバリンなのかは不明ですけど、ブラジルっぽいと感じたのは間違いでは無かったようです。

 この音楽の基本的なスタイルは、タンバリンと口楽器とラップみたいな早口のしゃべくりで繰り広げられるようですが、このアルバムでは曲によってギターやベース、アコーディオンや色々なパーカッション等も使われています。でも、だからと言って基本スタイルから外れているワケではなさそうでして、あくまで「しゃべくり」が中心となっているのがよろしいかと思います。おっさん2人によるオック語の掛け合い漫才みたいなやり取りは、言葉は全くわからないですけど、妙にユーモラスで聞いているだけで楽しいです。言葉がわかればもっと面白いのかもしれませんが、わからない分言葉の響きやビート感とかがダイレクトに感じられるとも言えまして、ラガマフィンでも聞いているような感覚で楽しめるかと思います。

 イヤイヤ、実に面白いではないですかファビュルス・トロバドール。ラップよりは遥かに音楽的ですし、元々はゲットーの音楽だったんでしょうけど火花が散るような激しい応酬とかではなくて、ユーモア感覚溢れる名人達による至芸みたな感じなのがイイですね。コレはハマってしまいますわ!

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.21・Sat

LAUREN TATE 「SONGS FOR SAD GIRLS」

plaurentate001.jpg

 先日取り上げましたハンズ・オフ・グレーテルの中心人物ローレン・テイトの、今年発売のソロ・アルバムであります。ローレンちゃんって元々はソロで活動していて、その後ハンズ・オフ・グレーテルを結成したらしいです。グループと並行してソロもヤッテいるワケで、なかなかに創作意欲に溢れる良い娘でありますな。でもバンドもソロも同じ様な音楽をヤッテいるのであればあまり意味はありませんが、ローレンちゃんはバンドではハード&ヘヴィなロック、ソロでは心の中の澱を吐き出す独白みたいな哀愁漂う音楽と、シッカリ使い分けているようであります(ソロでもヘヴィ・ロックな曲はありますが)。

 ココで聞けるローレンちゃんの歌は、バンドの時の爆裂娘ぶりは封印して、モヤモヤフツフツと沸き上がって来るマグマのような情熱を、内側に溜め込むようにしているのが印象的ですね。しかもどの曲も悲しげで切ない雰囲気があります。どちらかと言えばバンドの時よりもコチラのソロの方がローレンちゃんの闇の深さが鮮明に浮かび上がっておりまして、怖さとか狂気を感じてしまいます。しかし、今大流行のビリー・アイリッシュみたいな陰々滅々とした病気っぽい暗さではありませんし、誰もが平均的に抱えているようなモヤモヤ感とかイライラ感を代弁しているような感覚ですので、意外に共感出来る音楽になっているのではないかと思われます。

 まあ何にしてもローレンちゃんの音楽ですから、わっちは基本的に支持してしまうのであります。ただ一つ、ちょい気になっているのが、ジャケで手に持っているのが口紅なのかタバコなのか、どっちなのかな~って。多分口紅ですけど、もしタバコだったらわっちはタバコが大嫌いですので許せません。ローレンちゃんがタバコを吸うのだとしたら、コレはやめさせなければなりません。カワイイお顔をパンパン引っ叩いて、「タバコを吸うと、口からウ○コみたいな匂いがして来るからやめなさい!」と言ってあげましょうか。ローレンちゃんにウ○コ臭はいけません。

 というどうでもいい話はさて置き、個人的にはソロのローレンちゃんよりは、バンドで爆裂しているローレンちゃんの方が好きですけど、タイトルにもあります通り、悲しさを感じている女子達には響く音楽に仕上がっていると思います。でも悲しい女子だけでなく、イラつく男子にもカワイイ娘が好きなおっさんにも、幅広い層にオススメ出来る作品かと存じます。何にしても、わっちはローレンちゃんの音楽ですから好きですよ~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.20・Fri

SKATING POLLY 「THE MAKE IT ALL SHOW」

pskatingpoly001.jpg

 アメリカの女2男1のロックバンド、スケーティング・ポリーの、昨年発売のアルバムであります。全く見たことも聞いたことも無い連中ですが、ソープ・ガールズ辺りから広げて行ったら引っ掛かって来ました。とりあえずはカワイイんだかブスなんだかよくわからない連中ですが、素朴な田舎娘みたいな佇まいがイイ感じですので、聞いてみた次第であります。

そんなに可愛くないか。
pskatingpoly002.jpg

 この連中は、ネットで調べてみるとパンクに分類されているようですので、聞く前はソープ・ガールズみたいなポップなハードロックを想像していたのですが、実際に聞いてみますとかなり違った感じですね。ルックスの通りと言いましょうか、あまり派手なところは無くて、素朴な手作り感覚の音と言って良いかと思います。例えば昔のレインコーツとかスリッツ、若しくはシャッグスなんかに通じる、ハンドメイドな音楽って感じなんですよ。ただ、その手の音と違うのは、時代的にグランジを通過して来たロックですので、曲によっては轟音ギターや絶叫スクリーミンなんかを聞かせたりして、振れ幅が非常に大きいというところですね。

 ソープ・ガールズやハンズ・オフ・グレーテルみたいな派手でビッチな格好をして、見た目通りのハードなロックをかますというのも良いモノでありますが、フツーの田舎者みたいな連中が素朴なロックンロールをヤッテいたと思ったら突然轟音ロックをかますというのも、これまた面白いと思います。寧ろ、平均的な普通の人が普通に持っている感情的な振れ幅を垣間見ているような感じがして、スケーティング・ポリーの方に共感出来るという人も多いのではないかと思います。言ってみればソープ・ガールズやハンズ・オフ・グレーテルは人々が期待するハミ出しロックスターであるのに対し、スケーティング・ポリーは普通の等身大の人々の代弁者みたいな感じなんですよ。

 あと、このバンドは曲が実に良いんですよね~。めっさポップとかいうワケではないんですけど、素朴で妙に心に響くメロディラインが耳を惹き付けてやまないのであります。それと同時にシロートっぽい歌唱ながら実にカワイイ歌声ですし、素朴女子の面目躍如って感じなのがステキです。日本ではまだ殆ど知られていないバンドのようですが、注目に値すると思いますよ!

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.19・Thu

SUMO CYCO 「LOST IN CYCO CITY」

psumocyco001.jpg

 スモウ・サイコ?相撲が大好きなガイジンが「相撲最高!」って意味で付けたバンド名かな~と思ったのですが、相撲とサイコパスをくっ付けた造語なんだそうです。今回取り上げますのは、カナダ出身の女1男3のハードロックバンドによる2015年のアルバムでありますが、紅一点の巨乳女子を見てめっさ聞く気になったのでありました。なかなか可愛らしい顔ですしね~♪

 などと思いながらこの連中のことをちょいとネット検索をしてみますと、な、何と!この紅一点女子はわっちが大好きだったハードロック娘、スカイ・スウィートナムではないですか!バカっぽくてキュートであどけない少女だったスカイちゃん、随分増量して貫禄がつきましたね。でもちょっと太目になったスカイちゃんもカワイイと思います。ソロアルバムを数枚残して忽然と姿を消してしまったスカイちゃんが、こんなバンドを結成していたなんて全然知りませんでしたが、思いがけず再会することが出来て嬉しいです!

若かりし頃のスカイちゃん
psumocyco005.jpg
貫禄がついたスカイちゃん
psumocyco002.jpg

 それにしてもスカイちゃん、少女の頃はスピード感のあるキュートで爽快なおバカロックをヤッテいましたけど、身も心も随分成長したようですね。コチラのバンドでは、歌声のキュートさ以外は以前の面影があまり窺えない、本格的なミクスチャー系のハードロックをヤッテいます。音的にはかなり端正なヘヴィメタルをベースにしていますが、そこにラガマフィンやメキシカンな要素をブチ込んで、ヘヴィなだけではないカッコ良さやユーモアが感じられる音楽を作り上げています。へ~、あのスカイちゃんがこんな音楽をヤッテいるんですね~。聞いて単純にテンションが上がりますし、やっぱりわっちはこの手の音は好きであります。

 考えてみればスカイちゃん、2004年のデビュー時に16歳でしたから、このアルバム発売時は既に27歳。ルックス的にも音楽的にもかなり変わってしまいましたが、おバカっぽくてカワイイ雰囲気を失っていないのがよろしいかと思います。元から欧米っぽい病んだ感じがしない娘でしたけど、年齢を重ねて貫禄もついてちょいと下品なビッチ風の歌い方をしても病んだ感じは全然無く、好きな音楽を好きなようにぶっ放している嬉々とした音楽バカっぷりが炸裂しているのが素晴らしいです。う~む、めっさ良いアルバムじゃな~。コレがもし今年発売の作品なら、間違い無くベスト10入りしていますね。傑作ですよ!

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.18・Wed

HANDS OFF GRETEL 「I WANT THE WORLD」

phandsoffgretel001.jpg

 ソープ・ガールズみたいなユニットを見つけてしまうと、同じ様な音楽をヤッテいるグループは無いかな~などと思ってついつい探してしまうワケですよ。で、ツラツラと探していて思わず手が止まってしまったのであります。わっちは以前から妹系のカワイイ女子がタイプでありまして、しかも髪の色は黒じゃなきゃダメで、金髪だの何だのに染めているのはケシカラン!などと思っているのであります。

 そこでですよ、ほら、見て下さいこのジャケを。イギリスのハンズ・オフ・グレーテルという女2男2のハードロック・バンドの、今年発売のアルバムです。ジャケに写っているのは中心人物でありますヴォーカル&ギターの、ローレン・テイトという今年22歳の娘なんですが、黒と金が半々の髪、生意気な感じで気難しそうな顔、な、何てステキ娘なんでしょう!ハグした~い♪思い出してみればスキャンダルを好きになったのも、青い髪に眼つきが鋭くて怖そうな顔をしたマミたんに一目惚れしたのが始まりでしたね。どうやらわっちは全然タイプじゃないルックスの女子に一目惚れしてしまうクセがあるようです。

こんな感じのメンバー達
phandsofgretel002.jpg

 とりあえず「まずはルックスから入る」わっちでございますから、このローレンちゃんのジャケを見ただけで、「今年のベスト10入り決定!」などと思ってしまったのであります。などと冷静さを欠いたまま聞き始めたコチラのアルバムでありますが、見た目のまんまのライオット・ガールの系譜を継ぐ音と言いましょうか、ワルっぽい娘によるグランジでハードでヘヴィなやかましいロック盤に仕上がっております。ソープ・ガールズに比べるとポップなキュートさが無くて、「そんな歌い方してたら喉を潰しちゃいますよ」的な絶叫スクリーミンな歌い方をしているワケでありますが、それがまたイイな~なんて思ったりして。まあ、元からわっちはこういう音が好きなんですよね~。

スクリーミン娘
phandsoffgretel003.jpg

 ところで思い出してみれば90年代のグランジ全盛時には、L7だのベイブズ・イン・トイランドだのルナチックスだのと、ハンズ・オフ・グレーテルの大先輩に当たるような連中が多々いましたけど、ルックス的にはどいつもこいつもローレンちゃんの足元にも及びませんでしたよね~。何だか妙に小汚くて、女のクセにおっさん臭がして来そうな感じでしたし。それに対してローレンちゃんって、ワルっぽいですけど近付いたらホワ~っとイイ香りがしそうです(すいません、アホです)。何にしても、イイ香りかどうかを確かめる為にも(?)、是非ライヴを見てみたいバンドですね。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.17・Tue

HAMELMAL ABATE 「KEMSHA」

phamelmalabadi001.jpg

 というワケで(?)、アスター・アウェケを聞いたついでに、エチオピア歌謡の女王と呼ばれているハメルマル・アバテの今年発売のアルバムを聞いてみたのでありました。アスター・アウェケの最新盤があまり響かなかったわっちですから、いくら女王のアルバムと言えどもそんなに面白いと感じることは無いんだろうな~とか思いながら聞いたのでありますが、コレは良いではないですか!どっしりと構えた落ち着きのある歌声に巧みなコブシ回し、余裕のあるさり気ない歌い口が素晴らしいですね~。それに、全体的に躍動感のある活力が漲っています。あの独特過ぎる音楽性も、アウェケさんの時とは違ってスンナリと耳に入って来ます。ありゃりゃ、実はわっちはエチオピアの音楽が好きなのかも?

 何だかよくわかりませんので、アウェケさんの盤を聞き返してみますと、ハメルマルさんと比べたらアウェケさんの歌は線が細くて躍動感とか活力に欠けている感じがします。そうか、わっちは単にアウェケさんの歌があまり好みではなかったというだけのことか!日本の民謡だとか演歌にも似たエチオピア歌謡には、アウェケさんみたいな線が細くてスタイリッシュな感じの歌よりも、ハメルマルさんみたいな太くて活力のある歌の方が合っている、わっちの耳はそのように感じてしまうようであります。わっちは自分のことをクセの強いエチオピア歌謡が好きではないのかと思っていましたが、クセが少な目のアウェケさんのスタイルがあまり好きじゃなかったようですね。

う~む、実に良いではないですかハメルマルさん。こういうエチオピア歌謡であれば大歓迎です。これからはハメルマルさんを聞きつつ、他にもエチオピアの歌手を探してみようと思った、ある日の夜なのでありました。

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.16・Mon

ASTER AWEKE 「CHEWA」

pasteraweke002.jpg

 エチオピアの歌手アスター・アウェケの今年発売のアルバムであります。アスター・アウェケなんて随分久し振りな名前ですが、まだ活動していたんですね。この人の名前を知ったのは90年代初めの、日本でワールドミュージック・ブームが大爆発していた頃でしたが、1993年盤はこのボログでも取り上げました。なかなか面白い盤ではありましたが、それ以降は特に追っ掛けたりすることも無く、今回の新作はSPOTIFYサーフィンで偶然見つけましたので、とりあえずは聞いてみた次第であります。

 ぶっちゃけ言いますと、わっちはエチオピアの音楽には興味津々でありつつ、それほど熱心には聞いて来なかったんですよね~。大評判になったエチオピーク・シリーズはそれなりに聞いて来ましたし、アレマイユ・エシェテなんかめっさ面白いと思いますけど、あまりにクセが強い~と言いたくなる音楽性に、ちょっと一歩引いてしまうようなところがあるワケであります。そんなわっちが聞くアスター・アウェケさんの新作でありますが、やはり感じるところは同じと言いましょうか、面白いとは思うんですけど、日本の民謡やら演歌にも似たあまりに独特な音楽性に、ちょいと一歩引いてしまっているのでありました。

 おそらくですけど、わっちの耳はあまりに欧米風の音楽に毒されているのでありましょう。だからこのとんでもなく(?)独特なエチオピアの音楽にシッカリと着いて行けないなんて事態が生じているのではないかと思います。アウェケさんの細やかで巧みな節回しは素晴らしいですし、独特過ぎるメロディも面白いと思うんですけど、だからと言って積極的に聞きたいかと言えば決してそんなことは無いという、何だかハッキリしないビミョーな感じなのであります。こういう音楽を聞いているよりは、欧米のフォーク・ミュージックやJ-POPなんかを聞いている方が遥かに良い、わっちはそういう嗜好の持ち主なのであります。

Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.15・Sun

竹原ピストルのライヴに行って来ました!(今年2回目)

ptakeharapistol006.jpg

 昨夜は佐賀県唐津市にある肥前文化ホールで行われました、竹原ピストルの弾き語りライヴに行って来ました!ところでこの肥前文化会館なんですが、ピストルさんもライブ中のMCで言ってましたが、「とんでもないド田舎」にあるんですよ。車で行ったんですけど、と言うか車でしか行けないような場所にあるんですが、途中で人っ子一人見掛けないケモノしかいなさそうな山道をひたすら上り、「こんなとこ、絶対にライヴ会場なんて無え~っ!」って所にあるんですよね~。ピストルさんも会場に向かう時に、「ウソでしょ?」と何度も言ってしまったそうです。しかし、そんな会場のライヴなのにソールド・アウト。ピストルさん、思わず「ウソでしょ?」と言ったとか。でも本当に満員御礼状態だったんですよ。「皆さん、一体どこから来たんですか?」とは、ピストルさんの言葉です。

 まあ場所がどこであろうと、竹原ピストルという人はいつでも全身全霊でライヴに挑むワケでございますよ。弾き語りライヴではありますが、火山が噴火するようなとんでもないパワーで歌いアコギを掻き鳴らす姿は、バンド編成の時よりも迫力があったように感じられます。全部で30曲位、2時間半近くヤッタかと思いますが、やっぱりピストルさんは本当に凄いと再認識しましたね~。この人の最大の武器は「声」ですが、人の心を揺さ振る何かを持った声だとしみじみと実感した次第であります。わっちは1曲目の「おーい!おーい!!」からぶっ飛ばされてしまいました。

 まあこの人の音楽は昔のフォークソングを下敷きにしていますので、目新しいところなんて一切ありません。昨日のライヴでは吉田拓郎や遠藤ミチロウ、中島みゆきなんかのカバーもヤリましたけど、そんな選曲からもピストルさんの音楽性がどんなモノかは推測出来るかと思います。歌詞が説教臭いとか1曲の中に猛烈に言葉を詰め込むスタイルがダサいとか感じる人も多いでしょうし、今の時代にウケる要素なんて全然無いと言っても良いかと思います。それに、一人のムサいおっさんが汗水を飛び散らせながら全力で歌いギターを弾く姿は、今時のスマートなカッコ良さの対極にあると思います。しかしですね、この全力でジタバタしているおっさんの歌が、本当に胸を打つんですよ。ピストルさんのファンは年齢層が非常に高いですけど、実際にライヴを見てもらえば今時のクールでスマートな若い人達にも伝わる何かが必ずあるかと思うんですよね~。

 ピストルさんは自分のことを「旅芸人」と言ってましたけど、その通り全国津々浦々、普通の歌手だったら絶対来ないような肥前文化会館みたいな超ド田舎にも来ますし、その内皆さんの近所でもライヴがあるかもしれません。その時は是非ライヴに足を運んでいただけたらな~と思います。そうすれば、伝わる何かが必ずあるかと思いますよ!無かったら・・・すいません。

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.13・Fri

「米中もし戦わば」を読みました!

ppeternavarro001.jpg

 アメリカの大統領補佐官ピーター・ナヴァーロが書いた「米中もし戦わば」を読みました。副題が「戦争の地政学」とありますが、結構分厚いですし(412ページ)何だか難しそうな感じがする本ですけど、実際に読んでみると実に読みやすくてわかりやすいです。第1章から45章まで、取り上げている項目は多々ありますが、全ての章がまず「問題」から始まって、本文がその答えと解説になるというクイズ形式(?)になっていますので、誰にでも読みやすいかと思います。

 現在は米中経済戦争真っ只中の状況ですが、トランプ政権の対中政策はこの本に書いてある通りに進んでいるように思われまして、まあその結果はどうなるかは誰にもわかりませんけど、アメリカにしても中国にしてもメチャクチャにシッカリと戦略を練って動いていることがよくわかります。アメリカは対中政策として一体何をどうするべきかということが具体的に書かれていますので、こういう政策指南書みたいな本を読めるのは実に貴重なことかと思います。

 ただ、この本を読んでいますと、米中戦争の中で日本は置いてけぼりになってしまうんじゃね?なんて心配になって来るんですよね~。でも日本には北野幸伯氏による、日本の今後の指針を記した指南書があります!日本政府はその指南書に沿って政策を考えて下さい。そうすればこの厳しい状況の中、取り残されるようなことは無いかと思います。などと考えている今日この頃、日本は本当に大丈夫なんでしょうか?何にしても、米中戦争真っ只中なのに習近平を国賓として呼ぶなんて、絶対に有り得ないと思っております。

Categorie  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.12・Thu

HELENE BOKSLE 「GOD NAT, MIN SKATT」

pheleneboksle001.jpg

 SPOTIFYでノルウェーの音楽をちょいと検索してみたんですよ。とりあえずはカリ・ブレムネスから広げて行く形で。そうしたらこのヘレン・ビョクスル(と読むのかどうかは知りません)という歌手に出くわしまして、ちょっと聞いてみたら何だかイイ感じなので今年リリースされたアルバム丸ごと1枚聞いてみた次第であります。

 当然のことながら全く知らない歌手ですので、ネットで検索してみたところ画像は色々と出て来るものの、わっちの理解能力ではあまり情報らしい情報を得ることは出来ませんでした。わかったのは1981年生まれの女優兼歌手で、ノルウェーのフォークとかポップスを歌っているということだけであります。まあほぼ何も情報が無いに等しいワケではございますが、聞けばなかなかにステキな音楽だということはすぐにわかります。まずはヘレンさんの、年増のクセにちょいと少女っぽさを残したカワイイ歌声が印象的でありまして、この声に一発で耳を持って行かれてしまったんですよね~。如何にもノルウェーの音楽らしいひんやりと冷たく澄んだ空気感がある音なんですが、そこにヘレンさんの歌声が乗って来ると、氷の世界に温もりを届ける天使が舞っているみたいな気がして来てですね、なんだかシンミリと癒されるのであります。

 音楽的にはノルウェーのフォークソングを歌っているのかと思われますが(実際にフォークなのかどうかは知りません)、バックの音には北欧のジャズっぽさがあります。音数は控え目でありまして、ピアノとかギターやトランペットなんかの淡々とした響きを実に効果的に使っています。特にトランペットはその昔聞いたことがありますニルス・ペッター・モルヴェルなんかを思い出させるところがありまして、めっさクールなんですけど温かみも感じられて、本当に心地好いんですよね~。ピアノとギターも実に良い音を出していると思います。

 う~む、イイですねこのアルバム。ECMレーベルの音楽が好きな人であればハマる音だと思いますし、寒くなりつつあるこの季節に、シンミリ&ジックリ音楽を聞きたいなんて時には、相応しい音楽だと思います。わっちとしましては、この人の他のアルバムもチェックして行きたいですね~。とりあえずは、めっさ気に入ってしまいました~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.11・Wed

THE SOAP GIRLS 「ELEPHANTS IN THE ROOM」

psoapgirls001.jpg

 SPOTIFYをヤッテいると、時々物凄く変な連中に出くわすことがあるのですが、今回たまたま見つけたのが、フランス出身でイギリスで活躍中というギターとベースの姉妹パンクユニット、ソープ・ガールズの今年発売の2枚組アルバムであります。何故こんな連中が引っ掛かって来たのかは知りませんが、このジャケを見てしまったからには聞かないワケには行かないでしょうってことで、聞いてみた次第であります。

 見るからにビッチでバカっぽい連中でありますが、実際に聞いてみるとコレがなかなかに良いんですよね~。前にマフスだのヴェルーカ・ソルトだの、グランジでうるさくてポップなキューティーロック・バンドを取り上げたことがありますが、ソープ・ガールズはその流れを汲むバンドだと言ってよろしいかと思います。ただ、ルックス的にはソープ・ガールズの方が遥かに強烈でインパクトがありますね。特にベース娘はライヴではほぼトップレスに近い姿で演奏しているようですし、ギター娘は可愛らしかった頃のキャメロン・ディアスっぽくて、是非ライヴを見てみたいという気にさせてくれる連中であります!

ベース娘
psoapgirls004.jpg
ギター娘
psoapgirls007.jpg

 そしてルックスだけでなく、肝心の音楽の方も実にイイんですよ。ハードでヘヴィなロックが基本ではありますが、楽曲自体はポップですし、雰囲気的には見た目ほどビッチでおバカな感じでは無く、意外に正統派で素直なハードロックですので、とっても聞きやすいかと思います。ハードとヘヴィとキュートのバランスが取れている、なかなか侮れない連中ですね~。うるさくてハードでポップなキューティーロックが、ソープ・ガールズでついに完成形に達した!などと大げさなことを言ってみたくなる今日この頃。

 まあルックスに騙されている(?)部分は多々あるかもしれませんけど、「まずは見た目から入る」わっちみたいな音楽ファンは別にそれでもイイんです。白人にはあまり興味が無いとは言え、これだけの美人さん達が露出過多な衣装で演奏して歌っているワケですから、好きにならずにいられないのは当たり前であります。「FUCK!」の連呼は好きにはなれませんけど、その辺はガイジンの音楽ですから我慢しましょうかね~。何にしても、久し振りに愉快な洋楽に出会ったな~って気が致します。是非ライヴを見てみたいですね~♪

わっちを騙すルックス
psoapgirls005.jpg

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.10・Tue

SUDEN AIKA 「SISARET」

psudenaika001.jpg

 フィンランドの女性4人組フォーク系コーラスグループ、スデン・アイカ(と読むのかどうかは知りません)の昨年発売のアルバムであります。先日取り上げましたカルデミンミットやトゥーレタルを見つけた時に、他にも面白いのがないかな~と思って探していて、偶然出会ったグループです。フィンランドって女性コーラスが盛んなのかどうかは知りませんけど、こうやって立て続けに何組も見つけることが出来て、とても嬉しい今日この頃であります。

 コチラのスデン・アイカでありますが、素朴なカルデミンミットとプログレッシヴなトゥーレタルと比べると、素朴とプログレッシヴの中間という丁度いい塩梅のグループという気がしますね。バックの伴奏はカルデミンミットみたいに伝統的なカンテレが主に使われているのですが、コーラスワークが時にクラシック風だったり時にブルガリアの合唱なんかを思わせる強い響きを持っていたりして、とても現代的にアレンジされています。北欧らしいヒンヤリと冷たい雰囲気を持ちつつ、人の声の温かさもシッカリと感じさせてくれる、なかなかに優れたグループだと思います。

 何にしてもこのグループの音楽の中心にあるのは、まずは自分達のコーラスであります。そのコーラスが実に上手いんですけど、技巧があるなんてことは意識させずに、自然に心地好く聞かせてしまうところが素晴らしいと思いますね~。世の中には物凄く素晴らしい女性コーラス・グループって少なからずいますけど、例えばスウェーデンのクラヤとかデビューした頃のザップ・ママ等ですが、スデン・アイカはそれに見劣りしない実力を持ったグループだと思います。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.09・Mon

3600回記念

 今回で3600回目の更新となりました。とりあえずの目標であります4000回の更新まであと400回ですが、今のペースであれば今後2年位で達成出来そうです。まあボチボチ続けて行きたいと思っております。

「がんばってね~♪」byヒワイイ大使のはりーだよ~。
phiwaiihari031_20191208175630426.jpg

 ところで今年もそろそろ恒例の年間ベスト10を選ぶ時期になって来ましたが、今年はSPOTIFYを導入したことで世界中の音楽を多々聞いているものの、CDを殆ど買わなくなった為、手元に現物がありません。ですので今年は例年の如くベスト10CDを作製することが出来ません。しかしSPOTIFY内で独自に編集したプレイリストを作成出来るようですので、今年のベストはSPOTIFY上に作ってみようと考えております。但しやり方が全然わからないので、これから調べて行きたいと思っております・・・。出来上がったらその旨を発表しますので、期待せずにお待ちいただけたらと思っております~♪

 あと、今年で2010年代が終わりますので、2010年代ベスト10なんかを選ぶのも面白いかな~と思っております。まあ、意外性の無い作品が並びそうな気がしますが。

意外性の無い連中
pscandal056_20191208175400e81.jpg

Categorieその他  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2019’12.08・Sun

TUULETAR 「RAJATILA」

ptuuletar001.jpg

 フィンランドの女性4人組コーラスグループ、トゥーレタルの今年発売のアルバムであります。全然知らないグループですのでネットで検索してみたのですが、クラシックの学校でありますコペンハーゲンのロイヤル・アカデミーで出会った4人が2012年に結成し、フィンランドの伝統的なフォークミュージックとヒューマン・ビートボックスなんかを混ぜ合わせて独自のポップミュージックを作り出している連中なんだそうです。まあとりあえずは何だかよくわかりませんので、聞いてみた次第であります。

 この連中はコーラスグループということですので、わっちとしましては前に取り上げましたカルデミンミットみたいなステキなコーラスワークを期待してしまうワケでありますが、比べるとヤッテいる音楽は全然違いますね。カルデミンミットは民俗楽器のカンテレを演奏しながら優しくも美しいコーラスを聞かせてくれますが、コチラのトゥーレタルは随分前衛的と言いましょうか、曲によってはかなり攻撃的な音を聞かせるのであります。

 基本的には相当なテクニックを持つ4人のコーラスを中心として、実に北欧らしいヒンヤリ冷たい空気感を持った曲をヤッテいるんですが、エレクトロなサウンド・エフェクトなんかを使いつつ、前衛的と表現する以外に無いタイプの音作りをしています。フォークミュージックと呼ぶにはあまりにラジカルですので、ワールド系音楽ファンよりは寧ろプログレファンとかエレクトロ系の音楽が好きな人に響くところがあるのではないかと思われます。

 ぶっちゃけ言ってこの手の音楽って、個人的にはあまりタイプではないはずなんですよ。しかしですね、カッコいいんですよこの連中の音楽は。伝統的なフォークをベースにしているからって、別に素朴でシンプルな演奏にしなければならないという決まりがあるワケではありませんよね。伝統を汲みつつ過激な音作りを導入して、如何にも北欧らしい凍てつく様な世界をシッカリと表現しているのは見事だと思いますし、やっぱり4人のコーラスワークが本当に素晴らしいんですよ。テクノロジーを駆使しつつも、結局行き着くところは人間の声の素晴らしさの再発見というワケでありまして、このしたたかな4人組にしてヤラレたって感じですね~。フォークミュージックとしてもプログレとしてもポップミュージックとしてもオススメ出来る逸品だと思いますよ!

 ところでこの連中、既に来日公演をしたことがあるらしいですが、その時は東京だけだったようですので、次に来日する時は是非九州にも来ていただけたらと思います。出来ればカルデミンミットと一緒に来てくれたら、伝統フォークと過激フォークを一気に体験出来ますので嬉しいかな~。アルカス佐世保あたりでライヴをヤッテくれることを楽しみにしております~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.07・Sat

KARDEMIMMIT 「KESAYON VALO」

pkardemimmit001.jpg

 突然フィンランドの音楽で面白いモノはないかな~と思いまして、SPOTIFYでヴァルティナを検索してそこから広げてみたのであります。するとカルデミンミットなる女子4人組のグループが出て来ましたので、とりあえず聞いてみたのでありました。するとコレが実にイイ感じですので、コチラの2017年末に発売されたアルバムをジックリと聞かせていただいた次第でございます。

 わっちは全然知らないグループだったんですけど、ネットで検索してみたら過去に来日公演をしたこともあるらしく、一部ではよく知られたグループのようですね。フィンランドの民俗楽器でありますカンテレを2台使って(15弦と38弦)、フィンランドのフォークソングらしき曲を4人のコーラスで聞かせてくれるんですけど、コレが本当にイイんですよ!まだ全員20代らしいですが、少女っぽさが残る瑞々しくて無垢な歌声で、聖なる歌とでも言いたくなるようなステキ歌唱を披露しているのであります。音的にはほぼカンテレとコーラスだけなんですけど、簡素な分純化された歌がダイレクトに耳に響くって感じでありまして、聞いていると普段の生活のアレやコレやで汚れてしまった心が濾過されて行くような気がして来ますね。う~む、めっさ美しい。世の中にはわっちの知らない所でまだまだステキな音楽があるモンですね~。

 それにしても、わっちはカンテレなんて楽器は初めて聞いたのでありますが、ハンマーダルシマーとかハープシコードみたいな音がするんですね。曲によってはギターっぽかったりズーンと響くベース音が印象的だったりと、なかなかに多彩な表情がある面白い楽器だと思います。まあ楽器自体が多彩な音を出しますから、他に余計な楽器を付け加える必要が無いんでしょうね。これまで全然知らなかった楽器ですが、今後はちょいと心に留めておく必要がありますね~。カンテレを使った音楽、要チェックってことで。

 まあカンテレの音楽を色々と聞く前に、まずはカルデミンミットのチェック可能な音源を全て聞いてみようかな~と思う今日この頃。今年のクリスマスの時期は、カルデミンミットがあれば楽しく過ごせそうな気が致します~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.06・Fri

COCCO 「スターシャンク」


pcocco005.jpg
 COCCOって引退したんじゃなかったでしたっけ?「クムイウタ」なんかは好きでしたけど、引退騒動があってそれ以降はこの人のことは全く追いかけていなかったんですよ。しかし今年新作が発売されたということで、聞いてみた次第であります。どうやら引退騒動の後も作品は色々とリリースしていたようなんですが、興味も関心も無くなっていましたので情報が目に留まらなかったみたいです。

 で、久し振りに聞いたCOCCOでありますが、「クムイウタ」等の初期の作品にあった激しいパワーが戻ってきたような感触がありますね。重く暗く沈み込んで行くような暗黒パワーが炸裂していて、この人の音楽を聞いていると世界中で大ヒットしているビリー・アイリッシュなんぞは、単なる子供騙しだと思えて来ますね。既に結構いい年齢になっているはずですが、未だに負のパワーが全く衰えていないのは凄いです。ルックスからして狂人にしか見えない人ですけど、年齢を重ねても昔と何も変わらず狂人のままなんでしょうかね~。

 まあ本来であれば、わっちはこの手の暗黒音楽は好きではないんですよ。しかしですね、COCCOの場合は暗黒なだけではないんですよね~。音楽としての美しさとか、時に見せる優しい表情が実に魅力的ですので、「こんな重苦しくて暗い音楽なんぞ聞いてられるか!」とはならないのであります。聞いていると心がどんより曇って来るのは確かですけど、自分が持っているモヤモヤした負の感情に寄り添ってくれるようにも感じられますし、ついつい聞いてしまうのであります。恐らく心が清らかな人にはこんな音楽は全く必要無いんでしょうけど、煩悩の塊みたいなわっちのような人間には、そう簡単に卒業出来る音楽ではないですね。

 とりあえずは、日本人であれば、ビリー・アイリッシュなんかを聞くぐらいだったらCOCCOを聞きましょう!とだけは言っておきますね!

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.05・Thu

中村哲医師死亡

pnakamuratetsu001.jpg

 アフガニスタンで医療活動を続けて来られたペシャワール会の中村哲医師が、アフガニスタンにて銃撃を受けてお亡くなりになりました。個人的につい数日前に中村先生の本「辺境で診る 辺境から見る」を読んだばかりでしたので、とてもショックです。わっちの地元の福岡市出身の方でもありますし・・・。医療活動だけでなく、アフガニスタンの現地の人達と井戸を掘ったり灌漑設備を作ったりと、とにかく実行あるのみの本当に物凄い偉人だったと思います。わっちのイメージとしましては、行動力のある優しい哲学者という感じでしたかね~。まだ志半ばだったのかもしれませんが、やるだけのことはやり切ったという清々しい気持ちで逝かれたのだと思いたいです。何にしても、ご冥福をお祈り致します。

Categorieその他  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2019’12.04・Wed

星野みちる 「星がきれいですね」

phoshinomichiru001.jpg

 シンガーソングライター星野みちるの、今年発売のアルバムであります。以前から顔と名前は知っている人ですが、アニメ系の歌手じゃありませんでしたっけ?まあそんなことはどうだってイイんですけど、今回のアルバムは妙に懐かしい感覚に溢れた作品に仕上がっていて、ちょいと和んでしまうんですよね~。何が懐かしいかって、何だか90年代に聞いたことがあるかのような作品なんですよ。

 どういうことかと言いますと、90年代って日本でワールドミュージックの一大ムーヴメントが起きましたけど、その影響で世界各地の音楽の要素を取り入れたポップスが多々作られたことがありましたよね。星野さんの今回のアルバムは、まるでその時代に作られたアルバムであるかの如く、世界の色々な音楽の要素を取り入れた作品になっていて、如何にもワールドミュージッカー達が喜びそうな感じなんですよね~。わっちも基本的にこの手の色々な要素を取り入れた作品は好きですので、単純に楽しませてもらっているのであります。

 どんな音楽の要素が取り入れられているのかは、実際に聞いて確認していただければと思いますが、ポップな楽曲に躍動感溢れるバックの演奏、そしてカワイイ声で意外に(?)シッカリと色々なタイプの曲を歌いこなす星野さんの歌唱は、ポップスファンであれば聞いておいて損は無いと思います。聞けば思わず笑顔になってしまうと言いましょうか、楽しい気分になってしまうのは請け合いであります。ルックスもなかなか良さそうですし、注目に値する歌手なんじゃないでしょうか?

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.03・Tue

JOHANNA JUHOLA 「DEEVAN JALJET」

pjohannajuhola001.jpg

 チャラン・ポ・ランタンの小春のせいで(?)、何だか妙にアコーディオンを弾いてみたいと思ってしまう今日この頃、アコーディオンを使った音楽にも更に興味が湧いて、SPOTIFYでアコを持った人を見掛けると思わずクリックしてしまう、ころんでございます。そんな中で見つけたのが、フィンランドのアコーディオン奏者ヨハンナ・ユホラの、昨年発売のアルバムであります。このジャケではアコは持っていませんし、そもそも土屋アンナみたいなルックスは全くタイプではありませんので、本来であれば興味を持つことなんて無いんですけど、アコ奏者というただその一点だけで聞いてみようと思ったのでありました。

 コチラのヨハンナさんですが、元々はタンゴがお好きらしくて、以前のアルバムではタンゴを中心にヤッテいるようです。まあ以前のアルバムは今後ボチボチと聞いて行くとして、まずは今回のアルバムでありますが、今回はタンゴではありませんね。おそらくフィンランドのフォークミュージックに根ざした音楽をヤッテいるのだと思われますが、打ち込みやサウンドエフェクトなんかを取り入れながら、軽快で楽しくも美しい音楽に仕上げています。基本的にインスト音楽ですけど、曲の良さと達者な指捌きで一気に聞かせます。なかなかに爽快で見事なアルバムだと思います。

 ヨハンナさんはフィンランドNO.1の若手アコ奏者と言われているそうで、まあ若手と言っても今年41歳ですから既に若手じゃないと思いますけど、現代的な瑞々しい感性は「若手」などと勘違い(?)されるだけのモノを持っているようです。朝飯前の如く軽快に豪腕振りを発揮する腕前も確かですし、コレは注目すべき存在かと思いますね~。鍵盤式アコーディオンではなく、ボタン式アコーディオンを使っているというのも、個人的にはポイント高いです。だってチャラン・ポの小春だってボタン式を使っていますしね~♪

 それはそうとして、わっちは最高のアコーディオン奏者は小春だと思っていますけど、もしかしたらこのヨハンナさんは小春に迫るレベルのアコ奏者かもしれません。音楽的な幅広さは小春の方が遥かに上ですけど、演奏の腕前といい瑞々しい感性といい、小春に近いモノを持っているように感じられるんですよ。まあその辺は過去のアルバムも聞いて判断して行きたいと思いますが、何にしても才能溢れるアコ奏者を見つけることが出来て嬉しい今日この頃であります。やっぱりわっちもアコを買って練習しようかな~。

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.02・Mon

ALIDE SANS 「ETH PARADIS EI EN TU」

palidesans001.jpg

 スペインのシンガーソングライター、アリデ・サンス(と読むのかどうかは知りません)の2015年発売のアルバムであります。全く見たことも聞いたことも無い歌手ですが、SPOTIFYでフランスのオクシタニア方面の音楽を色々と検索していた時に引っ掛かって来ましたので、とりあえずは聞いてみた次第です。ただ、スペインの歌手とは言ってもスペインのオクシタニア圏に属する地方の人らしくて、フランスのオクシタニアと同様にオック語を話す地域なんだそうです、この人の歌自体もスペイン語には聞こえず、どちらかと言えばフランス語っぽい響きがありますので、おそらくオック語で歌っているのではないかと思われます、何だかよくわかりませんけど。

 個人的に最近はちょくちょくとオクシタニア圏の音楽を聞いておりますが、どちらかと言えば明るくて楽天的な音楽が多いというイメージがあります。しかしこのアリデさんの音楽には、何だか妙に物悲しい響きがあるんですよ。基本的にアコギの弾き語りスタイルですので、これまで聞いたオクシタニアの音楽みたいな祝祭感格は無くて当然なのかもしれませんけど、何故こんな沈んだ雰囲気なのかが気になってしまうんですよね~。フォーク系の音楽にも関わらず(?)、他のオクシタニアの音楽みたいにレゲエやラガマフィンの要素なんかをシッカリ取り入れていていますので、もっと楽しくなっても良さそうなモノなんですが、この人が書くメロディ自体がマイナー調で哀感が漂っているんですよ。その辺はもしかしたらスペインとフランスの違いが出ているのかもしれませんが、本当のところは全くわかりませんね。

 う~む、なかなかに不思議な存在の人ですね~。曲自体はとても美しくて魅力的ですし、基本的に哀愁漂う音楽は好きですからこの音楽は好きなんですけど、それだけにもうちょっとこの人のことを知りたいな~と思うワケでございますよ。ネットで検索しても読める言語で書いてある情報はありませんし、聞くほどに謎が深まる人であります。どなたか情報をお持ちの方がいらっしゃたたら、是非お教え下さいませ~♪

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

2019’12.01・Sun

RIE FU 「PLACES」

priefu012.jpg

 わっちの大好きな日本のシンガーソングライター、RIE FUの今年発売のアルバムであります。大好きとは言っても近年はスッカリご無沙汰しておりまして、わっちがリエさんの音楽にハマりまくっていたのは2000年代でした。その頃のリエさんはわっちの年間ベストの常連さんでしたし(第1位を獲得したアルバムもありますよ!)、本当に大好きだったんですよね~。しかし何故だか段々とアルバムの入手が出来なくなって来て(中古に出て来ないし)、徐々に疎遠になって来て現在に至るという状況でございます。しかしSPOTIFYのおかげでリエさんに再会することが出来て、コチラの最新作を聞くことが出来たのでありますよ!

 本当に久~し振りに聞くリエさんの音楽でありますが、聞いてみると相変わらずのリエ節とでも言いましょうか、聞いてリエさんだと一発でわかるちょいと鼻に掛かった独特の声、如何にもリエさんらしい侘び寂びのある美しいメロディライン、どれを取ってもリエさん健在也って感じで、本当に喜ばしい限りであります。ただ、わっちが大好きだった「あの頃の」リエさんと大きく違う点が一つありまして、それは全曲英語で歌っていることであります。元々英語も日本語もチャンポンにして歌っていた人ではありますけど、わっちは特に日本語歌唱に大きな魅力を感じておりましたので、英語のみっていうのが非常に残念でならないんですよね~。日本語で歌うのはやめたんでしょうか?う~む、一体どのような心境の変化があったのでしょうね。

 リエさんって2016年からロンドン近郊に拠点を移して音楽活動をしているらしく、外国ではRIE FUではなくRIE名義にしているらしいです。イギリスに拠点を置くとなるとどうしても日本語で歌っているワケには行かなくて、英語になってしまうという事情はあるのでしょう。アッチの連中って日本語の歌なんて聞こうともしないでしょうしね~。そもそも何故拠点をイギリスに移したのかはわかりませんけど、もしかしたら日本の音楽界が窮屈だったのかもしれませんし、一度外国に拠点を移して冷静な目で日本を見直したかったのかもしれません。何にしても日本語歌唱が無いというのは、わっちにとっては大きなマイナス点ではあります。

 しかしそうは言ってもそこはやっぱりリエさんの音楽ですよ、英語で歌っていても日本的な湿った切ない感覚がジワジワと沁みて来まして、何だかキュンと胸締め付けられるような気分になってしまうのであります。まあだからこそこの楽曲を日本語の響きで聞くことが出来たら完璧だったのに、なんて思ってしまうワケでありまして、素晴らしい作品なんですけど手放しで素晴らしいとは言えないという、とってももどかしい気持ちになってしまうのであります。

Categorie日本  トラックバック(0) コメント(0) TOP

 |TOP