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2020’02.03・Mon

LINDIGO 「MISAOTRA MAMA」

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 レユニオンのグループ、ランディゴの2004年のアルバムであります。レユニオンのミュージシャンとしては、おそらく日本でも一番知られているグループかと思います。伝統的な音楽のマロヤに色々な音楽を取り入れて、意識的にハイブリッドな音楽を作り上げているクールで理知的な集団というイメージですが、決して頭でっかちになること無く、しなやかな肉体感や躍動感も併せ持っているなかなかに優れた連中だと思います。

 今回のアルバムは複数のパーカッションとコール&レスポンスを中心に据えた、かなり土俗的な民俗音楽という感覚があるかと思います。この連中の音楽を称して「原始的なファンク」なんて呼ぶ人もいるようですが、まさにそんな感じですね。何だか祭りの音楽のようでもあり、戦闘の音楽のようでもあり、反復が多いシンプル極まりない音楽なんですけど、思わず引き込まれてしまう求心力があります。その辺のパワーは、ナイジェリアのフジなんかにも通じる所があるような気が致します。多分ですけど、ライヴで聞いたら物凄い高揚感があるんじゃないでしょうか?

 このアルバムで聞ける音楽をベースにして、その後このグループはその他のアフリカの音楽やキューバの音楽なんかをどんどん取り込んで行くワケでありますが、この連中の基礎となる音楽を聞けるということで、とても興味深くて面白い作品だと思います。聞いていて単純にテンションが上がりますので、通勤時には適した音楽かと存じます。
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