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2020’02.05・Wed

MARIA ARNAL I MARCEL BAGES 「45 CEREBROS Y 1 CORAZON」

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 スペインの女性ヴォーカル&おっさんギターのデュオ、マリア・アーナルとマルセル・バヘスの20018年発売のアルバムであります。多分コレがデビュー盤かと思います。全く知らない連中ですが、SPOTIFYサーフィンで見つけまして、最初は一体どこの国の連中なのか全くわからないまま聞いてみたのであります。

 とりあえずマリアさんの歌い回しには、曲によってはフラメンコっぽさやファドっぽさがあるんですけど、張り上げるような歌い方とは違っていてアクの強さはあまりありませんので、スッキリしていて聞きやすいです。そんなに上手いというワケではないにしても、キリッとした表情があってカッコいいと思わせる歌ですね。パッと聞いたところでイベリア半島方面の連中に間違いないだろうと思ったのですが、検索してみたらスペインのデュオだとわかったのでありました。どちらかと言えばポルトガル?と予想していたのですが、スペインですか。

 このヴォーカルもなかなかにイイんですが、注目すべきはバックの音作りであります。まずはギターがアコースティックなフラメンコ・ギターではなくて、ロックなエレキギターというのが面白いです。曲によってはアコギも使いますけど、メインは浮遊感のあるエレキの音でありまして、美しい単音弾きを聞かせるかと思えばハードロックみたいに激しく弾いてみせたりと、聞きどころは多々あるかと思います。基本的には歌とエレキギターで成立している音楽ですが、エレクトロなサウンド・エフェクトを使ったりもしますし、音数は控え目ながらもなかなかに説得力のある音を作り上げていると思います。などと言ってもどんな音なのかなかなか伝わり難いかと思いますが、ジェフ・バックリーがエレキの弾き語りをしているみたいな音と言えば、わかる人にはわかるかも?

 まあ音作りにはフラメンコだとかファドみたいな要素は全感じられませんし、本人達もフラメンコやらファドなんて意識していないんだと思いますけど、歌にイベリア半島の要素が多々感じられますし、アチラ系の音楽ではこれまで耳にしたことが無いようなクールで奥行きがある音楽に仕上がっているのがステキかと思います。淡々とした音楽ではありますが、クールな歌やギターの響き中から湧き上がるような熱量が感じられるのがイイですね~。素晴らしいと思います。
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