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2020’03.31・Tue

年度末で

 年度が変わるってことで仕事がガタガタして大変なことになっておりますが、コロナ発生時の在宅ワークがどーのこーのという話も出て来たりして、落ち着きが無いですね。わっちの仕事は在宅ではまず不可能ですので、会社でコロナが発生したら仕事が出来ないことになります。その時はその時で仕方ないんですけどね~。

 で、コロナと言えば、志村けんさんであります。志村さんについては色々な方が書かれていますので、わっちなんかが書くのはどうかな~と思ったのですが、やはりちょいとだけ。それにしても志村さんがお亡くなりとは、本当にショックです。享年70歳。あまりに若過ぎる死が残念です。ご冥福をお祈り致します。「けんさん」と言えば普通は高倉健さんのことですが、わっちにとっては志村けんさんであります。「8時だョ!全員集合」は本当に好きでよく見ていましたし、毎週毎週めっさ笑わせてもらったものでした。

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 その後「8時だョ!全員集合」が無くなってからは、あまりドリフターズのメンバー達の番組は見なくなりましたけど、わっちにとってのお笑いはまずドリフターズでした。いかりや長介さんが亡くなった時は悲しかったですし、加藤茶さんが病気で死にかけた時はとても心配しました。しかし一番若い志村さんがコロナでお亡くなりとは、もう本当にショックです。いくらドリフのメンバー達の番組を見なくなったとは言え、気のいい優しいおじさんって感じで志村さんには勝手に親しみを持っていましたので。コロナ感染で重篤な肺気腫と聞いておりましたので、年齢的にもかなりヤバいかな~とは思っていましたが、やっぱり逝くのは早過ぎますよね・・・。

 でも志村さんのことですから、天国から「日本はだいじょうぶだぁ!」なんて優しく見守って下さるんじゃないかと思います。何にしても、重ねてご冥福をお祈り致します。志村さん、これまで色々と楽しませて下さってありがとうございました!
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2020’03.30・Mon

KERO KORO BONITO 「TIME’N PLACE」

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 ケロケロ・ボニート?何じゃそりゃ?SPOTIFYで見つけたバンドですが、日本語とスペイン語をゴッチャにしたようなバンド名が気になって、思わず聞いてみた次第であります(実際はイギリスのバンドなんだそうです)。今回取り上げますのは2018年盤でありますが、それまでに何枚かのアルバムを出しているようで、ちょいと検索してみたら意外にも(?)日本でも少しは知られたバンドみたいなんですよね~。

 実はこの連中、前に取り上げましたメタル・キャンディ・ロックのポピー関連で見つけたのでありますが、言ってみればポピーと同類の音楽をヤッテいるバンドであります。音楽的にはメタルとは言えないまでも轟音ギターが鳴り響くハードロックで、そこにエレポップの要素をブチ込みつつ、可愛らしいキャンディ・ポップなメロディをロリーな歌声で歌うという、イマドキの日本のアイドルの音楽にも呼応した音楽になっております。また、音の随所に東洋趣味みたいな部分が出てきますし、おそらく本人達も日本の音楽を大いに意識しているのではないかと推測されます。

 まあわっちはこの手の音には弱いので、聞けばすぐに好きになってしまいまして、当然の如く(?)頻繁に聞いてしまっております。ヴォーカル女子のルックスもなかなかイケてますし、カワイイ女子がロリーな声で歌うポップなハードロック&エレポップということで、まさにストライクな音楽って感じであります。こんな音楽を聞いていると「耳が腐る!」なんて言う人もいらっしゃるかと思いますが、カワイイ女子のカワイイ歌声がお好きな人にはオススメ出来る優良盤かと思いますよ!

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2020’03.29・Sun

ADIA VICTORIA 「SILENCES」

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 アメリカのシンガーソングライター、アディア・ヴィクトリアの昨年発売のアルバムであります。SPOTIFYで見つけた歌手ですが、パッと見ではソウルとかR&B系の歌手かな~と思ったものの、フォーク系の歌手を検索している時に引っ掛かって来ましたので、もしかしてトレイシー・チャップマンみたいな黒人フォーク歌手かな?と思って聞いてみた次第であります。実際に聞いてみますと、トレイシー・チャップマンとは全然違っていて、フォークではなくロックですね。しかもダークに沈んだロック。感覚的には暗黒娘のビリー・アイリッシュに似たところがあるように感じられます。

 アディアさんの音楽って、ロックをベースにしながらもダークなフォークやブルースの要素が大々的に入っていて、正しくアメリカン・ゴシックの系譜を受け継いでいるという気が致します。まあアコースティックでフォークなアメリカン・ゴシックと比べたら、あまりに音がロック寄りで派手過ぎると思われる人もいらっしゃるでしょうけど、この悶々と鬱屈した心情を吐き出すような感覚は、わっちにはまさにアメリカン・ゴシックだと感じられますけど、如何でしょうか?

 ただ、アディアさんの場合は歌声がちょっと子供っぽくてカワイイということもありますけど、地を這いつくばっているような救いようが無い暗さを持ったビリー・アイリッシュなんかとは違っていて、前向きな活力が感じられるのがイイんですよ。陰々滅々と自分の世界に閉じこもっているのではなくて、「辛くて苦しいけど今に見てなさいよっ!」的な現状を打開しようとする意志が感じられる気がするんですよね~。だから暗い音楽ではあっても、わっちは好きなのであります。

 それに曲自体は結構ポップなフックを持っていたりしますし、曲によっては愛嬌があるユーモア感覚が感じられたりもします。単に暗いだけではない色々な面白さが散りばめられていますので、聞き所は多々あるかと思います。まあ黒人でR&Bやラップではなくアメリカン・ゴシックなロックをヤッテいるということで、ジャンル分けの激しいアメリカとか日本でどのように捉えられているのかは知りませんけど、コレは紛れもない傑作だと思います!

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2020’03.28・Sat

ANNA TIVEL 「THE QUESTION」

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 アメリカのシンガーソングライター、アンナ・ティヴェルの昨年発売のアルバムであります。当然全く知らない歌手ですが、SPOTIFYのオススメですので聞いてみました。最近はアメリカの女性フォークを主として聞くようにしていますので、SPOTIFYもその手の歌手をガンガンとオススメして来るのでありますが、自力ではなかなか辿り着けないであろう歌手をお手軽に聞くことが出来るのは、実に楽しくて嬉しいことでありますね~。

 というワケでティヴェルさんがヤッテいる音楽は、アコギを中心としつつ柔らかいストリングスや木管の音を生かした、シンプルながらも意外に彩り豊かなアンサンブルの、静謐で淡々としたフォークとなっております(曲によってはサイケなロックもありますけど)。物思いに耽っているような沈んだ歌声には、ちょいと舌足らずな少女っぽい可愛らしさがありますね。この手の音楽のこの手の歌声ですから、当然の如くわっち好みなワケでございます。こうなって来るとティヴェルさんのルックスも気になって来るのが、「まずはルックスから入る」わっちの習性でありまして、検索してみると下の写真のような人でありました。若いんだか年増なんだかわからないですね~。ですので、わっちはその下の写真の娘が歌っていると思って聞くことに致しました。

本人
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この娘が歌っていると思いましょう。
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 などというどうでもいい話はさて置きコチラのアルバムでありますが、淡々として地味ではあるものの、地に足の着いたステキな仕上がりになっていると思います。歌があまり上手くなくて不安定だと感じる人もいらっしゃるかと思いますが、個人的にはとても好きな声ですし、バックの音もメロディも美しいモノが揃っていますので、わっちは大好きですね~。地味~に推したい作品であります。

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2020’03.27・Fri

3700回記念

 このボログを更新し続けて来て、今回で3700回目の更新となりました。とりあえずの目標は4000回更新でありますが、それまであと300回。現在のペースで続けられれば、あと1年ちょいぐらいで達成出来るかな~と思っております。ただ、前にもちょいと書きましたけど、仕事がかなり大変なことになって来ていますので、今後はこのボログがどのようになって行くのか検討もつきませんが、仕事にもコロナにも負けずに更新を続けて行けたらいいな~と思います。最近は過疎化が激しくなって来たこのボログでございますが、たとえ誰も読んでくれなくなっても、1人でセコセコ続けたる!と決意を新たにしている今日この頃。

 それにしても、近頃このボログではフォークとかカントリー系の音楽ばっかり取り上げておりますが、東南アジアやワールド系の音楽を取り上げていた頃よりも遥かに過疎化が進んでいます。おそらくですけど、日本にはフォークやカントリーなんかに興味がおありの方が少ないのでありましょう。イヤイヤ、ワールド系音楽愛好家よりも絶対数は多いんでしょうけど、その手の音楽に興味がおありの方は、わっちのボログなんて見やしないのでしょう。で、ワールド系音楽愛好家の人達は、「ころんは最近フォークばっかりでつまらねえな(前からつまらなかったけど)」ってことで、足が遠のいてしまっているのかと推測致します。

 まあわっちは気まぐれですので興味がある音楽がその都度違っていて、常にあっちフラフラこっちフラフラしておりますから、数少ない読者の方々にも呆れられているのだと思います。しかし気ままな音楽の散歩を続けるのが、ころんの特徴でございますので、今後もフラフラし続けるのであります~♪

フォーク系の大傑作、ドリー・フリーマン盤
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2020’03.26・Thu

LINDA PERHACS 「I’M A HARMONY」

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 70年代にサイケデリック・フォークの女王とか言われたらしいアメリカの歌手リンダ・パーハクスの、2017年発売のアルバムであります。わっちは全然知らなかった人ですが、フォークマニアの間では有名なようですね。SPOTIFYがオススメして来ましたのでとりあえず聞いてみた次第ですが、後で検索してみたら1970年発売のアルバムでサイケ・フォークだのアシッド・フォークだのの女王とか言われるようになったみたいです。その後2014年に44年ぶりに2枚目のアルバムを発売し、本作は3枚目なんだそうです。なるほど、ジャケ写がババアなワケだ。

 実際に聞いてみますと、ジャケ写の通りの気持ち悪いババア声で歌っていますね。音楽的には、アシッド・フォークとかサイケ・フォークとかの言葉から想像出来るモノでありまして、70年代録音の発掘盤と言われてもおかしくない、「一体いつの時代の音楽やねん!」と言いたくなるような仕上がりになっています。ババアはやっぱり過去の栄光にしがみつく・・・のかどうかは知りませんけど、ババアによる過去の遺物のような音楽が、イイんだか悪いんだかよくわかりません。

 まあ今時あり得ないような音楽をヤッテいるのがイマドキなのかもしれませんし、音楽としては面白いとは思うものの、わっちはどうしてもこのババア声が気持ち悪くてどうにもならないんですよね~。しかも喉だけで歌っているような芯の無い歌声がめっさ不安定な感じがして、ババア声と相俟って何だか我慢出来ないんですよ。フォークマニアにはウケが良いのでしょうが、コレばダメです、わっちには。

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2020’03.25・Wed

VERA SOLA 「SHADES」

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 カナダのシンガーソングライター、ヴェラ・ソラの2017年発売のデビュー・アルバムであります。この作品発売時、既に28歳ですから、ちょいと遅めのデビューですね。これまで全然知らなかった歌手ですが、SPOTIFYがオススメして来ましたので聞いてみた次第であります。ただ、ジャケットが何だか妙に不気味な感じがしてですね、ちょっとどうかな~という気はしていたんですよ。そして実際に聞いてみますと、やはりジャケの通りに不気味な感じの音楽をヤッテいますね。

 ヤッテいる音楽は静謐な感覚のフォークをベースにしていまして、ちょいと低めの落ち着いた歌声はなかなかイイ感じではあります。でも、全体的に何だか暗くて不気味な感覚が漂っているんですよね~。例えて言うなら、フォークっぽいスージー&ザ・バンシーズってところでしょうか?無機質で淡々とした演奏といい、ワザと不安定なビブラートをかけて不安感を煽るような歌い方といい、何だか絶好調に暗かった頃のスージー・スーって感じてしまうのはわっちだけでしょうか?

 ちょいとネットで検索してみると、ソラさんってニック・ケイヴと比較されることがあるらしく、言われてみれば「嗚呼、確かに」って思うところがありますね。前に書いたことがありますけど、わっちは寝る時にニック・ケイヴの暗~い音楽をかけていたらとんでもない悪夢を見たことがありますが(そのニック・ケイヴ盤は即座に叩き売りました)、寝る時にソラさんの音楽をかけていたら、多分同じ様な体験をしてしまいそうな気が致します。まあルックスはそんなに悪くは無いのでそこまで悪夢じゃないかもしれませんが(?)、この人ってちょっと目がイッテしまっているようにも見えますので、もしかしたらニック・ケイヴよりもヤバい人かもしれません。何にしても、間違っても寝る時にこの人の音楽をかけたりしないようにしなければならんな~と思う、今日この頃なのであります。

ヤバい人?
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2020’03.24・Tue

LAURA CANTRELL 「NO WAY THERE FROM HERE」

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 アメリカのカントリー歌手ローラ・カントレルの、2014年発売のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYで見つけましたので聞いてみた次第であります。まずは下の写真を見ていただきたいのですが、結構な美人さんですよね?こりゃ聞く気になるな~などと思うワケでございますが、調べてみたら1967年生まれの52歳だそうです。えーっ、52歳ってマジか?30歳ぐらいの魅力的な年増女子と思っていたんですけどー。アナタ一体何食べてんの?

52歳
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 というどうでもいい話はさて置きなかなか美人なローラさんのアルバム、見た目の通りと言いましょうか、人の良さそうな真っ直ぐでキレイな音楽を聞かせてくれるんです。毒気とか嫌味とかが一切無くて、好きな音楽を楽しんでヤッテいるという佇まいがステキです。でも、ぶっちゃけ言ってしまえば、特に歌が上手いワケでもなく、声が魅力的というワケでもなく、曲が物凄くイイというワケでもなく、普通の歌手が普通の楽曲を普通に演奏しているという感じの、何か飛びぬけた所があるワケではない、全てにおいて平均点という音楽であります。しかし、だからこそ憎めない人の良さを感じさせるんですよね。そこがローラさんの特徴でありましょう。

 何にしてもローラさんの音楽って、何だかホッと出来る安心感のある音楽であります。凄いとか思うことは無いんですけど、普段着の如くいつでも傍に置いておきたい音楽って感じなんですよね~。そう感じさせるのは、きっとローラさんの人徳なんだと思います。わっちは世界中の色々な音楽を聞きまくって、色々なところで凄い音楽に出会っていますけど、結局帰って来るのはローラさんみたいな音楽なのかもしれません。いつでも優しく「お帰りなさい」って迎えてくれるような音楽、このアルバムはそんな作品だとわっちには感じられます。

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2020’03.23・Mon

FRANCES QUINLAN 「LIKEWISE」

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 アメリカ(?)のシンガーソングライター、フランシス・クインランの今年発売のアルバムであります。SPOTIFYで見つけた歌手ですけど、最初この人の名前を見た時は「ベトナム人かな?」と思ったのですが、それっぽい名前というだけで実際はベトナムとは関係無いみたいです。何にしても全然知らない歌手ですので、ベトナム風の歌が飛び出して来るんだろうと勝手に思い込みつつ再生したものですから、全然違う歌だったのでズッコケ~。ちょいとネットで調べてみると、この人ってアメリカのオルタナ系ロックバンド、ホップ・アロング(何それ?)のリーダーなんだそうです。

 まあベトナム歌謡ではないにしてもですね、この人がかなり個性的でユニークな歌手であることは確かであります。誰に似ているかと言えば、思いつく限りではクラムボンとかビョークあたりなんですが、クラムボンよりはもっとお転婆な感じと言いましょうか、それとも奔放と言いましょうか、そしてビョークほどは気持ち悪くは無いという、とにかくなかなかに風変わりな歌を聞かせてくれるのであります。それだけに好き嫌いが分かれるかと思いますが、わっちはクラムボンもビョークも好きではありませんので、ぶっちゃけ、この人の歌唱もちょい苦手なんですよね~。

 そして、この個性的な歌声に合わせているのかどうかは知りませんけど、楽曲の方も結構クセが強いと言いますか、音楽的にはフォークの流れを汲んだポップスと言って良いかと思います。しかしフォークと聞いて普通にイメージ出来るような、アコギとかピアノ弾き語りみたいなモノではなくて、どこかネジが外れたようなぶっ飛んだポップ感覚があるんですよね~。基本的にわっちはこの手のぶっ飛んだ感覚って好きなんですけど、この人の風変わりな歌唱にどうしても戸惑ってしまいまして、素直に好きになれないのであります。

 う~む、何だか惜しいな~。歌手が違えば「これは面白い!」と手放しで喜べそうな気がするんですけど、やっぱりこの歌がですね~。聞く人を選ぶ音楽になってしまっていると思いますが、好きな人はめっさ好きというタイプの歌手ですので、風変わりな面白い音楽を探している方にはオススメ出来るのではないかと思います。

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2020’03.22・Sun

DORI FREEMAN 「EVERY SINGLE STAR」

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 声に惚れるということがあるかと思います。タイのブアチョンプーやプロイ、台湾の元若藍みたいなロリーなカワイイ萌声に惚れることもあれば、英国のフェイ・ヒールドみたいな落ち着いた大人の声に惚れることもあります。この度SPOTIFYで見つけましたアメリカのシンガーソングライターのドリー・フリーマンは、大人女子の美しくもカワイイ声と言いましょうか、とにかくイイ声をしているんですよ。個人的にフォーク系の音楽の歌声としては「ホームランド」の頃のティシュ・イノホーサが理想形なんですけど、このフリーマンさんはティシュ・イノホーサと日本のボニー・ピンクあたりを掛け合わせたような、まさに理想的な声なのであります。もうそれだけで百点満点と言いたくなってしまうんですよね~♪

 今回取り上げますので昨年発売のアルバムでありますが、優しいアコースティックな音で奏でられるフォーク~カントリー系、時にラテンっぽいゆったりホンワカした寛ぎの音楽が、美しい歌声にドハマりしていまして、丁度良い湯加減の極上温泉に浸っているかのような気分で聞くことが出来る、たまらなくステキな作品に仕上がっております。わっちはひんやりと冷たく澄んだ空気感の音楽は大好きでありますが、この手のちょい南国気分の温かくてのんびりした感覚の音楽も大好きなんですよね~。しかもメロディがポップで美しいワケですから、文句のつけようが無い仕上がりであります。

 その昔、ティシュ・イノホーサの「ホームランド」がとにかくめっさ好きで、毎日毎日聞きまくったことがありましたけど、その時の気持ちを思い出してしまう、わっちにとっては本当に極上の一枚であります。「ホームランド」はわっちの「人生のベスト10」の1枚でありますが、それに並ぶ作品かな~なんて思ったりして。何にしても、素晴らしい傑作であります。

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2020’03.21・Sat

最近ちょっと

 最近ですが、突然仕事が異常に忙しくなって来てですね、全然余裕が無いんですよ。というのも会社の同じ部署で、中堅どころのめっさ「出来る」人員が1人辞めることになったのと、更に人員が1人削減されることになって、仕事がバカみたいに増えたんですよ。毎日忙し過ぎて、本を読む気にもならなければボログを更新する気にもならないという、かなりキツイ状態になっております。しばらくは気が向いた時に更新するという、テキトーな形にならざるを得ないかもしれません。う~む、遺憾な。

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2020’03.19・Thu

SERENA FISSEAU, VINCENT PEIRANI 「SO QUIET」

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 フランスで活動している歌手セレナ・フィソー(と読むのでしょうか?)と、多分セレナさんの夫であると思われるアコーディオン奏者ヴァンサン・ペラニによる、昨年発売のデュオ・アルバムであります。勿論全然知らない連中ですが、SPOTIFYがオススメして来ますので聞いてみた次第であります。

 まずは曲目を見て「おや?」と思ったのですが、1曲目がインドネシアの名曲中の名曲「ブンガワン・ソロ」なんですよ。フランスのデュオが「ブンガワン・ソロ」?何故?という気はするのですが、セレナさんってもしかしたらインドネシア系の人なのかもしれません。ネットで検索しても殆ど情報がヒットしませんので、実際はどうなのか不明ですけど。数少ない情報によりますと、セレナさんって通常は子供向けの曲を歌っているようです。だから何?って話ではありますが。

 今回のアルバムですけど、冒頭の「ブンガワン・ソロ」を始め有名曲のカバーが多々ありますので、もしかしたら全曲カバーのアルバムかもしれません。ただ、カーペンターズの「CLOSE TO YOU」にしても何にしても、手垢まみれのありがちなカバーという感じにはなっていないのが良いですね。基本はセレナさんの歌とおっさんのアコとかウーリッツァー(エレクトリック・ピアノ)の伴奏ですので、音自体はめっさ簡素なんですよ。その簡素な隙間を生かした音作りが、独特の可愛らしさとか哀愁を生み出していて、実にニュアンス豊かな仕上がりになっているのであります。

 そしてセレナさんの歌声が、これまたステキなんですよね~。ちょいと低めの落ち着いた歌声なんですが、シンミリと沁みて来る心地好さがありまして、流石に子供向けの曲を歌っているだけのことはあるな~って気が致します。この歌声を聞けば、泣いている子供も落ち着いて静かになるでしょう。子供だけでなく大人もこの歌声を聞けば、落ち着きを取り戻すことでありましょう。セレナさんの歌声には、そんな力があるように感じられます。

 う~む、何だかよくわからない連中ではありますが、実に良いではないですか!もしかしたら今後も頻繁に聞くことになるかもしれない、なかなかの逸品かと存じます。

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2020’03.18・Wed

HANNA DIAMOND 「REFLECTIONS」

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 SPOTIFYがオススメして来たアメリカの歌手ハンナ・ダイアモンドの、今年発売のアルバムであります。全然知らない人ですが、もしかしてそこそこイケてる美人さんかも?などと思って、とりあえず聞いてみた次第であります。後でルックスを確認してみたら、昔の細かった頃のマライア・キャリーみたいな顔で、全然好みではありませんでしたが。

 それにしてもこの人の音楽って、その昔日本でも人気が出たストロベリー・スウィッチブレイドなるケバケバなポップス・デュオを思い出させる、ドリーミーなシンセポップなんですよね。実はわっちはストロベリー・スウィッチブレイドって結構好きでしたし、普段はあまり聞かないエレクトロ系の音楽とはいえ、このアルバムはかなりポップでカワイイ曲が揃っていますので、意外に楽しく聞けてしまうのでありました。歌の下手さをごまかす(?)為の機械加工したロボ声も、なかなかにハマっていますし。それに、そこはかとなくレトロな感覚が漂っていますので、80年代にシンセポップなんかが好きだった人にも十分響く魅力があるかと思います。

 ところで別にどうでもいい話なんですが、わっちはこの音楽を夜の暗い中で聞くのが好きなんですよ。コレを聞きながら窓から夜空を見上げてみるとですね、まるでエンヤの音楽を聞いているような感じで沁みて来るんですよね~。まあエンヤとは全く違う音楽なんですけど、ひんやりとした空気感を持った音に包み込まれるような感覚が共通していると言いましょうか・・・なんて言っても誰にも信用してもらえないと思いますが、機会があれば是非一度夜空を見上げながら聞いてみて下さいませ~♪わっちの言っていることがおわかりいただけるかも?

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2020’03.17・Tue

SANDRO PERRI 「SOFT LANDING」

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 カナダはトロント在住のシンガーソングライターで、元々はエレクトロな音を使ったクリエイターとかプロデューサーをヤッテいたというサンドロ・ペリというおっさんの、昨年発売のアルバムであります。全然知らない人ですが、SPOTIFYがえらくしつこくオススメして来ますので、試しに聞いてみた次第であります。ご承知の通りわっちは女性歌手専門ですので(?)、おっさんなんかにはコレっぽっちも興味が無いのですが、SPOTIFYのしつこさに負けてしまったのでありました。

 で、試しに聞いてみたコチラのアルバム、なかなかに良いではないですか!まずは骨格があるんだか無いんだかわからないようなゆったりした夢幻のメロディに、ユラユラとたゆたうようなサイケなエレキギターの音が実にイイです。個人的にはコレだけでも合格点ですね~。そしてそこに絡んで来るエレクトロな音がこれまたイイ!元々はエレクトロ音楽のクリエイターだったというだけあって、エレクトロな音はお手の物と言いましょうか、サイケで柔らかいエレキ・ギターの音色との相性が抜群に良い音を作り出していますね。う~む、やっぱりサイケなギターが主役の音楽って好きだな~♪

 そして、おっさんの歌が意外にイケてるんですよ。イケてるとは言っても上手いとかいうワケではなくて、個人的に好きなタイプの歌ってことでありますが、ルナという脱力ヘロヘロ・バンドのヴォーカルでディーン・ウェアハムという人がいるじゃないですか、サンドロさんの歌はディーンさんに似ているんですよ。仕事の後でゆっくり風呂に浸かっている時の鼻歌とでも言いましょうか、ヘッポコっちゃあヘッポコなんですけど、何ともいい湯加減の歌ですので、聞いていてホッとするんですよね~。世の中には下手でも気持ちのイイ歌ってあるんですよ。

 まあ、だからって所詮はおっさん歌手ですので積極的に聞こうとは思いませんけど、思い出した時にちょいと聞いてみるという、今後はそんな付き合い方になるかと思います。

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2020’03.16・Mon

MOUNTAIN MAN 「MAGIC SHIP」

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 アメリカの女性3人組コーラスグループ、マウンテン・マンの2018年発売のアルバムであります。SPOTIFYで発見した連中ですので、当然の如く全然知りませんでしたが、以前取り上げましたモリー・サールはこのグループのメンバーなんだそうです。へ~、言われてみれば独特の音響空間作りが共通しているような気がしますね。音楽的にも極めてシンプルなフォークですし。

 コチラのマウンテン・マンですが、マウンテン・ミュージックをヤッテいるという意識があってこんなグループ名にしたのかどうかは存じませんけど、簡素で素朴でありながらも実に魅力的な音楽をヤッテいますね。基本的に3人のコーラスだけで成立していて、曲によってアコギの伴奏が入るだけなんですが、声とコーラスの美しさを極限まで引き出す為には、これ以上のアレンジなんて必要が無かったのでしょう。

 それにしても、こういう音楽を聞いていると、もう語る言葉なんて思いつかなくなって来るんですよね。素晴らしいとしか言いようが無い、そんな音楽なんですよ。世の中にはわっちが全然知らない所で素晴らしい音楽をヤッテいる連中がゴマンといるんでしょうけど、そんな中でこのグループを知ることが出来たのは、本当にラッキーだったかと思います。素朴な手作り感に溢れつつも、どんなに手の込んだ作りの音楽よりも心に響いて来る、この連中の音楽はそういう音楽であります。間違い無く傑作ですよ!

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2020’03.15・Sun

KATE RUSBY 「HOLY HEAD」

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 相変わらず精力的に活動を続けている英国トラッド界の歌姫ケイト・ラスビーの、昨年発売のアルバムであります。ババアになっても元気なラスビーさん、昨年はコレともう1枚アルバムを出しているはずで、年に2枚なんてなかなかの絶倫さんですね。まるでタイのフォン姫みたいですが、フォン姫の所在が不明になってしまった現在、「絶倫姫」の称号はラスビーさんに授与することになりそうです。

コチラが元祖絶倫姫のフォン姫
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 というどうでもいい話はさて置き今回のアルバムでありますが、この「ツイン・ピークス」を思い出させるジャケは何とかならなかったんでしょうか?横たわるラスビーさんの遺体って感じがして、妙に不気味なんですけど~・・・なんて思うのはわっちだけでしょうか?まあタイトルが「聖なる頭」ですからこういうジャケになったんでしょうけど、いくらラスビーさんが美人さんとはいえ、個人的にはこういう晒し首みたいなジャケはやめて欲しかったと思います。

ツイン・ピークス
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 ジャケは少々気持ち悪いこのアルバムでありますが、中身の方はいつも通りのラスビー印でありまして、安心して聞くことが出来るかと思います。今回のアルバムはやたらとクリスマスという言葉が聞こえてきますから、おそらくクリスマス・アルバムなんだと思いますが、クリスマス・アルバムだろうと何だろうと、絶倫姫がヤッテいることは変わりません。如何にも英国フォークという感じの美しいメロディを、柔らかいホーンやアコの音色を生かした美しいアコースティックな音をバックにして、いつもの如く可憐な美しい声で歌っています。ラスビーさんって「この声があればそれでイイ」というタイプの歌手ですけど、今回も本領発揮と言いましょうか、癒しの歌声による極上のリラックス気分を味わうことが出来る逸品に仕上がっていると思います。

 聞く前からわかっていることではありますが、やっぱり何時でも何処でもラスビーさんは最高ですね!添加物一切無しの安心安全なラスビー印のナチュラル健康食品、是非一度お試し下さい、などと言いたくなるステキな仕上がりになっておりますよ!

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2020’03.14・Sat

「アンジャッシュ渡部の大人のための「いい店」の選び方の極意」を読みました!

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 お笑い芸人アンジャッシュの渡部建のグルメ本であります。ブックオフの110円棚にありましたので、試しに買ってみた次第であります。最近はお笑い芸人というよりは番組の進行役みたいな立場でテレビに出ていることが多いようですが、バカではないな~という印象の人ですね。そんな渡部さんが書いたコチラの本でありますが、なかなかに面白い仕上がりになっていると思います。

 まあ渡部流のいい店の見つけ方が色々と書いてあるのですが、印象に残ったのは、店だって客を見て評価しているとか、いい店を求めると同時に自分がいい客になることを説いているところですね。確かに客だからって偉そうにしているのはおかしいですし、そりゃあ客の方が立場的には偉いんでしょうけど、礼儀ってモノを弁えておくのは人として当然のことだと思います。

 読み進めて行きますと、渡部さんが書いておられる「いい店の選び方」って、ビジネスにも人と人との付き合い方にも通じるところがありまして、意外に(?)普遍的なことに辿り着いているな~って感じられます。単なるグルメ本の域を超えた、なかなかに奥の深い内容を持った一冊だと思います。コレを読んで、わっちは渡部さんを見直してしまいました!

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2020’03.13・Fri

MARIA BERALDO 「CAVALA」

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 ブラジルの歌手マリア・ベラルドの、昨年発売のアルバムであります。全然知らない人ですが、SPOTIFYが勝手にオススメして来ましたので、聞いてみた次第であります。ジャケからして何だか不気味ですので、本来であれば聞きたくはないんですけど、SPOTIFYのオススメには結構当たりが多いですから、素直に聞いてみた次第であります。

 ところでコチラのマリアさん、昨年11月に来日したクアルタベーというグループのメンバーで、クラリネットを吹いているらしいです。今回初めて歌モノのソロ作を出して来たということですが、わっちはクアルタベーもマリアさんも全く存じておりません。まあわっちが知っているミュージシャンなんてこの世のほんの一握りだけですから、こうやってSPOTIFYで知らない連中に次々に出会えるのは嬉しい限りであります。

 という話はさて置きマリアさんのコチラのアルバムでありますが、この不気味なジャケの通りと言いましょうか、随分エクスペリメンタルでアヴァンギャルドな作品に仕上がっていますね。ブラジル音楽と言えばサンバとボサノバなんて思っている人を思いっ切りぶっ飛ばす、これまで聞いたことが無いようなブラジル音楽になっていると思います。まるでドイツかどっかの実験音楽的な音作りになっていて、打ち込みやらシンセやらの不気味な電子音やノイズが異様な緊張感を放っています。何だかノイバウテンとかメレット・ベッカーなんかを思わせる音だと感じられます。

 そこにマリアさん自身が吹くクラリネットの音と歌が乗ってくるのですが、クラリネットの音って何故だかこの手の暗くて重苦しい音楽にマッチしますよね・・・なんて言うと、もう救いようが無いぐらいの暗黒音楽みたいに思われてしまうかもしれませんけど、それをシッカリとブラジル音楽に繋ぎ止めているのが、マリアさんの作曲センスと自身の歌であります。メロディ自体は表面的には無国籍なヨーロッパ風に聞こえるかもしれませんが、よく聞けば実にブラジル的でありまして、いくら実験音楽的とは言ってもそこにはブラジル人の感性が出て来るようであります。そしてマリアさんってこの不気味なジャケの割に(?)キレイな歌声をしていまして、この重苦しい音の先に希望の光を感じさせてくれるような歌を聞かせるのであります。だから暗くて重苦しいだけでは終わらない音楽になっていまして、本来であればあまりタイプではない音楽ですけど、ついつい繰り返し聞いてしまうのであります~♪

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2020’03.12・Thu

JOAN SHELLEY 「LIKE THE RIVER LOVES THE SEA」

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 アメリカのシンガーソングライター、ジョーン・シェリーの昨年発売のアルバムであります。最近はSPOTIFYでアメリカのフォークっぽい女性シンガーソングライターを色々と探す日々が続いているのですが、この人もそんな中で見つけた歌手であります。それにしてもSPOTIFYで見つかるアメリカの女性シンガーソングライターって、大抵は年増のオバハンばっかりですので、若い娘好きのわっちとしましては少々辟易してしまうものの、なかなかに侮れない歌声の人が少なからずいますので、女性歌手専門(?)のわっちとしましては、聞かないワケには行かないんですよね~。

 で、コチラのジョーンさんでありますが、これまた侮れない実力と歌声を持った、なかなかにステキな歌手なんですよ。アコギを中心としたシンプルなアンサンブルで、静かで淡々としたフォークを聞かせる人なんですが、この優しくて温もりのある歌声に何とも魅了されてしまうんですよね~。音の感触としては、ひんやり冷たい澄んだ水を思わせる雰囲気なんですが、この人の歌声で温かい日が差して来るって感じがするのであります。う~む、めっさイイ歌手ですねこの人。

 当然の如く全曲素晴らしく美しいメロディですし、どこを取っても文句のつけようがない仕上がりかと思います。最近はオバハンのシンガーソングライターを色々と取り上げていますけど、中でもジョーンさんってかなり優れている歌手だと言えましょう。オバハン歌手ですけど、わっちは大好きですよ!

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2020’03.11・Wed

ERIN DURANT 「ISLANDS」

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 見るからに「名盤」的な雰囲気のジャケってあるじゃないですか。何だかよくわからないけど「コレは素晴らしいに違いない!」と思わず買ってしまうようなヤツ。SPOTIFYサーフィンをしていますと、結構その手のジャケを見つけることがあるのですが、ニューオーリンズ出身のエリン・デュラント(と読むのかな?)というシンガーソングライターの昨年発売のアルバムも、そんな雰囲気を持った一枚かと存じます。70年代にひっそりと発売され、CD化されていない為にマニアの間ではLPが1枚10万円以上で取引されている、トラッド系のフォークミュージックの名盤って感じがしませんか?

 というどうでもいい妄想話はさて置き、エリンさんのコチラのアルバムでありますが、中身の方はトラッド系フォークとは言えませんけど、アメリカン・フォークの伝統を受け継いだ、ホンワカと牧歌的な音楽になっていると思います。とにかくこの穏やかな表情が実にイイんですよね~。ちょっと頼りない感じもありますけど、どこまでも優しくてカワイイ歌声がステキです。春の陽光の下、犬や馬と一緒に軽やかに草原を駆け回る内気な少女って感じなのであります(?)。この歌声には、ハマってしまう人も多いのではないかと思いますね~。

 そして歌だけでなく、バックの音もイイんですよ。音数は多くないんですけど、ピアノやフルート、トランペット、スティールギターなんかの柔らかい音を上手く使いながら、どこまでも優しくて平和な音を出しているんですよね。曲によっては今時らしくプログラミングなんかを使ったりもしますが、あくまでちょっとした変化を付ける程度でありまして、雰囲気を損なうようなモノではありません。美しいメロデイを最大限に生かす為のアレンジがシッカリと施されていますけど、作為的なところは感じられなくて、自然に流れて行くのがよろしいかと思います。

 コチラの作品、「名盤」の雰囲気を持ったジャケと申しましたが、何年かしたらマニアの間では本当に「幻の名盤」として秘かに高く評価されているようなアルバムかもしれません。わっちはおそらくブツを入手することは無いと思いますけど、その内1枚数万円とかで取引されるようなブツになるかもしれませんよ。もしエリンさんの音楽に興味がおありの方がいらっしゃったら、「ブツをゲットするなら今のうち」ってことを助言しておきたいと思います。

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2020’03.10・Tue

MOLLY SARLE 「KARAOKE ANGEL」

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 アメリカのシンガーソングライター、モリー・サールの昨年発売のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYで「カラオケ・エンジェル」なんて変なタイトルのアルバムを見つけてしまったからには、聞かないワケには行きません。ジャケからすると何だか結構な年増のオバハンっぽくて、ルックス的には全く興味はソソられないものの、とりあえずは試しに聞いてみた次第であります。

 この人の音楽は音数の少ない静謐なフォークなんですが、エコーが効いた独特の音響空間が特徴と言えるかと思います。浮遊感があるというワケではないんですけど、焦点をぼかしたような音作りが、白昼夢的な世界を作り出しているように感じられるのであります。例えばダニエル・ラノワとかマルコム・バーンなんかが作り出す音空間にも似ているんですが、そこまで計算して作り込んだ感じではなくて、もっとさり気なくナチュラルな感じ・・・って、独特の音響空間を作っている時点でナチュラルもクソも無いんですけど、何だか耳に優しくて心地好い音作りなんですよね。

 そしてそんな音作りにはまさにこの声という、まるで昼間に出て来た幽霊がアチラの世界とコチラの世界の狭間で静かに呟いているような歌声が、実にイイかと思います。その辺は前に取り上げましたシビル・ベイヤーの発掘盤に似たところがありますし、シビル・ベイヤーとかヴァシュティ・バニヤンなんかがお好きな方であれば、きっと気に入っていただける仕上がりになっているのではないかと思います。

 まあどこまでも淡々としていて控え目な音楽ではありますが、ギターにはわっちの大好きなレイン・パレードみたいな響きがありますし、シビル・ベイヤーもヴァシュティ・バニヤンもどっちも好きなわっちとしましては、個人的に思わず「おっ!」と引き込まれてしまうところがある作品となっております。万人にオススメ出来るようなシロモノではないですが、アシッド・フォークとか幽玄フォークなんかがお好きな方であれば、お試しいただいて損は無いかと思います。

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2020’03.09・Mon

ESTHER ROSE 「YOU MADE IT THIS FAR」

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 SPOTIFYサーフィンで発見しました、ニューオーリンズ在住のシンガーソングライター、エスター・ローズの昨年発売のアルバムであります。全く見たことも聞いたことも無い人ですが、ジャケのババアっぽい顔がかえって気になってしまいまして、ついつい再生してしまった次第であります。ババアっぽいとは言っても実際は何歳なのかは存じませんが、白人って老けるのが早いですから、もしかしたらめっさ若かったりして?でも、20代なんてことは無いと思いますけど。

 というどうでもいい話はさて置き、このエスターさんがヤッテいる音楽はカントリーをベースとしたオールドタイム・スウィング・ミュージックとでも言いましょうか、古いジャズとかR&B風味があるシンプルで素朴なフォークって感じですね。まあ、昔っからある珍しくもなんとも無い音楽などと言ったら身も蓋もありませんが、この人が醸し出す朴訥とした雰囲気は如何にもアメリカのド田舎って感じがして、好きな人にはたまらないんじゃないかと思います。

 ただ、ぶっちゃけ言いますと、下手クソなんですよこの人。何がって、歌もそうですし、バックの演奏も。ド田舎のシロートのオバハンが、一応楽器が出来る近所のシロートのおっさん達のたどたどしい演奏をバックにして、フラつくたどたどしい歌を歌っているという感じなんですよ。このシロート・ハンドメイドなヘッポコ感を楽しめるかどうかで評価は分かれるんでしょうけど、変なモノ好きなわっちは結構好きであります。人の良さを感じさせるヘロヘロな歌と演奏がカワイイと言いましょうか、「オマエ一体何ヤッテんだ?」って感じが凄くイイんですよね~。

 というワケで、意外な程リピートして聞いてしまっている今日この頃。久し振りにヘッポコな作品を発見して、妙に嬉しいわっちなのでありました。

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2020’03.08・Sun

KARINA SANTOS 「PURA ANGOLANA」

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 SPOTIFYサーフィンをしていて見つけたカリナ・サントスという歌手の、2012年発売のアルバムであります。どこの誰だか全然知らない人ですが、タイトルに「アンゴラーナ」なんてありますから、アンゴラの歌手なのでありましょう。アンゴラの音楽と言えばセンバでありますが、ラテンの要素がかなり強いカリナさんの音楽はセンバと呼んで良いのかどうかはわかりませんけど、センバであろうと無かろうと、実に楽しい音楽であることに間違いはありません。

 聞いていたらカリブ海地域のどっかの国の音楽だと間違えてしまうこと請け合いのこのアルバムでありますが、サルサやらコンパやらビギンやらズークやらソンやらブラジル音楽やらジャズやらファンクやらその他諸々を飲み込んだこの雑多な音楽性は、「凄い!」の一言で済ませてしまって良いとは思いませんけど、やっぱり「凄い!」としか言いようが無いですね~。以前取り上げましたマルガレッチ・ド・ロサリオの音楽もその幅広い音楽性が素晴らしかったですが、カリナさんの作品はマルガレッチさん以上だと感じられます。このアルバム、調べてみたら実は日本のワールド・ミュージッカー達にも秘かに大人気らしいのですが、それも納得の一枚であります。

 そして何よりも魅力的なのが、カリナさんの歌声であります。アフリカ地域の女性歌手にしては珍しく(?)カワイイ萌え声でありまして、スタイルの良いカワイイ娘が笑顔で嬉しそうに歩いているような歌とでも言いましょうか、例えば貴殿がお好きなカワイイ女優さんとかアイドルが、陽光の下でキレイな砂浜を楽しそうに歩いている姿を思い浮かべて下さいよ、思わず楽しくなってしまいますよね?カリナさんってそんな感じの歌を聞かせてくれるんですよ。要はめっさ良い歌手ということであります。

 イヤ~、コレは実にステキな作品ですね。ご存知の方からすれば何を今更って感じなんでしょうけど、今更ながらにこんなに素晴らしい音楽に出会えて、本当にラッキーだと思います。昨年はSPOTIFYのお陰で色々と沢山のステキな音楽に出会えましたけど、今年も引き続き素晴らしい音楽に多々出会えていると実感する、今日この頃なのであります~♪

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2020’03.07・Sat

KARINA BHUR 「SELVATICA」

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 ブラジルの歌手カリナ・ブールの、2016年発売のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYサーフィンで見つけました。現在45歳というオバハン歌手ですしルックスも老けた感じではありますが、このアルバムを聞いてみたのはこんなジャケだからであります。ブラジルって胸出しちゃった系(?)のジャケが結構ありますよね?ガル・コスタとかベイビー・コンスエロとかその他諸々。こんなジャケだったら聞くしかないではないですか。単にそれだけの理由で聞いてみた、実にケーハクなわっちであります。ところがですね、コレはジャケに騙されて良かったと言いましょうか、なかなかに面白い作品に仕上がっていますね!

 わっちは最近のブラジル音楽にはあまり興味が無くて、おじいサンバとかショーロとかのワールド系音楽ファン御用達の、「聞いて安心なブラジル音楽」ぐらいしか聞こうとして来なかったんですよ。まあアナ・カロリナとかセウ・ジョルジとかは良いと思いますし、最近聞いたルシアナ・アラウージョとかも素晴らしく良かったですけど、ブラジル音楽って何だかそれほど興味を掻き立てられるような感じがしなかったのであります。しかしジャケのお陰とは言えカリナさんのこのアルバムを聞いて、めっさテンションが上がってしまったのであります!

 ブラジルってサンバやボサノバだけではなくて、他の国々と同様に普通にロックもポップスもあるのは知っていますけど、カリナさんみたいなハードでカッコいいロックをヤッテいる連中がいるなんて知らなかったですね~。しかもハードロックとは言っても欧米の真似っこではなくて、ブラジルのハードロックとしか言いようが無い仕上がりなんですよ。単純な爆裂ハードコアもあっても当然それもカッコいいんですが、如何にもブラジルという要素が入り混じった異様にテンションの高い曲もありまして、それはロック・ファンではなくても聞く価値があるかと思います。そして欧米の連中みたいに病的にイカレた感じはあまり無く、まずは「音楽が好き」という感覚があるのがよろしいかと。その辺はフィリピンのハードコアやヘヴィ・ロックの連中に通じる感覚であります。

 う~む、なかなかやるじゃないですかカリナ・ブールさん。ソロになる前は何ちゃら言うロック・バンドを率いていたらしいですけど、そちらも是非聞いてみたくなって来ましたね~。わっちにしては珍しく注目したい、ブラジルのロックであります。

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2020’03.06・Fri

POPPY 「I DISAGREE」

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 何じゃコレ?的なジャケがめっさインパクトがあるアメリカの歌手ポピーの、今年発売のアルバムであります。これまで全然知りませんでしたが、SPOTIFYで見つけましたので聞いてみた次第であります。ちなみにこの人、ジャケはこんなんですけど、実際はめっさカワイイですよ!キレイだった頃のブリトニー・スピアーズみたいで。そしてルックスの如くと言いましょうか、音楽の方もカワイイんです。

結構カワイイ
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 ところで最近の日本のアイドルポップスの話ですが、ご存知の通り(誰が?)ハードロックやヘヴィメタルを大々的に取り入れた音が一大潮流を成しておりまして、例えばBABYMETAL、BISH、PASSCODE、ぜんぶ君のせいだ等々ですけど、このポピーちゃんはその流れに呼応している存在だと言って良いかと思います。音の方はかなりマジなヘヴィメタルでありまして、スラッシュとかインダストリアル、グラインドコア、デスメタルなんて言葉を思い出すようなモノになっております。ただ、ポピーちゃんが凡百のハードロック~メタル連中と違うのは、猛烈にキュートなロリロリ・ポップスとかエレポップなんかの要素をゴチャ混ぜにしてブチ込んでいるところであります。しかも1曲の中でゴリゴリのメタルが急にキュートポップスに変わったりするワケで、このハチャメチャ具合はまるでデビューした頃のフィッシュボーンみたいな感覚です。コレは実に素晴らしい!

 そして、カワイイ見た目のまんまのカワイイ歌声をしているんですけど、曲によってロリキュートに歌ってみたりラップもどきをかましてみたり、たま~に絶叫スクリーミンを聞かせたりと、情緒不安定的に変えてみせるのがこれまたカワイイんですよ。残念ながらわっちが好きな(カワイイ女子限定の)デスメタルな咆哮はヤッテいないデスが、基本的にこういうカワイイ娘は何をヤッテもカワイイんですよ。コレで性格も良ければ完璧ですが、こんな音楽をヤッテいる時点でイカレたメンヘラ女子であるのは間違いないでしょう。

 何にしても、全10曲35分があっという間に過ぎて行く、言うこと無しの大傑作であります。先日「今年のベスト10入り決定」なんて書いたミカエラ・アンも吹っ飛んでしまう、超強力な1枚であります。変なモノがお好きな方には絶対のオススメですよ!

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2020’03.05・Thu

GRACE CUMMINGS 「REFUGE COVE」

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 オーストラリアのシンガーソングライター、グレース・カミングスの昨年発売のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYが勝手にオススメして来ましたので聞いてみた次第であります。SPOTIFYが勝手にオススメして来る歌手って、意外に当たりがありますので、なかなか侮れなかったりするのですが、今回のグレースさんもなかなかに面白い歌手なのでありました。

 この人の音楽はめっさシンプルなフォークでありまして、歌いながらアコギをジャカジャカ掻き鳴らしてハーモニカを吹き、時にエレキを弾くという、まさにシンガーソングライターのイメージ通りって感じであります。ただ、この人の歌声はめちゃくちゃに特徴があってですね、他の歌手とは全然違う独特な存在感を放っているんですよね~。聞けば必ずや「おおっ、確かに!」と言っていただけること間違い無しの特徴的な歌声なんですが、まるで東欧かどっかの魔女のような声とでも言いましょうか、それともロシアのウラジミール・ヴィソツキーの女版とでも言いましょうか、迫力のある低くてハスキーな声で、噛み付くような歌声を聞かせるのであります。あまりに独特なこの歌声に、「何じゃこりゃ!」となって、思わず聞いてしまったのでありました。

独特な歌声女子
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 顔はまだそんなに歳を取っているようには見えないのですが、人生経験を重ねて来た大人の女の咆哮という雰囲気が、カワイイ声が好きなわっちの耳にも何故だか響いてしまうんですよね~。全然タイプな歌声ではないんですけど、コレはもう仕方ないって感じですね。アシッド・フォークみたいな音楽性には全然新鮮味はありませんけど、この声で歌われたらこれまで耳にしたたことが無いような音楽に聞こえてしまいまして、何度もリピートしてしまっている今日この頃なのであります。

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2020’03.04・Wed

ANNA NALICK 「THE BLACKEST CROW」

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 へ~、アンナ・ナリックがいつの間にか新作を出していたんですね。SPOTIFYサーフィンで見つけたんですが、随分久し振りな感じが・・・って、そもそもわっちはアンナ・ナリックを聞いたことがあったっけ?名前は前から知っていますが、そう言えばこれまでこの人の曲を聞いたことは無かったような気がして来たぞ?

 などと記憶が曖昧なままに聞き始めたコチラの2019年盤でありますが、今回はレコード会社を移籍して心機一転(?)、カバー集を出して来ましたね。昔の曲から最近の曲まで100年ぐらいの幅で選曲しているようですが、一体何を基準にして選んだのでしょうか?まあわっちは知らない曲ばっかりですので、カバーでもオリジナルと同じ感覚で聞けるのでありますが、どの曲も実にイイ感じに仕上がっていますよ!

 まあカバー集ですから曲が良いのは当然として、ギター、ベース、パーカッションを基本として、他はチェロが加わって来るぐらいの簡素なバックの音がイイですね。何だかオールドタイムなジャズ風味が漂っていて、アンナさんの落ち着いた歌声に合っていると思います。アンナさんって見た目はアヴリル・ラヴィーンみたいなヤンキー系の怖い顔をしていますけど、淡々とした中に温かみや優しさを感じさせる歌い口がステキな人なんですよね~。頼りなさげに見えて実は肝っ玉が座っていると言いましょうか、アイルランドやスコットランドのトラッドを歌ってもイケてるんじゃないかと思います。

 まあ今回のアルバムはアイルランドとかのトラッドには関係無くて、全体的にジャズっぽい風味が漂っているワケでありますが、この音楽性はノラ・ジョーンズなんかよりも遥かにハマっていると感じられます。今後はこれまでの「ちょいと落ち着いたロック系」の音楽よりは、コッチの方向に進む方が良いかもしれませんね、コレがアンナの生きる道ってことで。お次はクラリネットとかストリングスなんかも入れて、もっとホンワカした感じでヤッテいただければと思います。あ、勿論トラッドでもOKですよ!

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2020’03.03・Tue

NUALA HONAN 「THE TORTOISE」

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 多分オーストラリアのシンガーソングライター、ヌアラ・ホナンの2013年のアルバムであります。全然知らない歌手ですが、SPOTIFYで偶然発見しましたので聞いてみた次第であります。最近はアメリカなんかのフォーク歌手を色々と探索していますので、アコギ弾き語り系の如何にもシンガーソングライターという歌手の音楽を聞くことが多いのですが、そんな流れで引っ掛かって来た歌手であります。

 この人がヤッテいる音楽も当然アコギ弾き語り系フォークでありまして、そこにカントリーやらブルースなんかの要素が見え隠れするという、ありがちな音楽ではあります。まあわっちはこの手の音楽が好きですし、今年はこの手の音楽を色々と掘って行こうと思っていますので、日本人なら誰も見向きもしないようなこんな歌手の音楽を聞いているワケであります。まあ誰も見向きもしないような歌手とは言っても、ちょいと舌足らずな感じの可愛らしい歌い口はなかなかにイイ感じであります。個人的にはリッキー・リー・ジョーンズを思い出すところがありますが、リッキーさんほどはジャズやブルースの要素は強くなくて、どちらかと言えばフォーク・ロック寄りの音ですから、わっちはホナンさんの方が好みですね~。

 曲もなかなかの美メロが揃っていますし、全体的に静かに落ち着いた雰囲気もよろしいかと思います。まあ地味と言えば地味ですし、おそらくこういう歌手は星の数ほどいると思われますけど、何かの間違いで(?)曲が映画で使われるとかのキッカケがあれば、ブレイクしても全然おかしくない実力の持ち主だと感じられます。2013年以降はアルバムの発表はありませんけど、今年になってシングルを出していますし、地道に活動は続けているようですから、陰ながら応援してあげたいな~などと思っております。

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2020’03.02・Mon

LUCY DACUS 「HISTORIAN」

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 アメリカのシンガーソングライター、ルーシー・ダカスの2018年発売のアルバムであります。SPOTIFYサーフィンで出会った歌手でありまして、その野暮ったいルックスと落ち着き払ったベテランっぽい歌声から、間違い無くオバハン歌手かだと思っていたんですけど、実はまだ24歳なんだそうです。へ~、人は見かけによらないモンですね~。まあ若いからって、わっちが好きになるような要素は全く無いルックスですが、音楽がなかなかに面白いので聞いてしまった次第であります。

どう見てもオバハン。
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 別にどうでもいいんですけど、このアルバムはアメリカのインディーズ・ロック好きなら知らぬ者はいない、マタドール・レーベルから出ているらしいです。何だかマタドールなんて懐かしいな~。90年代にアメリカのインディーズ系のグランジとかを聞き漁ったことがありましたけど、ペイヴメントとかスーパーチャンクとかアンセインとか、好き者の間ではかなり有名な連中の作品をリリースしていましたよね~。ルーシーさんの音楽はシンガーソングライター作品とは言え、アコギとかピアノの弾き語りみたいなモノではなくて、結構オルタナな感覚のあるロックですので、マタドールのイメージ通りの音だと言えるかと思います。

 などという激しくどうでもいい話は置いといて、丸っこい肥満気味の見た目とは裏腹の(?)オルタナロックをヤッテいるルーシーさんですが、冒頭でも申しました通りのベテランっぽい落ち着いた歌声になかなかの説得力がありますし、多分本人が弾いていると思しきキラキラと輝くような音のギターと相俟って、力強くも美しい音世界を作り上げているのがよろしいかと思います。曲によってはビリー・アイリッシュみたいなエレクトロでダークな音を使ったり、虚無的な激しいグランジっぽい音を聞かせたりしますけど、声に包容力が感じられますので、ビリー・アイリッシュのように地の底を這いつくばっている感覚が無いのがイイですね。暗くても救いが感じられるのが、ルーシーさんの良いところだと思います。その辺は音楽性は全然違いますけどローラ・ニーロに似たところがあるな~などと、わっちは勝手に思っております。

 何にせよ歌声と音作りにかなりの説得力がありますので、最近の洋楽なんぞにはサッパリと興味が無いわっちなんかにも、スッキリと気分良く聞けるロックに仕上がっていると思いますね。だからってコレを誰かにオススメしようなどとは微塵も思いませんけど、最近のメリケン・インディーズ・ロックなんて滅多に聞く機会がありませんので、久し振りにこの手の音を聞くことが出来てちょいと嬉しく思った、或る日の夜なのでありました。

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2020’03.01・Sun

「話を聞かない男、地図が読めない女」を読みました!

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 タイトルは以前から知っていた本ですが、ブックオフの210円棚で見つけましたので、ゲットしてみました。ぶっちゃけこの本、面白いですね~。男にはわからない女の言動、女にはわからない男の言動が色々と書いてあって、実に参考になります。一応は脳科学の観点から男脳と女脳の傾向を分析してありますが、そんなに難しい書き方はされておらず、お笑いの本として読み進めて行くことが出来るかと思います。親しみ易い書き方ではありますが、何故男女の認識がお互いにズレてしまうのかがよくわかる、興味深い本になっているかと思います。

女「ねえ、この服だけど、赤か青かどっちがイイかな?(自分は青と決めている)」
男「え~っと(別にどっちでもイイと思っている)、赤がイイかな?」
女「どうして赤なの?(私は青がイイのに!)」
男「赤の方が似合ってると思うし。(どっちでもイイし!)」
女「じゃあ私には青は似合わないって言うの?(イラッとして)」
男「誰もそんなこと言ってないだろ!(怒)」
みたいな無用なトラブルを避ける為にも、この本は参考になるかと思います。

 まあ色々なことを面白おかしく書いてありますが、わっちが一番笑ったのは次の部分。男はプライドが邪魔して他人のアドバイスを聞くことが出来ず、それを敗北だと感じてしまうという流れで、「モーゼは何故40年も荒野をさまよったのか?人に道を聞かなかったからだ」などとさり気なく書いてあるところ。「約束の地」なんて人に聞けばすぐにわかるんじゃね?という茶化し方がステキです。

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