FC2ブログ
2020’05.20・Wed

HEG & THE WOLF CHORUS 「RAISING THE FIRES」

phegthewolfchorus001.jpg

 おそらくイギリスのバンドだと思われる、ヘグ&ザ・ウルフ・コーラスの2016年のデビューアルバムであります。SPOTIFYで見つけた正体不明な連中ですので、ネットで情報を検索したものの、何だかよくわからないんですよね~。とりあえずは7人組グループで、ヘグという女子がリード・ヴォーカルで作詞作曲をしているという程度しかわかりません。ヘグさんはジュル・アーヴァインという女子とフォーク・デュオを組んでいる人と同一人物かと思われますが、とにかく情報があまり無くてよくわかりません。

 このバンドがヤッテいる音楽は英国フォークと言って良いかと思いますが、人数が多いだけあって、普通のシンプルなフォークに比べますと色々な楽器を使ってかなり分厚い音を出しています。しかもかなり緻密に計算されたアレンジを施しているように聞こえます。それに歌の方は舞台で役を演じているような感覚がありますので、緻密な演奏と相俟って演劇的要素が非常に強い音楽になっていると感じられます。おそらくそんな部分が鼻につくという人もいらっしゃるかと思いますが、如何にも英国フォークの歌姫という感じの清楚な歌声はとても魅力的ですし、曲も演奏もなかなかに美しくて、わっちは結構好きなんですよね~。

 ただ、もしかしたらこの音楽はフォークと言うよりは、寧ろプログレと呼んだ方が良いのかもしれません。フォークをベースにしていることに間違いはありませんけど、他にヨーロッパ各地の色々な音楽の要素が入っているように聞こえますし、在り方としてはロックと言って差し支えないかと思います。おそらくですけど、この音楽はトラッドとかフォークのファンよりも、ユーロ・ロックなんかのファンにウケが良いのではないかと思われます。聞くほどに一筋縄では行かない複雑な味わいを持った音楽でありまして、何度も繰り返して聞きたくなる作品に仕上がっていると思います。
スポンサーサイト



Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(0) TOP

 |TOP