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2021’03.01・Mon

KARI BREMNES 「MANESTEIN」

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 わっちの大好きなノルウェーの歌手カリ・ブレムネスの、1997年発売のアルバムであります。この人の音楽に初めて出会ったのはまだ学生の頃でしたが、クールで知的な歌と北欧らしい美しいメロディに衝撃を受け、色々とCDを買い集めたモノでありました。この人のアルバムは1987年のデビュー盤からベスト盤を含む今回のアルバムまで7枚揃えているのですが、コレ以降の作品は現在に至るまで日本発売されていないはずで、結局ゲットすることは出来なかったんですよね~。こういう優れた歌手のアルバムはちゃんと日本でもリリースし続けるべきだと思うんですけど、如何でしょうかオーマガトキさん・・・って、オーマガトキ・レーベルってまだあるんでしょうか?

 ところでカリさんって元々はノルウェーのトラッドを歌って歌手活動を開始したそうで、フォーク歌手と捉えられることもあるようですが、わっちの知る限りではフォークではなくノルウェー・ロックですね。まあスタイル的には英米のロックと変わらないですけど、メロディや音の感触には明らかに北欧らしい感覚があって、それが実にクールでカッコいいんですよ。そのメロディや節回しがわっちの感性に合うとでも言いましょうか、初めて聞いた時から「おおっ、コレだっ!」と思わせる何かがありましたし、勿論現在でも同様であります。また、このアルバムをリリースしているシルケリグ・クルチュールヴェルクスタというレーベルは、ジャズのECMレーベルに似てヒンヤリとした透明感と奥行きがある音作りが特徴ですけど、まさにカリさんの為にあるようなレーベルでありまして、カリさんとの相性は抜群であります。

 しかもこのアルバム、音がメチャクチャにイイんですよ。アンプを新しくしてCDを聞くのが楽しくて仕方ないなんて、ちょいと前から言っていますけど、これまでのわっちではあり得ない位に音量を大きくしてもうるさくならないと言いますか、静かなまま大きい音になるという感じなんですよ。静謐な大きい音というモノを体感出来る作品でありまして、おそらく制作サイドはこういう音を狙って作り上げたのではないかと思う次第なのであります。まあスピーカーはテキトーなわっちのテキトーなセッティングですから、まだまだこのアルバム本来の録音状態を再現出来ていないんだと思いますけど、それでも圧倒されるこの音、素晴らしいと思います。

 こういう音作りが可能なのは、カリさんの作る曲や歌が良いからというだけでなく、ノルウェーでもトップ・レベルのミュージシャンが演奏に参加していて、しかもスタジオ機材も優れているからでありましょう。こういう素晴らしい条件を引き寄せてしまう力量があるという意味でも、カリさんは非常に優れた歌手であると言えるでしょう。ノルウェー最高の歌手による傑作盤だと断言致します!
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