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2011’11.12・Sat

LA ONG FONG 「WIND-UP CITY」

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 奇跡のカムバックを果たしたタイのポップス・バンド、ラ・オン・フォンの今年発売のアルバムであります。バンコクでゲットして来たブツでございますが、インディーズ盤だからなのか、タイのブツにしては値段がめっさ高いんですよね~。わっちはセンター・ワンのGMSで209バーツで買いましたけど、他では250バーツ近い値段が付いていたと思います。やたらと分厚い紙を使った特殊仕様パッケージですから高くなるのは仕方ないんでしょうけど、もうちょっと庶民的な値段設定にしてもらえませんか?・・・って、日本に比べたら相当に庶民的値段ではありますが。

 ラ・オン・フォンと言えば渋谷系の音楽をやる連中で、実際に日本でもその手の音が好きな人には結構知られているのですが、この新作が渋谷系好きの間で売れているのかどうかは知りませんけれども、相変わらず高品位なポップスを作り出す連中でありますね~。軽やかでオッサレーな音作りに舌足らずで下手っぴーなカワイイ声の女の子ヴォーカルという、この手の音楽の黄金律を踏襲しながら、文句の付けようが無い位にクオリティの高い見事なポップスを作り上げる手腕には、ほとほと感心致します。世のオッサレー人間やネオアコ好きが泣いて喜びそうな音楽に仕上がっておりますよ!

 まあここまで隙が無い見事なポップスに仕上がっていると、ニャーニャー言っているように聞こえるタイ語の響き以外にタイっぽいところは皆無なのでありますが、ルークトゥンやモーラムみたいにタイ臭バリバリみたいな音楽がある一方で、この手のオッサレーなポップスに関しては世界最高峰とも思えるモノを生み出すタイという国は、本当に不思議な国ですよね~。この理解し難い奥の深さが、タイという国の大きな魅力の一つであることに間違いは無いかと。そりゃあハマる人も多いはずです。

 とにかくこのブツは、音作りのクオリティにしても曲の良さにしてもヴォーカルの可愛らしさにしても、渋谷系の作品としては全てにおいて水も漏らさぬ完璧な仕上がりであります。ルックスも良くて勉強も運動もバッチリこなす、先生からも生徒からも信頼が厚い生徒会長みたいなアルバムとでも言いましょうか?それだけに、わっちみたいなテキトーな人間には、ちょっと出来過ぎだと感じられてしまったりもするのでやんす。

 何と言いますか、「チクショウ、あいつ等、いい気になってんじゃねえぞ」みたいな、劣等生の遠吠えみたいな感情を催してしまったりもするのですが、そんな劣等生にも笑顔で優しく接してくる生徒会長に対しては、差し出して来る握手の手をパシッと払いのける程度の強がりしか出来ません。いいヤツだとわかっているのに素直にそれを認めたくないという、なかなか複雑な心境にさせてくれるブツなのでやんすよ、わっちにとってこのブツは。そのクセ、家ではこっそりと聞いてニヤニヤしていたりして、ぶっちゃけ、本当は大好きなんですよ。ただ正直になれないだけなのでやんす♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、爽やかでオッサレーでポップで、非の打ちどころの無い素晴らしい曲でやんす。」→コチラ

「もう1曲、これまたオッサレーなステキ曲ですね~。」→コチラ

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値段と、そして微妙なのがジャケットの Orn です。
通常より 1ランク上のパッケージ、正価 250 Baht を 225B. で、ジャケットの 毛倍 もとい ケバいルックスを気にしつつ買いました。
La-Ong-Fong 名義の通算 4作目ですね。
1st La-Ong-Fong は 02年、これは当時 Sony BEC Tero 系よりのリリース、ボーカルは Chompoo (Bua にあらず)。 04年の 2nd アルバムからは現在と同じ、 Orn ボーカル、但し約半分の EP 盤。 以上マニア向け。 その後 05年の 3rd Cozy Collection を経て、11年の本作 4th Wind Up City と続きます。
ころん先生のレビュー評通り、期待を裏切らない作品だと思います。 約 6年間の充電期間もあり、いろいろな意味で必要充分、最終的には予定調和ですね。 価格以上の満足感がありました。
PV 視聴して、ふと ロビンちゃんを思い出したのは私だけでしょうか?
余談ながら、同 Spicy Disc 所属では Venus Butterfly をとても気に入っています。

santa:2011/11/13(日) 23:10 | URL | [編集]

>santaさん
おっしゃる通り、ジャケのオーンの実験に失敗した博士のような爆発頭は、毛が倍になってケバいの一言でありますね。ワタクシも買おうかどうか迷ったものの、とりあえずは思い切って買ってみた次第でございます。結果としては、買って良かったんですけどね~♪
この連中の1枚目と2枚目は存じませんが、まあいいでしょう。これだけの完成度のこの4枚目があればOKかという気がします。ポップスとしての出来は素晴らしく、良い曲、良い演奏、ヘッポコな歌、これだけ揃っていれば何も文句はありません!あ、同じレーベル所属の「VENUS BUTTERFLY」は聞いたことがありませんが、非常に気になります。この連中と同じ様な感じの音楽なのでしょうか?
あと、「ロビンちゃん?」と思って検索してみたのですが、「ロボコン」のロビンちゃんですよね?これは確かに似ていると思います。流石にコスプレ先進国(?)のタイだけあって、ロビンちゃんも有名・・・なワケないか。

ころん:2011/11/14(月) 12:42 | URL | [編集]

ころん 様
>GMSで209バーツで買いました
約520円ですか。やっぱり現地は安くて良いですねぇ。
それにしても、このムダに重たいパッケージ、意味不明ですね。
しかも作りが雑なので、全然オッサレーじゃないんですよね~。
でも、中身が二重丸なので許しちゃいますけど(笑)。

おやぢ:2011/11/14(月) 21:31 | URL | [編集]

>おやぢ様
現地で買えば約500円ちょいで買えますが、現地に行くまでに相当な費用がかかっていますからね~・・・。でも日本で1500円近く出して買うよりは、やっぱりお得感があるような気がします♪
おっしゃる通り、この無駄に分厚くて重いパッケージは、本当に意味不明だと思います。一体何の為にこんな作りにしたのか、メンバー達を問い質したい気分になりますね。まあ中身がメチャクチャに良いですから、確かに許してしまえるんですけど。次作は何年後になるのかはわかりませんが、もっとフツーに作って欲しいと思います。

ころん:2011/11/14(月) 22:55 | URL | [編集]

ロビンちゃんはもちろんそのロビンちゃんです、は措いときまして ...
La-Ong-Fong について、1st はオシャレ度控えめですが まあ同様な路線、ただし完成度は 3rd 等より劣後します。 2nd は収録曲も少ないミニアルバム、しかもほぼ 3rd に重複、同一テイクかも知れません。 結論として、確かに 3rd と 4th があればそれで充分です。
さて、Venus Butterfly について、何というかオシャレなロックというところでしょうか? ソロアルバムは 09年 The First のみですが、これも全曲通してハイクオリティな仕上がりです。 当然の如くに 250 Baht 、この価格設定は Spicy Disc レーベルのアイデンティティというか、他との差別化の象徴と思われます。 極めて凝ったパッケージと併せ、音作りに対する絶大なる自負の顕現ではないかと。
ご視聴の際はヨダレにご注意を。 **隊(仮名)とか**大使の女の子たちに見つからないように ...
http://www.youtube.com/watch?v=QX90L0h3_Bg" rel="nofollow">http://www.youtube.com/watch?v=QX90L0h3_Bg
因みにこの คิดมาก という曲名、新作リリース間近の Palmy の活動再開シングルと 奇しくも同じです。
近年タイには คิดมาก (「考え過ぎ」) の方が多いのかも知れませんね。

santa:2011/11/15(火) 22:35 | URL | [編集]

>santaさん
やはりロビンちゃんはあのロビンちゃんですね!ラ・オン・フォンのロビンちゃんは、いつも「百点満点」の良い娘・・・なのかな?
ヴィーナス・バタフライの試聴の貼り付け、ありがとうございます!音楽的にはラ・オン・フォンの「渋谷系」とは全く違っていますが、貼り付けいただいた曲は悶絶する位に素晴らしいですね!60年代的なフォーク・ロック・サウンドに、甘酸っぱくて切ないポップなメロディがステキです。これはゲットせねばなりませんね~♪多少高くても構いませんので、どこかで探して入手するように致します!
何にしても、音楽は「考え過ぎ」ずに聞くのがよろしいかと。自分が聞いて楽しければそれでOK!まずは楽しいのが一番でありましょう。

ころん:2011/11/16(水) 00:03 | URL | [編集]

自分が聞いて楽しければそれでOK!まずは楽しいのが一番でありましょう。
同感ですね。
ふと思い出したこと ...
その1
ラ・オン・フォンのロビンちゃんは、いつも「百点満点」の良い娘・・・なのかな?
Orn La-Ong-Fong はチュラ大 (日本で東大に相当) の元チアリーダーです。
タイ No.1 大学の 「顔」 ですので、オツムは当然として品性・容姿・動作等すべての面に秀でていたことでしょう。 30才近くなった今でも、その残り香を纏っているように感じます。
その2
件の Venus Butterfly を遡ること約 2年余り、Venus Flytrap という似て非なる名の美女グループがデビューしていました。 アルバムは 06年 SONY BMG よりリリースの 1枚のみ (正価 199 Baht で入手) ですが、宜しければ暫しのお付合いを ...
http://www.youtube.com/watch?v=X_TA1U8yUis" rel="nofollow">http://www.youtube.com/watch?v=X_TA1U8yUis
タイ流の、ある特別な属性を持っているらしいのですが、わかりますか?

santa:2011/11/16(水) 22:01 | URL | [編集]

>santaさん
なるほど、オーンはやはりタイのロビンちゃんでしたか。それは素晴らしい!優等生だと感じたワタクシの感覚は、間違っていなかった・・・のかな?
ヴィーナス・フライトラップですが、「タイ流の、ある特別な特性」と言われたら、カマ?としか思いつきません。そんなことを考えると、フライトラップのブツをゲットしたいとは思えなくなって来たりして。あ、もし「カマ」ではないのなら、大変に失礼なことを言っていることになりますが、まあいいか。ヴィーナス・バタフライの方が全員カマだったら、ワタクシは卒倒します。

ころん:2011/11/16(水) 23:26 | URL | [編集]

「美女を見たら釜と思え」 なる諺もあるとか。 VF はご明察、が困ったことに、彼女 ? 達のアルバムは全篇通して、極めて魅力的なんです。
VB については (多分) 全員セーフ、卒倒しなくても大丈夫です。
というわけで、これより釜に構っていただきに、かの地行きとなります。

santa:2011/11/17(木) 17:30 | URL | [編集]

>santaさん
やはりカマでしたか。ちょいと買う気が無くなりますた・・・。VBはゲットしたいです♪
で、カマにカマっていただく為に渡タイですか?カマ掘られないようにして下さいね。

ころん:2011/11/17(木) 18:28 | URL | [編集]

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