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2012’02.08・Wed

LIGHTNIN HOPKINS 「MOJO HAND」

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 今回はテキサス・ブルースマン、ライトニン・ホプキンスの超名盤との誉れ高い「モジョ・ハンド」を取り上げます。世間ではちょい悪オヤジなんてのが流行っていますが、ライトニンみたいなオヤジは極悪オヤジとでも言えばいいのでしょうか?このブツにはこのオヤジの写真は無いんですけど、グラサンかけて不気味にニカっと笑っているこのオヤジを見ると、ちょい悪なんて全然悪くないということが実感出来るかと思います。

「これが極悪オヤジだ!」
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 このブツの拳ジャケは、ブルース・ファンのみならず多くの方々に知られているかと思いますが、全人類に対する極悪オヤジからの強烈な一撃という意味がある・・・のかどうかは知りませんけれども、実にダサくも印象的なジャケでございますな。まあこの極悪オヤジのルックスを知っていないとこのジャケの面白さは感じられないかもしれませんが、屹立するライトニン棒を象徴しているみたいな感じもありまして、バリスター部長のバリスター棒にも負けないイチモツを想像させるジャケでやんすね。

 ジャケと同様に中身の方もこれまた強烈な仕上がりなのでございますが、まずはこの極悪オヤジの極悪な声が素晴らしいですね!地獄の鬼も逃げ出しそうな迫力のある低音で豪放に唸るこの声は、南アフリカのマハラティーニ並みに強烈であります。この顔にしてこの声って感じでありますな。多分子供は恐怖のあまり泣き出すのではないかと思います。そして極悪オヤジが弾くアコースティック・ギターの音もまた極悪でございまして、何とも図太い音をぶっ放しております。推測するに、かなり図太いギターの弦を使っていたんじゃないでしょうか?きっと「ミディアム・ゲージなんて軟弱な弦は女子供が使うモノだ。男は黙ってへヴィ・ゲージだ。ぐはははは!」などと言っていたに違いない・・・のかどうかは知りませんけど。

 こんな極悪な声とギターのバックには、基本的にはベースと簡素なドラムがくっ付いているだけなんですが、たったこれだけの編成で紡ぎ出す音が、とにかくめっさグルーヴしまくるんですよね~。でもグルーヴするのにノリノリという感じではなくて、沸々と湧き上がるマグマを内側に溜め込んでいるような不気味な静けさを感じさせます。うーむ、このギットギトに黒光りする音の塊の迫力たるや、本当に凄まじいモノがありますね。音的にはスッカスカに簡素なクセに、迫り来る極悪オヤジのエネルギーにタジタジとなってしまう、そんな感じの音楽でやんす。

 実はこのブツ、学生の頃に持っておりまして何度も聞いた記憶はあるのですが、大学を卒業する時にブルース好きの台湾人の友人にあげてしまいましたので、聞くのはそれ以来でございます。学生の頃のわっちがこの音楽を聞いてどのように感じたのか詳細は定かではございませんが、全然良いと思わなかったのは間違いないと思います。そこから月日は流れて現在、このブツの迫力にシビレているわっちがいるワケでございまして、何と言いますか、思えば遠くへ来たもんだなどと、感慨深い思いになってしまったりするのでありますた。

 よ~し、次は極悪オヤジの顔のアップがジャケの「テキサス・ブルースマン」をゲットしようかな~?それとも廉価盤シリーズの2枚組ベストでもゲットするか?まあそれよりも、このブツをひたすら聞き込むというのもアリかな~、なんて気もする今日この頃なのでやんす。あ、それからこの「モジョ・ハンド」なんですが、オリジナル盤には未収録だった録音を追加したコンプリート盤が出ていますけれども、わっちのは9曲入りの通常盤であります。ブックオフにて500円也~♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、チビるぐらいにカッコいいタイトル曲です。」→コチラ

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