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2012’02.11・Sat

めぐりんとちょいと対談

 世の中ではCDの売り上げは激減、ダウンロードも減っているという話を聞きますが、そんな音楽状況についてヒワイイ大使で一番熱心に音楽を聞いている、巨乳担当めぐりんと対談しようと思います。便宜上めぐりんは「め」、ころんは「ろ」と表記します。それでは早速。

ろ「何年も前からですが、CDの売り上げが減少して久しいと言われています。」
め「そうですね。減り続ける一方で、CDの売り上げは全盛期の半分にまで落ち込んでいるとか。」
ろ「ダウンロードに押されているという話ではあるんですけど。」
め「ダウンロードとCD売り上げを足せば、全体的な売り上げ自体はキープされてるって話ですよね?」
ろ「実は売り上げがキープ出来ていたのは、2008年までの話だそうです。その後は減少する一方らしいです。」
め「え~っ、そうなんですね!」
ろ「長引く不況で可処分所得が減って、その分『娯楽』である音楽ソフトの購入が減っているとは言われていますが。」
め「それはあるでしょうね~。お金に余裕が無いから買えないとか買わないとか。」
ろ「もちろんそれは大きな要因なんでしょうけどね。それでも、好きな人は何とかして買いますからね~。わっちなんかもそうですし。」
め「それは確かに。でも、ころんさんは道を踏み外した人ですから、普通の人とは比べられませんけど。」

「わたしも道を踏み外しています。」byめぐりん
Phiwaiimegu040

ろ「道を踏み外したって・・・。まあ、音楽を聞く形態がi-Podだのケータイだのに代わって来て、好きな曲だけダウンロードして買うって感じになって来たというのも要因の一つだとは思います。曲単位だと、アルバム単位よりも単価が低くなりますし、シングルCDよりも安いですし。」
め「そうなると、売れた数が同じでも売り上げは下がりますよね。」
ろ「でも、それよりも何よりも、消費者が買いたいと思うブツが無いということが、一番大きな要因かもしれませんね。」
め「うーん、確かにそうかもしれませんね。まあわたしなんかは、欲しいCDが沢山ありますけど。」
ろ「欲しいCDが多々ある人でも、目的のブツが売ってないとか、あっても値段が高いとかで、結局買えないってことも多いかと思います。」
め「それはありますね~。わたしもラテン音楽はもっといっぱい聞きたいですけど、まず探すのが大変ですし、見つかっても高くて手が出ないってことがよくあります。」
ろ「リアル店舗のブツ屋に行っても流行りモノしかない、ネットショップにはブツがあっても値段が高いとか利用するのが不安とかで、結局欲しいモノが買えないという。」
め「確かにそんな状態ですね。」
ろ「先日、『NOT NOWMUSICのこと』というネタをアップしましたが、今の状況であれば昔のブツをリイシューして安く販売するしか売り上げを伸ばす方法は無いのかもしれませんね。」
め「安かったら思わず買ってしまうことはありますよね。」
ろ「まあ単価が低い分売り上げ増にはなかなか繋がりませんが、今の流行りの音楽に見向きもしないちょっと上の世代の人達には、相当に安い値段での昔のブツのリイシューは、かなりインパクトがあると思いますね~。たとえば先日めぐりんが紹介してたEMIジャズ名盤999ベスト&モアシリーズなんかは、結構上の世代の人達に好評のようです。」

「好評なシリーズの1枚。このブツが好評かどうかは知りませんが。」
Pmachito001

め「安かろう悪かろうじゃなくて、本当にいい内容のモノを安くで提供してますからね。」
ろ「昔はどっかのワケわからない会社が作った得体の知れない廉価盤が、カメラ屋のワゴンで販売されてたりしましたが、今はそんなパチモンじゃなくて正規のメーカーとか信頼できるリイシュー専門レーベルがブツを出してますからね~。」
め「信頼度は高いですよね。」
ろ「そうですね。ただ、昔のブツのリイシューは大事なことですけど、やはり今の音楽にパワーが無いと結局はジリ貧でしょうね。」
め「ノスタルジーばっかりには浸っていられないってことですね。」
ろ「今の十代・二十代の人達が昔の音源を聞いて受け継いで行かないと、結局はそれも売れなくなりますし。」
め「そうですよね。今の音楽を聞いてそのルーツになった音楽に興味を持って、その時に昔の音源の廉価盤があれば助かりますし。」
ろ「音楽大好き人間の誰もが、その時に聞いていた音楽から興味を広げて、色々な音楽を聞くようになったんだと思います。」
め「そうなると、今聞いている音楽が、色々な音楽に興味を広げるキッカケにならないとですね。」
ろ「ただ問題は、現在日本で流行しているような音楽は底が浅いということですね。」
め「あ~、なるほど。」
ろ「例えばAKBだのK-POPだのを聞いて、何か広がりがありますか?音楽的な背景も深みも無いようなお手軽ポップスだけでは、何の広がりもありません。」
め「厳しいですね~。でも確かにそうですよね。」

「お手軽なんて言わないで!アタシ達も一生懸命やってるんです!」byたかみな
Ptakamina002

ろ「聞き手にも問題はあるでしょうが、作り手にも大いに問題があります。作り手に音楽への思い入れが感じられないと言いますか、作り手が全然音楽を聞いていないので、音楽自体の底が非常に浅いんですよ。自分が好きな音楽のコピーに終始しているって感じで。」
め「例えば『ゆず』が好きな人が『ゆず』だけを聞いてミュージシャンになって、『ゆず』の真似っ子みたいな音楽を作っているってことですか?」
ろ「その通りです。スケールダウンしたスピッツみたいなのとか、学芸会のミスチルみたいなのとかが多くて。また、製作に関わるスタッフにしても同様ですね。上辺ばっかり取り繕っていて、図太い根っことか逞しさなんかを感じさせる音楽を作れる連中が、非常に少ないと思います。」
め「そんな音楽だけを聞いていても、広がりはないですね。」
ろ「聞き手はそんな連中の音楽しか聞かない人が多いですし。たとえ図太い根っこをもった連中の曲を聞いたにしても、ダウンロードで好きな曲だけ聞いていては広がりようがないでしょう。」
め「アルバムを聞いてその中に『あれ、何だコレ?』って曲があって、調べてみたら誰それのR&Bに影響を受けてるってことがわかって、」
ろ「そこから例えばオーティス・レディングに辿り着いて、というようなチャンスが皆無に等しい音楽ばかりがもてはやされていますし、何と言いますか、作り手も聞き手も音楽に対して思い入れが無いというのが大きな問題なんでしょうね。」

「わしに辿り着いたからって、別に偉いワケやあらへんで。」byオーティス君
「その割には嬉しそうな顔してますね。」byころん
Potisredding001

め「別に音楽じゃなくても、ケータイやパソコンでいくらでもゲームが出来たりしますし、テレビを点けたら面白い面白くないは別にして色々な番組をやってますし、漫画だっていくらでもありますし。音楽以外に選択肢が沢山ありますから、わざわざ音楽じゃなくてもいいって人は多いんでしょうね。」
ろ「そう考えると、音楽に夢中になるなんてことは、もしかしたら極めて少数派の趣味でしかないのかもしれませんね。今の日本の音楽に、人を強く惹き付けるだけのパワーが無いワケですから。」
め「うーん、そうなったらいくら内容がいい廉価盤が沢山出たとしても、結局はジリ貧にならざるを得ないですよね?」
ろ「日本においては、明るい未来は見えないです。一部のマニアだけが音盤を買うという状況は、これからもあまり変わらないでしょう。」
め「絶望的ってことですか?」
ろ「まあそうですね。余程のパワーを持った連中が出て来ない限りは、どうにもならないでしょう。」
め「パワーですか。」
ろ「こんな時に、色々なルーツ音楽をぶら下げたヒワイイ大使が颯爽と登場して特大ブレークを果たしたら、少しは状況が変わるかもしれませんけど。」
め「そうですね~。少しでも音楽界の活性化に貢献出来たらいいんですけど。」
ろ「夢のような話でしかありませんけどね。」

 以上、長々とどうでもいいネタを書いてしまいますた。失礼致しますた。日本では音楽を取り巻く状況は悪くなる一方なのかもしれませんが、今後良くなって行く要素は何かあるのでしょうか?わっちごときがこんなボログであーだこーだ言ったところで何一つ状況は変わらないのですが、少しは良くなって欲しいな~という願いを込めつつボログ更新に邁進する日々なのでやんす♪

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ころん 様
CDの売り上げ減少については、一時だいぶ心配しておりましたが、最近は違う見方をするようになりました。
日本レコード協会の資料によると、2010年の音楽ビデオを含めたパッケージ商品の売り上げは2億5千万枚。おっしゃるとおり全盛期(90年代後半)の約半分ですが、それでも70~80年代の総売り上げ枚数とほぼ変わりません。これにダウンロード売り上げを加えればかなりの数になり、日本人の音楽に対する関心が薄れてきたとは一概には言えないと思います。
逆に90年代後半が異常だったのではないでしょうか。
好きな曲だけを買うというのも、かつてのシングル盤全盛の時代を考えると、あまり違いはないような気もします。
ただ、大きな違いはダウンロードにはB面がないということ。
A面は売れ線狙いとしても、B面は本当にやりたいことをやるというパターンは当時よくあった思います。
そして、そのB面を聴いて興味を持ち、アルバムも聴いてみたくなるなんてこともありましたし、そのアーティストに対する関心がどんどん広がっていったものです。
その点ダウンロードは1曲だけ落としてそれで終わりですから、広がりも何もあったもんじゃありません。
1曲ダウンロードしたら強制的にB面曲が付いてくるなんて仕組みにしたら面白いと思うのですが、まぁ、絶対に実現しないでしょう(笑)。
いずれにしろ、韓国のCD売り上げ総数が500万枚にも満たないなんて話を聞くと、まだまだ日本人って音楽が好きなんだな~と思ったりする、今日この頃です。
以上、長々と失礼しました。

おやぢ:2012/02/12(日) 18:31 | URL | [編集]

おやぢ様のコメントの中に「2010年の売り上げは70~80年代の総売り上げとほぼ変わらない」とありますが、70~80年代はアナログ盤全盛期ですよね。当時レコードプレーヤーって持っている人が限られていたと思います。でも、今はCDを聴くにはプレーヤーに限らずパソコンでも聴くことが出来ますよね。その点から、プレーヤーの所有数と売り上げ枚数の割合を考えると、やっぱりかつての方が圧倒的に売れていたと考えられるのではないでしょうか。アナログ時代の100万枚とCD時代の100万枚はまるっきり重みが違うと思います。
で、僕の結論としましてはやっぱり日本人は音楽が好きじゃない、という事です。特に外国の人と音楽を話したりすると、その熱心ぶりに凄くうれしくなるのですが、日本人とはこういった体験は出来ません。僕の友人環境が恵まれていないという事もありますが。
音楽に関心がないから、ダメな物はダメと言えない(言わない)⇒クオリティーの低い音楽が氾濫する⇒売れない、という悪循環に陥っているのだと思いますが、いかがでしょうか。

kapiraja:2012/02/12(日) 19:47 | URL | [編集]

>おやぢ様
おっしゃる通り、売上枚数だけ見れば、日本人の音楽に対する興味が薄れて来たとは言えないかもしれませんね~。ただ、興味が画一化しているのは間違い無いと思います。最近の音楽について言えば、マスゴミがK-POPを持ち上げたらK-POPばかりが売れ、AKBの宣伝をしまくればAKBが売れるというような、情報操作されたモノだけが売れているような状態ですから、実際はどう判断すれば良いのでしょうかね~?
ワタクシは日本の音楽を取り巻く状況については、ごく一部の音楽大好き人間と、大して音楽に興味が無い大多数の人間に二極化しているんじゃないかと感じています。とりあえず現在の状況を考えると、自分から色々な音楽を追求して行くような音楽大好き人間が新しく出て来る確率は、かなり低いような気がするんですよね~。もちろん音楽が好きな日本人は多いと思いますけど、音楽に対する「思い入れ」ってモノがある人って、そうはいないように思われる今日この頃なのであります。

ころん:2012/02/12(日) 22:20 | URL | [編集]

>Kapirajaさん
おっしゃる通り70~80年代の売上と現在の売上が変わらないのであれば、ソフトの違いや多様なハードの普及の面を考慮すれば、現在の方がソフトの入手経路も多様化している分、昔の方が売れていたと判断出来るかもしれませんね。それに昔であれば、雑誌やラジオなんかで情報を集めて、色々と考えた上で実際にレコード屋に足を運んでブツを買って来ていたワケですから、お手軽に音楽を入手出来る現在と比べたら、音楽への思い入れの度合いは全然違うんじゃないかと思いますね~。
まあ、日本人は音楽が好きじゃないと結論付けるのはどうかと思いますが、「思い入れ」の部分があまり無い人がかなり多くなって来ているような気はします。そうなるとイイ音楽を前にしてもダメな音楽を聞いても、「特に何とも思わない」って感じになってしまうのではないかと・・・。何とも思わないからブツを買っても買わなくてもどっちでも良くて、流行っているモノだけ聞いていればいいやってな感じで。まあ何にしても、良い状況ではありませんが。

ころん:2012/02/12(日) 22:22 | URL | [編集]

最近の音楽を取り巻く環境や現実につきまして、
実に興味深く読ませていただきました。
音楽自体の中身の質的・量的な移り変わりや
聴くものの趣向の質的・量的な移り変わりは
さまざまで、賛否両論あるかと思いますが
Twitterで面白い呟きを見つけましたので…
「…判り易くて面白いもの、というのはもちろんある。でも判りにくいものにも面白いものはある。面白いもののうちで、判りやすいものだけが残っていく、という淘汰は、面白いもののヴァラエティ、豊かさを損なう。面白い、面白い、面白い、けど単調。なんというか、そういう世界になるのかな、と…w」
というものですが、なんだか私が感じていることを巧く代弁しているようでした。
日本の昔の文豪がつぶやいた
「ぼんやりとした不安…」
という感じなのかな。

あみ:2012/02/13(月) 05:57 | URL | [編集]

>あみさん
TWITTERでの呟きですが、なるほど、確かにそんな感じですよね~。ご教示いただきましてありがとうございます!
判りやすいモノだけ受け入れられて(宣伝されて)、そうじゃないモノは切り捨てられるのは問題ですよね~。そうなれば文化の豊かさも失われて行く可能性が高いワケですから、「ぼんやりとした不安」を感じてしまうのも当然かと。まあ、そういう時代なんでしょうけどね~。
現在の日本の状況には人それぞれの意見があるでしょうけど、個人的には十分に音楽を楽しませてもらっていますので、特に不平不満があるワケではありません。ただ何となく「この状況ってどうなのかな~」なんて思って、こんなネタを書いてしまった次第でございます。

ころん:2012/02/13(月) 12:55 | URL | [編集]

こんばんは。
再コメント失礼します。
ころん様
まぁ、遡れば、ロカビリー(もちろんリアルタイムでは体験していませんが)、GS、ピンクレディなど似たような状況はあったと思いますが、それでも選択肢は今よりも遥かに多かった気がします。
AKB一派とK-POP勢だけの今の音楽シーンはやはり健全とは言えないですよね。
特にAKBはいくら売れようが、彼女達の音楽そのものが好きで買っているというコはほんの一握りでしょうからね~。
枚数だけ見て、楽観視するのはちょっと早合点だったかもしれませんね(笑)。
kapiraja 様
う~ん、プレイヤーの普及率の問題は確かに考えませんでした。
でも、プレイヤーを持っていなくても、レコードを買っているコは意外といましたねぇ。
で、プレイヤーを持っている家にお邪魔して聴かせてもらうという(笑)。
それだけ音楽に対する思い入れも当時は強かったんだと思います。
日本人は音楽が好きじゃないというご意見にはちょっと異論がありますが、ころんさんが言われるとおり、
音楽に対する「思い入れ」を持っている人が減ってきているということは否定できないかもしれません。

おやぢ:2012/02/13(月) 22:57 | URL | [編集]

>おやぢ様
おっしゃる通り、現在と比べるとやはり昔の方が選択肢と言いますか、自由度(?)は高かったと思いますね~。まあワタクシは音楽を聞き始めたのが80年代ですので、大した経験があるワケではありませんけど。でも当時の周りの連中は、もっと自由に音楽を探して、もっと熱心に向き合っていたという気がします。
枚数は売れて欲しいと思いますけれども、レコ会社とかの押し付けではなくて、みんなが自分で自由に色々と探し当てて、その結果枚数も売れているという状況になって欲しいと思いますね~。

ころん:2012/02/13(月) 23:39 | URL | [編集]

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