FC2ブログ
2012’02.12・Sun

KEKELE 「CONGO LIFE」

Pkekele003
 皆さんこんばんは。ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーです。今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げますのは、コンゴのベテラン・リンガラミュージシャン達によるグループ、ケケレの05年発売の2枚目のアルバムです。3枚目は「ころんの音楽探訪」の時に取り上げてますけど、アレはリンガラの人達がキューバ音楽を演奏するという少々変わった趣旨のブツでしたが、コチラはしっかりとリンガラをやっていますよ!

 ここに集まっているのはニボマとかシラン・ンベンザなんかの、昔のリンガラ音楽の黄金時代を支えて来たステキなおじさん達なんですけど、そんなおじさん達が集まって演奏しているのは、古き良きリンガラと言いますか、ラテン・フレーバー溢れる実にまろやかで優雅なリンガラです。フランコ先生なんかの50年代の演奏を聞くと、とてもラテンっぽい雰囲気の柔らかくて優しい音楽性にウットリしちゃうんですけど、そんな昔のノスタルジックな音楽性を今によみがえらせる為に結成されたのが、このケケレというバンドです。ケケレのことを「コンゴのブエナ・ビスタ」なんて言う人もいらっしゃるようですけど、確かにそんな感じはしますね~。ブラジルのおじいサンバなんかにも似た雰囲気があるように感じられますよ♪

 それにしても、ここで聞ける音楽の何と素晴らしいことでしょうか!基本的にアコースティックな音で作られてるんですけど、アコーディオンやヴァイオリン、フルートなんかも交えた優雅で繊細な音は、リンガラではこれまでに聞いたことが無いようなニュアンスに富んだ響きを持っています。こんな音楽性を持っていたリンガラが、数十年後には荒っぽいルンバ・ロックにまで姿を変えてしまうんですから、不思議なものですね。ルンバ・ロックがどれだけ豊かな音楽性を切り捨ててしまったのかと思うと、ちょっと残念な気がしてしまいます。まあ抑圧された若者には、不満のハケ口となる激しい音楽性が必要だったというのはわかりますし、私はルンバ・ロックも好きなんですけどね・・・。

 ルンバ・ロックのことは置いとくとして、このケケレのラテン風味溢れる豊かなミクスチャー・リンガラを聞くと、大らかな音楽性を誇っていたフランコ先生やオルケストル・ヴェヴェなんかも、随分ラテンとのミクスチャー度合いを低くして武骨なアフリカっぽさを強調していたんだな~って感じられますね。別にアフリカっぽさを強調することは悪いことではありませんし、アフリカ的アイデンティティの確立の為には当然必要なことだったんだと思います。でもケケレのミクスチャー度合いの高いリンガラを聞くと、表面的にはラテンっぽくても、アフリカ音楽以外の何物でもないアフリカの心ってモノが感じられますし、それならわざわざアフリカっぽさを強調するような路線をとらなくったって良かったんじゃないの?なんて思ってしまいました。

「アフリカの心があれば、それはアフリカ音楽!」byななみー
Phiwaiinana047

 このアルバムにはそんなアフリカらしさに満ちたラテン風味の豊かな音楽がギッシリと詰まっていて、聞く度に心の底から幸せな気分になってしまいます。特にフルートを使った4曲目なんかを聞くと、アフリカとラテンのステキな混血具合に悶絶しそうになっちゃいます。こういう音楽を聞いていると、「他の音楽なんてもう要らないかも?」なんて、本気で思ってしまいますね~。ケケレのおじさん達がやっているのは、フランコ先生さえもかすんで聞こえてしまうほどに魅力的な音楽です。このアルバムは、出会えた奇跡に感謝したくなる、そんな作品だと思います。

 というワケで、今回は「ラテン風味の素晴らしいリンガラ」を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、よかったら聞いてみて下さいね。DJはヒワイイ大使ロリロリ担当ななみーでお送りしました。またね~♪


「とりあえず1曲、悶絶するほど素晴らしい曲ですよ!」→コチラ

スポンサーサイト



Categorieアフリカ  トラックバック(0) コメント(0) TOP

Next |  Back
Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可
この記事のトラックバックURL