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2012’02.25・Sat

COUNT BASIE 「JAZZ INSPIRATION」

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 ドイツEMIから発売されているブルーノート音源の廉価盤シリーズの1枚で、カウント・ベイシーの19曲入りベスト盤であります。タワレコにて、600円也。カウント・ベイシー楽団と言えば、ベニー・グッドマン楽団のような白人のスウィング楽団の対抗馬として人気を博したビッグ・バンドであります。スウィングという音楽は、黒人の楽団であろうと白人の楽団であろうと出している音にそう大差は無いように聞こえるのですが、ベイシー氏が活躍していた頃は人種差別花盛り(?)だったでしょうから、人々にとっては演奏者が白人なのか黒人なのかは極めて重要だったのだと思われます。当時のメリケン白人どもには、「ジャズは黒人の音楽だからケシカランが、スウィングは白人の音楽だからOK」という意識があったようですから。

 このブツに収録されている演奏は前に取り上げたスウィングのコンピレ盤と同様に、メロディが親しみ易くてスンナリと楽しめる、単純に聞いていて気分が良い音楽だと感じられます。そこからはベイシー楽団ならではという音は聞こえて来ないのですが、それは単にジャズど素人のわっちにはその辺の味わいがまだ聞こえないだけなのでしょう。繰り返し聞いていれば、その内わっちにも聞こえて来る・・・のかな?あ、でもベイシー本人の軽やかに転がるようなピアノは実にイイですね!何だかファッツ・ウォーラーみたいな感じ~と思ったら、実際にファッツ・ウォーラーに師事したことがあるらしいですね。スタイル的にはストライド・ピアノとか言うんだそうですが、どういうスタイルなのかは知りません。ただ、楽団演奏ではもっとシンプルな奏法だったそうで、「節約奏法」なんて言われたこともあったとか?まあストライドだろうと節約だろうと、どっちにしたって何のこっちゃワケわからないんですけどー。

 このブツを聞いていてちょいと興味深く感じたのは、フルートを使った曲が何故かブラジルのショーロっぽく聞こえたことであります(全然ショーロじゃないんですけど)。ショーロはジャズなんかよりも早く誕生した音楽ですから、もしかしたらジャズに影響を与えている可能性がある?まあそんなことは今更どうでもいいことなんですけど、ビッグ・バンドのスウィング・ジャズがショーロを思い出させるというのが、何だか面白いな~ってことで。こうなって来ると、ジャズと並行してショーロも聞きたくなって来ましたね~。ショーロはいくつかブツを持っていますので、復習がてら聞いて行こうと思います♪とりあえず、ピシンギーニャとベネジート・ラセルダの共演盤でもウォークマンに落とそうかと。

 ショーロについてはさて置き、ベイシー楽団のこのブツでありますが、ここに収録されている曲の年代を確認してみると、50年代後半から60年頃までの録音なんですね~。となるとコレは所謂「ニュー・ベイシー」時代の録音ですな。わっちとしては「オールド・ベイシー」時代の、「オール・アメリカン・リズム・セクション」と呼ばれた強力なリズム隊を従えたという演奏を聞いてみたいのですが、まあこのブツは入門編ですし一番評価が高い頃の曲が入っているワケですから文句はありません。とりあえずはコイツを十分に楽しませてもらって、お次はデューク・エリントン楽団のブツを聞こうかと考えている、わっちなのでやんす!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、テキトーに選んでみました。」→コチラ

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