2013’05.15・Wed

興味津々音楽探求~TELMARY 「A DIARIO」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、キューバの女性ラッパー、テルマリーの06年のデビュー盤です。ラップやヒップホップの影響を受けたキューバ音楽ということで、前にころんさんと「ティンバ」について対談したことがありますが、今回はキューバのヒップホップということで、ティンバ否定派のわたしは聞く前から凄く心配になってしまいました。

 ころんさんの話によると、キューバという国は極めて治安が良いらしくて、ヒリヒリとするような危険なストリート感覚とは無縁だということですから、それってヒップホップをスタイルとして取り入れるしかないってことだと思うんです。ヒップホップが形の芸能になってしまったら、仏作って魂入れずの音楽に成り下がってしまうと思います。その上ティンバみたいに軽薄で品が無いとなったら、もう最悪じゃないですか。だからキューバのヒップホップなんて言われたら、やっぱりどうしても心配になってしまうんですよね~。でも実際に聞いてみたら、そんな心配は全く必要がありませんでしたので、ひと安心しました!

 このアルバムのプロデューサーには、キューバのハイブリッドな女流ミュージシャンのジューサさんの名前があるんですけど、テルマリーさんの音楽はジューサさんの音楽に共通するミクスチャーなハイブリッド感覚に溢れていると感じられますね。まあ昔ながらのソンの感覚は稀薄ですけど、ジャズやロックを大々的に取り入れながら、曲によってはフラメンコやアフロっぽいジャズも導入して、サンプリングに頼らずに人力でしっかりと演奏して行く音楽性は、とてもカッコいいと思います。こういう音楽を聞くと、伝統的なソンだけがキューバ音楽なのではなくて、ロックもジャズも普通に聞かれているのがキューバの日常なんだということが、よくわかりますね。

「キューバの日常!」byめぐりん
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 そんな中で4曲目に伝統的なキューバ音楽の感覚が溢れる演奏が出て来たり、5曲目でロス・バン・バンの曲をカバーしたりしているのを聞くと、こんなことが出来るのはやっぱりキューバの人だからなんだろうな~って思えて、何だか嬉しくなってしまいます。全体としては伝統的なキューバ音楽の感覚は稀薄ではあっても、これはこれでアリだな~って納得してしまうのは、この音楽自体がとても魅力的だからですね~。

 テルマリーさんのラップは、力が抜けたちょっと低血圧な感じはありますけど、このハイブリッドな音楽性には良く合っていて、とてもクールな印象があります。そして、ゲストをたくさん迎えているんですけど、自分が前に出るのではなくてゲストを生かそうとする意識もしっかりと感じられて、性格的にもイイ人なのかな~って思いますね。とてもステキだと思います。

 以上、ヒワイイ大使のめぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、アフロ・ジャズな曲です。」→コチラ

「もう1曲、ライヴでどうぞ。」→コチラ

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