2013’06.24・Mon

よろず音楽風流堂~JENNIFER WANES 「JENNIFER」

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 みなさん今晩は。ヒワイイ大使のお姉さま担当ねーねーです。今回の「よろず音楽風流堂」で取り上げますのは、アメリカの歌手ジェニファー・ウォーンズの、72年盤です。新名盤探検隊シリーズの1枚で、世界初CD化作品だそうです。最近はこの手のリイシュー盤が増えていますが、新録が売れない分、リイシューで売上を稼ごうというレコ会社の思惑が見え隠れしているのが面白いですね。何にしても、入手困難だった昔の盤が気軽に手に入るようになるのは、とても良いことだと思いますが。

 ところで前回の「よろず音楽風流堂」では、ジェニファーさんの1枚目と2枚目の2 IN 1のアルバムを取り上げましたが、その後レーベルを移籍して出した心機一転のこのアルバムは、プログレ・オタクのアイドル的要素に溢れるフォークっぽさがあった2 IN 1盤とは志向(嗜好?)が違った音楽性になっていますね。ジャクソン・ブラウンやラス・カンケル、ニック・デカロみたいな著名人達が参加することでメジャー感が出て来ましたし、力強さも出て来たと思います。プロデュースをジョン・ケイルみたいな変な人がやっている分、仄暗い儚さを感じさせる部分もありますが、感触としてはいかにもメジャーな盤という感じがします。

「メジャー感のある音です。」byねーねー
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 メジャー・デビュー盤ということで、多分ジェニファーさん自身も凄く張り切った部分があったのだと思いますが、品があってあまり自己主張しない控え目な歌ではありますけど、とても勢いがあって自信に満ちているように感じられますね。元から歌は非常に上手い人ですが、ここでも相変わらずの素晴らしい歌唱を聞かせてくれています。この素晴らしい歌で、個人的に大好きな「P.F.スローン」を取り上げてくれていますので、この1曲だけでも名盤認定したくなってしまいますが、他の曲も粒揃いですので、名盤探検隊シリーズの名に恥じない作品であるのは間違い無いと思います。

 売上的には大失敗に終わったというこのアルバムですが、せっかくリイシューされたこの機会に、当時の人が聞き逃していた名盤を聞いてみるのも一興かと思います。当時に想いを馳せながら聞くも良し、当時の人達は聞く耳が無かったんだな~と思いながら聞くも良し、この時代にこの音楽に出会えた幸せを噛み締めるも良し、今の時代に聞くからこそ見えて来るものがあるのではないかと思います。

 以上、「よろず音楽風流堂」でした。下に試聴を貼り付けますので、よかったら聞いてみて下さい。それでは、またいつかどこかでお会いしましょう。


「名曲、名唱ですね。」→コチラ

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ねーねー様
昔からの愛聴盤がこういった形で復刻されるのは嬉しいですねぇ。
ころんさんだったら多分最初の2枚の方がお好きな感じがしますが(笑)、ワタクシ的には圧倒的にこちらの方が好みだったりします。
リマスターされた音質も自然で、これを機にジェニファーが再評価されたらいいなぁ。

おやぢ:2013/06/25(火) 21:27 | URL | [編集]

>おやぢ様
コメントありがとうございます。ヒワイイ大使のねーねーです。
おやぢ様はこのアルバムが昔からの愛聴盤だったのですか?おっしゃる通り、愛聴盤がやっとのことで復刻されたら、やはり嬉しいものですよね。お気持ちは良くわかります。これでジェニファーさんがまともに評価されるようになったら、もっと嬉しいですよね。
個人的にはおやぢ様と同じく、最初の2枚よりはこちらの方が好きです。やはり「P.F.スローン」が素晴らしいと思います。ヒネクレころんさんは、多分最初の2枚の方が好きなのではないかと思いますが、本当の所はどうなのかわかりません。

ねーねー:2013/06/25(火) 22:35 | URL | [編集]

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