2013’08.16・Fri

MARIA McKEE

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 プロデューサーがミッチェル・フルーム、エンジニアがチャド・ブレイクと言えば、90年代のロック・シーンでは泣く子も黙る(?)過激で奇天烈な音作りをするコンビというイメージがあるかと思います。実際にロン・セクスミスのデビュー盤とかスザンヌ・ヴェガの何枚か、そしてリチャード・トンプソンの諸作やロス・ロボスのアルバム等、このコンビが関わったブツは、色々なメディアで絶賛されていましたよね~。今回のアルバムは、ローン・ジャスティスのヴォーカルとして日本でもかなり人気のあったマリア・マッキーが89年に出したソロ第一弾のアルバムですが、実はこのコンビがプロデュースとエンジニアをヤッテいます。

 などということは全く意識すること無く、単なるマリア・マッキー好きだったわっちは、このブツの発売日に大阪は梅田のingsにあったブツ屋でゲットしたのでありますた。そして嬉々としてブツを再生したわっちは、「ありゃりゃ?」と思ったのでありますた。と言うのも、パンキッシュなまでにパワーと勢いが溢れていたローン・ジャスティスのデビュー盤が大好きだったわっちは、このアルバムでの落ち着いたと言うか大人しくなったマリアっちの姿に、かなりの違和感を持ったのでありますた。とは言えルックスも含めて大好きな歌手ですから、CDが擦り切れる位に聞きまくって、結局はめっさ好きなブツになったんですけどね~♪

 このアルバムに関して言えば、フルーム&ブレイク・コンビによる変な音作りは全然ありません。安っぽいオルガンの響きがいかにもミッチェル・フルームらしくはありますが、主役は音作りよりもマリアっちの歌でありまして、歌を生かす為の控え目な音作りが実にイイ感じです。おそらくマリアっち自身はバンドの時のイメージを払拭して、大人の歌手へ成長した姿を見せたかったんじゃないかと推測しますが、それは十分に成功していると思いますね~。というワケで、新生マリアっちの姿を、わっちは持ち前の広い心で(?)好意的に受け止めたのでありますた。

 ただ、昔は大好きでよく聞いていたブツでも、現在の耳で聞いてみたら「何じゃこりゃ?」ということは往々にしてよくあることではあります。とりあえずは先日ですが、マリアっちのソロ第二弾を取り上げましたので、ついでにこの第一弾も棚から引っ張り出して聞いているワケでございますが、ぶっちゃけ、実に素晴らしいと思います♪マリアっちに対する思い入れが随分薄れた分、当時よりも遥かに冷静な耳で聞いておりますが、コレはやはり優れた歌手による優れたアルバムだと断言出来ますね~。カントリー風のロックをベースにしながら、R&Bやブルースの要素も取り入れつつ、スッキリ爽やかなヴォーカル・アルバムに仕上がっている辺り、歌手の力量と制作陣の手腕が見事にバランスが取れているブツだと思います。イヤイヤ、マジで良いですわ。この夏の定番アルバムになってしまっている、今日この頃でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、何だか夏っぽく感じる曲なんですけどね~。」→コチラ

「もう1曲、ライヴ音源ですが、ライヴ映像が出て来ません。」→コチラ

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