2014’02.05・Wed

BAD DREAM FANCY DRESS 「CHOIRBOYS GAS」

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 エル・レーベルなんてのがちょっとだけ評判になったのは、80年代後半だったかと思いますが、学生の頃のわっちはこのレーベルの連中が大好きで、特にキング・オブ・ルクセンブルグとかルイ・フィリップなんかには夢中になったものでありました。アンソニー・アドヴァースも好きだったな~。エル・レーベルの特徴と言えば、手作り感いっぱいのヘッポコってところかと思いますが、このレーベルの中でも特別に凄まじくヘッポコだったのが、今回取り上げますバッド・ドリーム・ファンシー・ドレス(以下バッド・ドリーム)であります。

 このブツは88年に発売されたバッド・ドリームの唯一のアルバムですが、グループ名の通り、発売されたのがまさに悪夢のようなブツでございます。ジャケを見てわかるように、キモいババア(?)二人組なんですけど、こいつ等の歌がとんでもなく調子ハズレで素っ頓狂でございまして、聞けば笑うか怒るか呆れるかしかないかと思います。音程もリズムもボロボロでしかもババア(?)ですし、悪夢以外の何物でもないという世界が展開されているのでございます。だからこんなブツは聞く価値が無いゴミ盤である…とは言えないところが、このブツの曲者たる所以なのであります。

 この連中の歌は確かに間違い無くヘッポコでボロボロなのでございますが、キング・オブ・ルクセンブルグが作り出すメルヘンチックでスッカスカなバックの音と組み合わさると、何とも不思議なことに、とてもカワイイ音楽に変身するのでありますよ。ババア(?)二人が鼻水とかヨダレをたらした知能の低い天使となって、メルヘンの世界を飛び回っているような、ワケわからない音楽になっているのでございます。うーむ、何たるおバカな怪盤。こんなブツを取り上げる必要なんてどこにも無かったんですけど、たまたまブックオフの500円棚にあるのを見つけてしまって、懐かしさのあまりついつい手を出してしまったワケでございます。遺憾な~。

 このブツを聞いたのはいつ以来なのかよく覚えていませんけど、今聞いても膝から崩れ落ちそうになるぐらいに激しく脱力してしまう、とんでもないヘッポコ盤でございますな。しかも何か知りませんけどめっさカワイイというのが厄介なシロモノでありまして、ハッキリ言ってわっちはこのブツ、大好きなのでやんす。英国が誇るべき恐るべきヘッポコデュオ、それがバッド・ドリーム・ファンシー・ドレスなのであります。これでルックスも可愛かったら、本当に無敵のヘッポコだったのに。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、素っ頓狂で酷いです。」→コチラ
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