2014’02.13・Thu

蔡健雅 「天使與魔鬼的対話」

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 先日台湾のマブダチに久し振りの再会を果たした時に、お土産にいただきましたブツでございます。シンガポール出身で台湾で活躍している蔡健雅(タニヤ・チュア)の、2013年盤であります。中華系ポップスの中で、蔡さんは個人的に大好きなシンガーソングライターでありまして、最近の諸作も色々とゲットしているのでございますが、何故かこのボログで取り上げる気になりませんでした。もちろん蔡さんの作品ですから悪いはずはないんですけど、それほど気に入ってもいないって感じのブツが続いていましたので、わざわざ取り上げなくてもイイかな~って感じだったのであります。しかし、今回のブツはなかなかよろしいかと思いますよ!

 蔡さんの音楽から溢れ出て来る才気というモノは、熱い歌心を持ちながらもひんやりとしたクールな空気感の中でこそハッキリと感じられると、わっちは勝手に思っているのですが、ここ最近の諸作はそのクールな空気感があまり無かったと思うのであります。しかし今回のブツはその空気感が戻って来ている曲がいくつかありまして、わっちが聞きたかった「クールな空気感の中の熱い歌心」の蔡さんを、全体に亘ってというワケではないにしても、やっと聞くことが出来たって気がするのであります。これでこそ、わっちが「アジアの怪物」と呼んだ蔡さんでありますよ!

 ついでに言わせてもらいますと、本当はもっとシンガーソングライター然としたと言いますか、もっとシンプルなアコースティック・ギター弾き語りっぽい蔡さんを聞きたいのでありますが、それは今後のお楽しみってことにしておきましょう。このブツは普通にエレクトリックな音作りになっていまして、それはそれで全然構わないんですけど、蔡さんの曲って基本的にアコギの弾き語りで成立してしまいますので、エレクトリックな装飾を取り払ってもっとシンプルになった音を聞きたいな~と思ったりするのでやんす。

 とは言っても、蔡さんらしく曲に合わせたアレンジをしっかりと練って来たことはよくわかりますし、ブルース・ロック調のカッコいい曲や大々的にラップを取り入れた曲、エンヤみたいな一人多重録音コーラスが聞ける曲のような新機軸を打ち出している曲もあったりして、聞き所は多々あるかと思います。元からメロディ・メーカーとしての才能は突出したものがありますし、クールながら熱い歌も健在で、この人はこれからもまだまだヤッテくれるな~ということが実感出来る仕上がりになっていると思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、クールな空気感の熱い歌心が感じられるかと。」→コチラ
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