2014’02.15・Sat

王菀之 「晴歌集」

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 先日台湾のマブダチに久し振りの再会を果たした時に、お土産にいただきましたブツでございますが、各所で評判が良いブツですので、マブダチにリクエストしておりました。買って来てもらえて嬉しい~!この人、イヴァナ・ウォンと呼ばれていますが、わっちはこれまで全く聞いたことが無い名前であります。まあわっちは中華系ポップスの歌手なんて99%は知らないんですけどね~。

 このアルバムは昨年発表されたブツで、全曲カバーのアルバムなんだそうです。確かに聞き覚えのある曲が3曲ほどあるんですけど、他は全く知らない曲ばかりであります。もしかしたら中華ポップスマニアには有名な曲が揃っているのかもしれませんが、わっちにはわからんですね~。あ、でも日本の曲もカバーしているんですけど、それは中華ポップスマニアにはわかるまい…?それはそうとして、カバー・アルバムと言えば日本でも大流行していますが、王さんのこのカバー集は、凡百の日本の歌手が束になっても敵わない、素晴らしい仕上がりになっていると思います。

 とにかくまずは、王さんの歌が素晴らしいんですよね~。ヒソヒソと囁いているように見せかけて(?)実はシッカリと歌っているんですけど、歌い口が実に柔らかくて耳当たりが良く、極楽気分に浸れるとても心地好い歌声だと感じられます。アジアの歌手らしくしっとりと濡れた歌声で、しかも可愛らしくて可憐なクセに力強さもあるという、なかなか無い歌声だと思います。ルックス的にはちっとも美人じゃないと言うか、残念な顔なんですが、その分魅力的な歌声と歌唱力を持っているワケであります。

 そしてその歌声の魅力を生かすバックの音のアレンジが、これまた実にイイんですよね~。控えめなストリングスとピアノの美しいアコースティック・アレンジもあれば、アンビエントなエレクトロ音のアレンジもあるんですけど、どれも本当にイイ仕事してるな~って感じであります。特にアンビエント系の音作りの曲は意外なほどに心地好く、中華風チルアウトとして、エレクトロニカとかハウスとかがお好きな人にも受け入れられるんじゃないかと思いますね~。あ、イーフレイム・ルイスとかシールなんかの音作りがお好きな人にも、是非お薦めしたいです。

 うーむ、何と言いますか、カバー集とは単に他の歌手の曲を歌うというだけではなく、既存の曲に新しく自分の魂を入れないと意味が無いと思うんですけど(好きで歌うだけならただの素人じゃ!)、その点では王さんのこのブツは、カバー集の鑑と言っても良い作品ではないかと思います。細やかな心遣いと細やかな歌唱が痒いところにまで手が届く、素晴らしい作品だと思います。「チョットマッテヨ」なんてたどたどしい日本語で歌う大黒まき(漢字忘れた)の曲でズッコケそうになったりはしますが、慣れてくればそれさえも心地好く聞えて来る、マジで傑作でございますよ!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、しっとりしててめっさエエですよ!それにしてもブサイクじゃな。」→コチラ
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