2014’02.25・Tue

CHICOSCI 「FLY BACK HEARTS!」

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 「CHICOSCI」と書いて何て読む?数年前から疑問に思っておりました。今回取り上げますのは、MIAさんの特別セールにてゲットしたフィリピンのハードロック・バンドの2009年のブツでございます。このバンドの名前ですが、MIAさんによれば「チコスキィ」と読むのだそうですが、わっちは以前から勝手に「チコシ」と読んでおりました。うーむ、全然違うじゃん。この連中は当初は「CHICO SCIENCE」と名乗っていたそうですが、ブラジルに同名の歌手がいて紛らわしいので、「CHICOSCI」に改名したらしいです。そりゃあ「CHICO SCIENCE」なんて書いてあれば、ワールド系音楽ファンなら100%全員がブラジルのシコ・サイエンスと思いますわな。

 このチコスキィはハードロック・バンドではありますが、わっちがこれまで聞いて来たフィリピンのハードロック・バンドと比べたら、かなりスタイリッシュなカッコ良さがあると感じられますね。ファン・デ・ラ・クルースから始まって、ウルフギャングレイザーバックなんかを経てフランコあたりにまで連綿と受け継がれて来た、男が惚れて男だけが聞くような男くさいフィリピン・ハードロックの伝統の系譜からは外れていて、随分とカラフルな色彩感を持ったハードロックだと感じられます。

 音的には良かった頃のパール・ジャムを思わせる、疾走感のあるグランジっぽいハードロックがベースになっていまして、更にデスメタル系の咆哮声やズンドコ・ドラムを取り入れたりしていますので、音の要素的にはかなりヘヴィになりそうなモノなんですけど、ドラムの音が軽いのとヘヴィさよりもスピード感の方が勝っていますので、大してヘヴィに感じられないのであります。そして曲によってコロコロと音色を変えるギターや、要所で音にアクセントを加えるキーボードの使い方が非常に上手く、その辺が他のハードロック・バンドには無い色彩感とかスタイリッシュさに繋がっているのではないかと思われます。

 また、基本的に曲にはポップな軽やかさがありますし、ヴォーカルは全然暑苦しくなくて意外な爽やかさがありますので、女子供でも聞ける親しみ易いハードロックに仕上がっていると感じられますね。実際にヴォーカルのおっさんは女性に大変に人気があるらしいです…って、単にイケメンだからだそうですけど。でも男しか聞かないようなハードロックだったら、女性は近付いて来ないですよね?カラフルでスタイリッシュだからこそ、女性が近付いて来る隙がある(?)のではないかと思われます。

 まあ何にしてもこのチコスキィというバンドは、数あるフィリピンのハードロック・バンドの中でもちょっと毛色の変わった個性を持った、実に面白いバンドだと思います。日本や欧米のハードロック好きの方にも十分アピールするモノを持っていますので、是非お試しいただきたいな~と思う次第でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、めっさカッコ良くてテンション上がりますわ。」→コチラ
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