FC2ブログ
2014’03.12・Wed

PUPIL 「WILDLIFE」

ppupil001.jpg

 エリー・ブエンディアと言えば、フィリピン最高のロックバンドであるイレイザーヘッズの中心人物だった人ですが、フィリピン・ロック・ファンには特別な響きがある名前かもしれませんね。そんなブエンディアがイレイザーヘッズ解散後に在籍していたバンドが、このピューピルでありまして、このブツは2008年発売の2枚目のアルバムであります。まあブエンディアがメンバーというだけで、内容の方はある程度保証されたようなモンなんですけど、実際の所、なかなかの高品位な作品に仕上がっていると感じられます。

 音的にはビートルズからニューウェーヴ系を経由して、グランジあたりまでを通過して来た今時のロックであります。昔の英国ビートバンドっぽさもあればリヴァーマヤみたいな天空を駆け巡るようなギターが印象的な曲もありますし、グランジ系のハードな音作りもあったりして色々と楽しませてくれるワケでありますが、そこから感じられるのは、この連中は本当に音楽が好きなんだな~ということであります。やりたいことが多々あって、ひたすら真面目にそれを追求しているような印象を受けますね~。

 ただ、真面目ではありますけれども出来上がった音楽は全然堅苦しくなくて、ポップなメロディと伸び伸びとした躍動感に溢れております。良いメロディと良い演奏が光る、極めて真っ当なロックでございますね。イイですね~、真っ当なロックって。ロックには小難しさも怒りも皮肉も不平不満も全く不要でありまして、聞いて楽しいという音楽として一番大事な部分があれば、それで良いのであります。自分のことを「アーティスト」などと言って芸術家気取りでいるようなヤツ等がヤッテるロックなんて、わっちにとってはどうでもいい存在であります。ロックが好きで楽しい、だからヤッテいるんだということが伝わって来れば、わっちにとっては真っ当なロックなのでやんす。

 そういう意味でこのピューピルの音楽はわっちにとっては極めて真っ当なロックなのでありますが、ちょっと注文をつけさせてもらうとすれば、歌がちょいと弱いところですかね~。所々不安定に感じられる部分がありますので、その辺が無ければ完璧だったのではないかと思います。まあ何にしてもわっちが考える「良いロック」であることに間違いはありませんので、歌がどーのこーのに関係無く聞いてますけどね~。

 ところでこのバンドは既に解散してしまったようでありまして、中心人物だったエリー・ブエンディアは現在オクターヴスというバンドを率いて活動中であります。オクターヴスのブツは先日ゲット致しましたので、その内このボログでも取り上げようかと思っております。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、軽快でポップなロックンロールでございます。」→コチラ
スポンサーサイト



Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(0) TOP

Next |  Back
Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可
この記事のトラックバックURL