2014’04.03・Thu

JOSE ANTONIO MENDEZ 「ESCRIBE SOLO PARA ENAMORADOS」

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 フィーリンのキングと称されるホセー・アントニオ・メンデスの、50年代後半に残された録音集であります。邦題は「フィーリンの真実」でありまして、「フィーリンという極上のキューバ現代歌謡、その立役者であるホセー・アントニオ・メンデスの魅力をすべて楽しめる」、最高のCDなんだそうです。へー、そうでっかー。前に取り上げました「フィーリンを感じて」を全く楽しめなかったわっちでありますが、メンデスの音楽は全く聞いたことがありませんでしたし、ワールド・ミュージッカー諸氏から非常に高い評価を受けているブツですので、とりあえずはゲットしてみた次第であります。

 で、実際に聞いてみますと、「フィーリンを感じて」よりはずっとイイ感じという気がしますね。「フィーリンを感じて」は欧米ジャズ・ヴォーカルやポップスの亜流にしか聞えませんでしたけど、メンデスのフィーリンは欧米ジャズ・ヴォーカルやポップスを上手く取り入れつつ、ラテン的な情感を濃厚に湛えている音楽だと感じられます。しっとりとしたメランコリックなラテン歌謡という感じでありますが、これはブラジル音楽のサウダージな感覚に共通しているように思いますね~。「フィーリンを感じて」を全く楽しめなかったわっちでやんすが、メンデスなら十分に楽しめますよ!う~む、イイじゃないですか、メンデス君。

 まあこの盤を聞いていてもキューバ音楽という感じはあまりしないんですけど、ラテンのどっかの国の夜のバーで演奏されていそうな音楽という雰囲気はしっかりとありますよね~。個人的にこの人の音楽には、ブラジルの女性歌手マイーザに通じる感覚があるという気がするんですけど、ボサノバ的な感覚を持った曲も入っていたりしますし、キューバ音楽というよりはやっぱり汎ラテン音楽的な要素を多分に抱えている音楽なんじゃないかと思います…って、わっちの勝手な思い込みなんですけどね。

 何にせよ、わっちはメンデス君のフィーリンを、なかなかイイ音楽だな~って感じているワケでございます。メロウでドリーミーでロマンティックな音楽ですし、多分オッサレーなAORを聞くのと同じ様な感覚で聞いているのでございます。あ、ちなみにメンデスをイイな~と感じた後に「フィーリンを感じて」を再び聞いてみたら、やはり響くところは全くございませんでしたけど。う~む、わっちはメンデスとは相性が良くても、その他フィーリンとはダメみたいですね~。まあどうでもいい話ですが。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、ラテンなボレーロでやんすね~。」→コチラ
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