2014’04.20・Sun

BAMBOO 「AS THE MUSIC PLAYS」

pbamboo003.jpg

 フィリピンのロック歌手バンブーの、2004年発売のアルバムです。バンブーと言えば個人的には2011年の「NO WATER, NO MOON」という傑作を思い出してしまうのですが、AメロもBメロも無い自由なメロディ展開がまるで白昼夢を思わせる作品になっていまして、実に印象的でありました。そんなバンブーの過去のアルバムということで、聞くのが楽しみだったんですけど、これが期待に違わぬ素晴らしい作品になっているのでありました。

 2011年盤と同様に、このブツでも自由なメロディ展開が繰り広げられているワケなんですが、2011年盤と比べるとこちらの方がよりロック色が濃くて力強いですね。何だか自由にジャム・セッションを繰り広げている感覚なんですけど、もしかしたらこの人の曲の作り方って、コード進行を簡単に決めておいて、後は自由にセッションしながら作って行くというスタイルなのかもしれませんね。この人がヤッテる音楽は、とにかく自由度が高いですし、即興に近いヤリ方をしているように思われます。実際はどうなのか知りませんけど。

 ところでフィリピンのロックと言えば、甘くてメロウなAORというイメージがあるかと思いますが…って、それはわっちの勝手な思い込みなんですけど、このバンブーはAOR系とは全然違ったちょっとヤバい雰囲気のピリピリとした空気感を持ったおっさんですね~。まあ別にそれを肯定する気はありませんけど、大人なAORとはまた違った魅力を感じてしまうのも事実ですね。フィリピンのミュージシャンでこういうピリピリした感覚を持った人って、他になかなかいないんじゃないかと思います。

 何にしてもこのバンブーという人は、なかなか得難い個性を持っていることに間違いはありません。ヤッテいる音楽もミュージシャンとしての存在感も、スリリングな感覚に満ちていまして、こんなに面白い人がフィリピン以外では全然知られていないなんて、何だか勿体無い気がしてしまいますね~。とりあえずはロックがお好きな人であれば、このカッコ良さにはすぐに反応出来るかと思います。出色のフィリピン・ロックとして、幅広い方にお薦めしたいと思う、今日この頃でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、タイトル曲です。カッコいいですね~。」→コチラ
スポンサーサイト

Categorieフィリピン  トラックバック(0) コメント(0) TOP

Next |  Back
Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可
この記事のトラックバックURL