2014’06.25・Wed

理亜るなジャズ記録~STEVE COLEMAN AND FIVE ELEMENTS 「WORLD EXPANSION」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回はスティーヴ・コールマン&ファイヴ・エレメンツの1986年のアルバムを取り上げます。昨年ころんさんがブックオフで購入していた作品ですが、今頃になって私のところに回って来ました。基本的にころんさんはジャズにあまり興味が無い人ですので、たとえ「今頃」であっても回してもらえるのは有り難い事だと思っております。

 ころんさんによると、スティーヴ・コールマンさんはミュージック・マガジン誌周辺では非常に評価の高い人らしいですが、その理由は私にはよくわかりません。ただ、このアルバムを聞いてみますと、ジャズという言葉によって普通にイメージされる「お洒落なジャズ」とは全く違ったものになっていることはよくわかります。通常イメージされるジャズと比較すれば、音楽的な要素としてファンクやロックがかなり強いのは明らかですし、エモーショナルでありながらも理知的に整理されているように聞こえる端正な音作りは、とてもクールで客観的な視線を持っているように感じられます。こういう音が1986年の時点でどのような意義を持っていたのかは定かではありませんが、このクールで機械的にも聞こえるジャズは、かなり先鋭的だったのではないでしょうか?だからミュージック・マガジン誌周辺の方々には評価が高かったのではないかと、私は推測します。

「単なる推測です。」by理亜
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 ジャズに関してはド素人の私ではありますが、そんな私にさえもスティーヴ・コールマンさんのジャズは、聞いてすぐにカッコいい音楽だと感じる事が出来ます。ジャズ・ファンが名盤と評価されるアルバムを聞いても、私には「?」ということはよくあるのですが、コールマンさんのジャズには、ジャズに親しみが無い私のような人間にもわかり易い要素が多々あると思います。それがジャズとして良いことなのかどうかはわかりませんが、素人が聞いて単純にカッコいいと思えるのは、音楽の裾野を広げて行くという意味では非常に大事なことなのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

 まあこの音楽をカッコいいと感じられるのは、ファンクやロック的なダイナミズムをしっかりと持っている音楽だからであることに間違いはありませんが、コールマンさんが吹くアルト・サックスには豊かな歌心が感じられますし、全体に活き活きとした躍動感がありますから、ジャズ云々のジャンル名に関係無く、音楽として非常に魅力的だからなのだと思います。私にはこれが良いジャズ・アルバムなのかどうかは判断出来ませんが、素晴らしい音楽が収録された優れたアルバムだということは、自信を持って言うことが出来ます。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお聞き下さいませ。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。


「それでは1曲、クールで理知的でエモーショナルなファンク・ジャズです。」→コチラ
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