2014’07.17・Thu

MON RUK LOOKTHUNG

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 昨年バンコクに行った時に、MBKの1階にあるメーマイプレンタイのショップでゲットしました、映画「モン・ラック・ルークトゥン」のサントラ盤であります。一部好き者の間では大評判になったこのブツでございますが、一応以前はルークトゥン好きを自称していたわっちもこのブツを持っているのでございました。ただ昨年辺りからすっかりとタイ音楽に興味を失ってしまった為に、折角ゲットしたブツを棚に多々ブチ込んでしまいましたので、日の目を見ずに今日までひっそりと佇んでいるモノが色々とあるのでございます。このサントラ盤もそんなブツの内の1枚であります。

 しかしCD整理を進めようと目論んでいる昨今、まともに聞かないままのブツの処遇をまともに聞かずに決めるワケには行きませんので、棚からヒョッコリ出て来たこのブツも試しに聞いたところ…こ、これは素晴らしいではないですか!何故今まで聞かんかったんやろ?な~んて思ったりして。全14曲、男女歌手入り乱れた選曲でございますが、どれもこれも初期ルークトゥンが持つ猥雑な歌謡性と雑食性、ホンワカと間延びした田舎っぽさと都市音楽っぽさがヒシヒシと感じられまして、それはそれは見事にステキな曲が満載なのでございますよ!エエわ~、この独特の臭気が感じられる強烈なタイっぽさ、最近のルークトゥンとは何かが決定的に違うって感じがするのでございます。

 ここに収録された音源は基本的に70年代あたりのモノだと思われますが(詳しいことは知りません)、ルークトゥンだかルーククルンだかわからないような曲も含めて素晴らしい仕上がりのモノばかりでございます。まるで風呂に浸かって鼻歌でも歌っているかのような極楽気分を醸し出していまして、和めることこの上なしって感じですかね~。何と言いますか、この歌謡性にはおそらくアジアの人間であれば誰にでも懐かしいと感じられるような情緒があると言いますか、東アジアから東南アジアの音楽は底流の部分で赤い糸で繋がっていると言いますか、アジアの人間の共通言語みたいな感覚があるような気がしますね~…って、何を言っているかわかりませんよね?失礼致しました~。

 何にしてもこういう音楽を聞いていますと、やっぱりアジア歌謡ってエエな~ってしみじみと感じられまして、つくづくアジア歌謡好きで良かったな~なんて思うのでありました。こういう音楽を単に変な音楽としか感じない人がいるのも事実ですけど、アジアの人間ならこの手の音楽の味をわかって欲しいな~などと勝手なことを思っております。やっぱり昔のルークトゥンはイイですわ。タイ音楽に興味を失ってしまったなんて言いつつ、最近は段々と興味が復活して来ておりますし、とりあえずはルークトゥンやモーラムの復刻作品に関しては今後も注目して行かなければならないな~と思う、今日この頃なのでやんす。

あと、試聴を探しても何が何だかよくわからない状態でしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。
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この OST 盤、最初に通して聴いたとき、楽曲と洋楽器との織り成す極く自然な望郷感に陶酔したものです。

ある意味、危険なほど魅力的です、冒頭から一瞬でトリップさせられ、そしてラストまで捨て曲なしの展開。 総じて、他ジャンルの諸要素を取り込んで変化する以前の、タイ歌謡オリジナルの香りが色濃く残っています。 もとより見栄えなどまったく気にせず、エナジー内在赴くままに作って歌った奔放さ、他方それでいてある意味すでに完成された絶妙なバランスとノスタルジックな情感。 その感覚の起因は、最近のタイ歌謡がベテランと呼ばれる方々を含め小奇麗にまとまり過ぎていること、との対比かも知れません。

Santa:2014/07/21(月) 21:45 | URL | [編集]

この映画 (なぜかその DVD も手元に) は 70年公開、何度かリメイクされ今年も新作として公開予定です。 そのサントラであることより 60年代末モノの録音と推定されます。 とするとブッパー・サイチョン ↓ ハタチ過ぎ頃の吹込みでしょうか?

この銘盤の中にあってなお独特の存在感を放つ異曲 ループロートンパイ、ぜひ劇場で聴きたかったですね。
https://www.youtube.com/watch?v=g9IK5Lfpcus

Santa:2014/07/21(月) 21:50 | URL | [編集]

>Santaさん
こんばんは。コメント2連投ありがとうございます!
危険なほど魅力的とは、確かにおっしゃる通りですね~。タイ歌謡オリジナルでありながらも、アジア諸地域に共通するような感覚もあって、素晴らしいとしか言いようがありませんね!録音は60年代末頃のモノとのことですが、理想的に自由奔放なイイ時代だったんですかね~。
この映画が何度もリメイクされていることは存じておりますが、一度オリジナルを見てみたいですね~…って、言葉わからないですけど。音楽だけでも楽しめるかな?

ころん:2014/07/21(月) 23:34 | URL | [編集]

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