2014’08.10・Sun

CHABAPRAI NARMWAI 「SAO BAAN NAR SA-AUEN」

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 タイのモーラム歌手チャバプライ・ナームワイの復刻編集盤第2弾であります。第1弾は昨日取り上げましたが、内容的には全部同じに聞こえる曲が満載の、素晴らしいバリバリのモーラム集でありました。軽やかでありながらも、モーラム地獄の底から足を引っ張るような音楽性が実に面白いブツでございました。まあ慣れるまではなかなか近付き難いタイプの音楽ではあると思いますが、中毒性の高い音楽であることに間違いは無いかと。で、この第2弾なんですが、第1弾とは全然違っているのでありますよ。

 何が違うって、本当にもう全然違うんですけど、こちらはモーラムというよりはモーラム風味の歌謡曲とでも言えばいいのでしょうか?モーラムって基本的に語り物であって、語りに節をつけるというところから始まっている為に音楽的なバリエーションが少ないとは言えると思います。しかしこのブツに収録されている曲は、まずは音楽性を重視したかのような歌謡性がヒシヒシと感じられるのであります。まずは音楽ありきの姿勢が窺える楽曲がズラリと揃っているのがイイ感じ♪

 まあ実際は音楽性ありきだったのかどうかは知りませんけど、でもそうでなければまるでソウル・ミュージックをパクったような9曲目なんかは有り得ないでしょうし、これだけメロディアスな曲ばかり収録されたりはしないでしょうし。とにかくアジア的な情感をしっかりと湛えたメロディの歌謡曲的な楽曲群が、めっさイイ感じであります。もしかしたらここで聞ける音楽はモーラムのバリエーションなのかもしれませんけど、金太郎アメ的な反復が魅力のモーラムとは違った要素を持っていると思うのは、わっちだけ?

 何にしても、この第2弾が実に魅力的なブツであることに間違いはありません。バリバリの本格モーラムは苦手とおっしゃる方でも、コレは大丈夫なんじゃないですかね~。第1弾とこの第2弾を合わせて聞けば、チャバプライさんという歌手の幅の広さがよくわかるのではないかと思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、しっとりした歌謡性がイイ感じです。」→コチラ
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