2014’09.11・Thu

理亜るなジャズ記録~NICOLA CONTE 「LOVE & REVOLUTION」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回はイタリアのジャズ・ギタリスト兼プロデューサー兼DJ等多才な活動をしているニコラ・コンテの、2011年のアルバムを取り上げます。エクストラCDが付いた2枚組ですが、ころんさんがタワーレコードの290円セール箱で見つけて来てくれました。ころんさんは前からこの人の顔と名前は知っていたらしく、「一度聞いてみたかったから」買って来たんだそうです。ジャケットやタイトルが60年代のサイケデリック風ですので、「もしかしたらサイケデリック・ジャズ?」とか思ったらしいですけど、サイケデリック・ジャズなんてものは存在するのでしょうか?

 実際にこのアルバムを聞いてみますと、各曲で色々なヴォーカリストを起用した作品になっています。作りとしましてはジャズ・ヴォーカル・アルバムですが、このアルバムはヴォーカルに重きを置いているのではなく、ヴォーカルと楽器のバランスが五分五分という感じがしますね。どちらに傾くというわけではなく、両者のバランスがとてもよく取れていると思います。音楽的にはサイケデリック・ジャズなんてことは全く無く、いかにもジャズらしいジャズの語法を使った、とても聞きやすいジャズになっていると思います。まあ「ジャズらしいジャズの語法って何だ?」と聞かれると、答えに困ってしまうのですが、この音楽には誰もがイメージするようなジャズらしさがあると思います。

「ジャズらしいジャズの語法?」by理亜
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 ニコラ・コンテという人がジャズ・ファンの間でどのように評価されているのかは存じませんが、しっかりとした本格派のジャズであるにも関わらず、私のようなジャズ素人にもとても聞きやすい音楽を作る人という気がしますね。ネットでこの人の情報を見ていたら「エレガントな大人女子に似合うクラブJAZZ」という記事がありまして、「オシャレな雰囲気で楽しめる」なんて書いてあったのですが、確かにそんな感じの音楽という気はします。でも決して雰囲気だけの軽薄な音楽ではなくて、楽器の鳴りとかフレーズとか曲の良さ等色々含めて、ジャズ・マニアでもジャズ素人でも十分に楽しめるジャズなのではないかと思います。

 まあこのアルバムで聞ける音楽が二コラさんの普段通りの音楽なのか、それともこのリラックスした大らかな音楽性は今回限りの特別なものなのか、私にはよくわかりません。でも一見さんお断りみたいなスノッブな雰囲気が全く無い親しみやすさに溢れているこのアルバムは、とても素晴らしいと思います。こういうアルバムを機にジャズを追求して行こうと思う人も出て来るでしょうし、やはりこのアルバムのような間口の広い音楽って、とても魅力的だと思います。ジャズの裾野を広げる為にも、こういうアルバムはもっと売れて欲しいと思いますね。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。下に試聴を貼り付けますので、よろしければお聞き下さい。皆様がステキな音楽に出会えますことを願っております。


「それでは1曲、ジャズっぽいソウル?ソウルっぽいジャズ?」→コチラ
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