2014’11.10・Mon

NHAT KIM ANH 「CHUYEN TINH NANG N.KA」

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 ベトナムの歌手ニャット・キム・アインの、多分2007年のアルバムです。ゲットしたのをすっかりと忘れていたブツでございますが、棚の整理をしていたらひょっこり出て来ましたので、慌ててココに取り上げる次第でございます。この人が一体何者なのかは全く知りませんし、どんな経歴の人で何歳位なのかも何一つわからないのですが、ベトナムの歌手の情報なんて基本的に何も無いのが普通ですから、何の先入観も無しに聞けるというのはイイことなのかな~と思ったり思わなかったり…。

 写真を見ても若いんだかオバハンなんだか全然わからない人ですが、歌そのものはベトナムの歌手らしく実にしっかりとしていますね~。歌の基礎は出来上がっている感じで、歌声に迷いもブレも一切なく、ちょっと切ない響きのある声でヒップホップを取り入れたダンス曲から歌謡曲風のしっとりアジアンな情緒が漂う曲まで、余裕で歌いこなしているのがステキですね。どれもこれも聞けば一発でベトナムとわかる音階を使ったややこしいメロディなんですけど、ここまでサラッとさり気なく歌ってしまう実力は相当なモノだと思います。こんな良い歌手のブツを棚の肥やしにしていたんですから、相変わらずわっちもエエ加減なモンでやんすね~。

 基本的にヤッテいる音楽はフツーにベトナム・ポップスに分類されるモノでございまして、打ち込みなんかをビシバシに使ったアレンジもキッチリとハマっていますね。民歌系によくあるアレンジのダサさで音楽自体が台無し!みたいなところは全くありません。まあ曲によってはここまで厚化粧のアレンジにすることなかったんじゃね?って感じのモノもありますけど、これだけ歌がしっかりしていれば特に気にはなりませんね。欲を言えば、バシャバシャと派手な音を撒き散らすドラムの音を控え目にしてもらえれば、というところでありましょうか。

 でも曲自体は良く出来ているモノが多くて、切ない情緒が漂うベトナム的美メロが満載のアルバムだと思いますね。インチキ奇術師みたいなジャケとは裏腹に、正統派の実力派歌手による至極真っ当な作品だと思いますね~。日本でも民歌系の作品はボチボチと紹介されていますけど、ドン・ニとかファ・レとかトゥ・トゥイとか、そしてこのニャット・キム・アインみたいな真っ当なベトナム・ポップスを、もっと取り上げて紹介して欲しいモノでやんす…って、「お前が紹介すればいいじゃないか」ですって?こんな過疎ボログで取り上げたって殆ど誰の目にも留まりませんし、最近はブログ・ランキングも急激に下落していますから、取り上げたところでどうにもならんのですよね~。まあベトナムの音楽は今後もボチボチと取り上げて行きますので、興味を持っていただけたら幸いでございます~ってことで。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、嘆き節って感じのを。」→コチラ
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