2014’11.18・Tue

BEE.T 「WE ARE BEE.T」

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 先日のホーチミン旅行でサイゴン書店にてゲットして来ました、ベトナムの人気グループ(らしいです)ビートの多分2013年のアルバムです。おそらくデビュー盤だと思われますが、詳しい事はよくわかりません。何だかよくわかりませんけど、このバカっぽいジャケを見たら買わないワケにはいかないでしょ?きっと外す事間違い無しと思いながらゲットしたこのブツ、ベトナムらしからぬヘロヘロでヘッポコな内容だったら面白いな~などと期待をしていたワケでございますよ♪で、実際に聞いてみますと、これはこれは、何と言いましょうか?

 歌の方は意外にも、と言うかベトナムの歌手だから当然なのかもしれませんが、実にしっかりとしておりまして、ヘッポコなところなど微塵も無いといった感じですね~。内容の方はロックやR&Bをしっかりと取り入れた今時のベトナム・ポップスでありまして、所謂ベトナム音楽らしさはかなり稀薄かもしれません。大人気アイドルのヴァン・マイ・フォンなんかも同じようなタイプのポップスをヤッテますけど、現在の若者にウケるベトナム・ポップスはこの手のモノが主流なんでしょう、おそらく。まあわっちは言葉の響きとか所々に出て来る節回しなんかにベトナムらしさを十分に感じますけど、そんな意見は多分少数派なんでしょうね~。日本のワールド系音楽ファンには、一瞬で切り捨てられてしまうタイプのベトナム・ポップスかと思われます。

 しかし、音の行間(?)から零れてくるしっとりと濡れた切ない情緒は間違い無くアジアン・ポップス特有のモノでありますし、表面的にいくら欧米ポップス風の音を取り入れていても、節回しからどうしようもなく出て来てしまうベトナム的音階からは、強烈なベトナムらしさが感じられると思うんですけどね~。ベトナム音楽は何をどうやってもベトナム音楽という強固な独自性が、この連中の歌にもしっかりと現れていると思うのはわっちだけでしょうか?見た目は下品なビッチ風の二人組ではありますが、やっぱり根っからのベトナム人なんだな~って思うと、何だかとても愛らしくなって来てしまう、わっちなのでやんす♪

 う~む、予想を裏切ってとてもイイじゃないですか、この連中。名前の通りビートの効いた欧米的な音楽をヤッテいますが、魂までは決して欧米に売り渡したりしないというその心意気が、実に素晴らしいと思います。R&Bを取り入れているとはいえ決して声を張り上げたりしませんし、それでいて熱っぽい切々とした歌心が感じられるところもわっちの好みですしね~。表面的な部分ばかり取り繕って日本の魂が感じられない日本のR&B系歌姫達にも見習って欲しいモノであります。この連中、ベトナムでは若者向けのアイドル・グループなんでしょうけど、ベトナムの若者達だけのモノにしておくにはあまりに惜しい、実に面白い連中だと思います…と言ったところで誰もわっちの言うことなんて信用しないでしょうが、わっちは好きですね~、この連中。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、エレポップなカッコいい曲ですけど、ベトナムらしさはきっちりあるかと思います。それにしても酷い衣装じゃな…」→コチラ
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