2014’12.09・Tue

GUACO 「GALOPANDO」

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 ベネズエラのバンド、グアコの2002年のアルバムです。ラテンはヒワイイ大使のめぐりんの担当なのですが、今回はわっちがネタを書かせていただきます。めぐりんファンの皆様(そんな人いるか?)、申し訳ございません。

 わっちがグアコを知ったのは大学生の時でしたが、「マドゥーロ」とか「グアキッシモ」なんてアルバムが日本でもボンバ・レコードなんてレーベルから発売された頃でございました。わっちもそれらのブツはすぐに入手したものでありましたが、ラテンの大編成のバンドにしては非常にクールな質感の音にかなり戸惑ってしまい、なかなか馴染むことが出来ませんでした。そんな折にグアコの1984年盤(邦題「これがグアコだ!」)がCD化されて日本発売され、それを聞いたわっちは熱気漲る怒涛の演奏に圧倒されてしまったのでありました。「な、何じゃこりゃ?これは『マドゥーロ』とか『グアキッシモ』とはまるで別のバンドやんけ!」とか思いつつ。かくしてその84年盤は、わっちの大学時代のベスト10に名を連ねることになったのでありました。

 84年盤の熱いグアコに一発でKOされたわっちですが、「マドゥーロ」と「グアキッシモ」のクールなグアコの良さがわかるには、かなりの時間が必要でした。しかしハマって来るとクールでメカニカルなビートを刻むグアコもめっさカッコいいと感じるようになりまして、すっかりとグアコ好きになってしまったのでありました。まあその割にはグアコのブツは学生の時以来の上記3枚しか持っていない状態が、今日まで続いていたんですけど。だってグアコのブツなんて全然中古に出て来ませんし、新品で見かけることもほぼありませんし。しかしようやく念願叶って(?)この2002年盤をゲット出来たのでありました!嬉しい~♪

 この2002年盤は「マドゥーロ」や「グアキッシモ」と同様に機械的にも聞こえるクールなビートが特徴的なんですけど、そんな中にホンワカとしたユーモア感覚があるというのがグアコらしいな~と思いますね。この辺の感覚はスリム・ゲイラードに通じるモノがあるかも、なんて思ったんですけど、ゲイラードはユーモア感覚たっぷりの音楽の中に冷徹でクールな視点を感じさせる人で、グアコはクールな音楽の中にユーモア感覚を交えてくる連中ですから、表現としては全く正反対ですか…。どちらにしても素晴らしい音楽をヤッテいるということに間違いは無いんですけどね。

 それにしても、キューバ音楽ともサルサなんかとも違った感覚を持ったグアコの音楽って、本当に独特ですね。ガイタと呼ばれる、ベネズエラのマラカイボ地方で演奏されるクリスマス音楽をベースにしていることは良く知られていると思いますが、そこにロックやらファンクやらヒップ・ホップやらの要素をブチ込んで、ミクスチャーな独自の音楽を作り上げているところが、これまたクールでカッコいいんですよね~。このアルバムではめっさファンクな曲やほとんどAORみたいな曲も聞けたりして、グアコのミクスチャー感覚全開になっているところが実に素晴らしいと思います。マジで傑作ですね!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、めっさカッコいいですよ!」→コチラ
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