2014’12.16・Tue

西野カナ 「WITH LOVE」

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 J-POPの代表的な歌手と言っても良いかと思われる西野カナの、今年発売のアルバムでです。これで5枚目なんだそうですが、今回初めてこの人のアルバムを丸ごと聞きましたね~。まあ以前からシングル曲はドラマだの何だの色々な所で耳にしていますが、ぶっちゃけ、あまりマトモに聞いたことはありませんでした。イメージ的には声を張り上げて歌う、いかにもJ-POPのR&B系歌姫ってところなんですが、キッチリ向かい合ったことがありませんので、単なるイメージであります。

 で、とりあえずこのブツを聞いてみたのでありますが、まず思ったのは、西野カナってえらくハスキーな声でブッキラボーな歌い方をするんだな~ってことであります。基本的に大して歌が上手い歌手ではないのですが、セリフ棒読みみたいな感じで突き放したようなクールな歌い方をするのが、何だか意外でありました。もっと切々とした歌い方のイメージがあったんですけどね~。へ~、今時はこういう歌手が人気があるんですね~。まあきゃりーぱみゅぱみゅみたいな空虚なのが大ヒットする時代ですから、驚くことは無いのかもしれませんけど。

 この西野さん、歌手としての才能に恵まれているかどうかは甚だ疑問ではありますが、「曲に恵まれる」という才能はあるようです。まあそれが人徳によるモノなのかどうかは知りませんけど、曲の提供者を含めて回りのスタッフに恵まれているのは間違い無いと思われます。これだけブッキラボーな歌を歌うのに、この娘のところには良い曲が集まってくるという怪現象が垣間見られるというのが面白いかと。特に2曲目の「DARLING」という曲は、この娘にしては珍しいと思われるバンジョーなんかを取り入れたアコースティック調の曲なんですけど、非常にポップで印象的なメロディを持っていまして、実に素晴らしいと思いますね~。それがこの娘のブッキラボーな歌い方に何故か合っていまして、もしかしたら今後、西野カナ一世一代の名曲なんて言われるかもしれませんよ?

 まあ言ってみれば、元ヤンキーが一生懸命歌った投げやりな歌唱集という不思議な趣がありまして、その辺が今の時代に適合しているのかもしれませんね。何だか常にどこか冷めていて、物事をいつも第三者的に見ているという感じが、とても今時なのかな~って気がします。わっちなんかは、ゴチャゴチャ考えずに全力で歌に向き合えばいいんじゃないの?って思いますけど、現在はどこか達観したようなクールさがカッコいいと思われる時代の流れなのかな~という気もして、その点で言えば西野カナってめっさカッコいい歌手なのかもしれませんね。

あと、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。
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