2015’03.25・Wed

GROUP BOMBINO 「GUITARS FROM AGADEZ VOL.2」

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 メリケンの変なレーベル、サブライム・フリークエンシーズから多分2007年頃にリリースされたニジェールのバンド、グループ・ボンビーノのアルバムです。まあ所謂「砂漠のブルース」と呼ばれる音楽なんだと思いますが、砂漠のブルースについては全然熱心に聞いておりませんので、詳しい事はよくわかりません。一応ティナリウェンとかマリエム・ハッサンのアルバムは1枚ずつ持ってはいますけど、そう言えばこれまでちゃんと聞いたことがないですね~。ぶっちゃけ、あまりタイプの音楽ではありませんので、マトモに聞いて来なかったのであります。

 このブツは昨年ブックオフで大量買いした中の一枚なのですが、この度やっと封を切って聞いてみたのでありました。最初はタイトルの「AGADEZ」を「アンデス」と読み間違えていて、フォルクローレか何かのアルバムかと思っていたんですけど、よく見ると「アンデス」ではありませんし、ジャケからしていかにも砂漠のブルース系ですから、聞く前からちょいと警戒してしまったのでありました。だってタイプの音楽じゃないですし。しかし実際に聞いてみますと、コレがなかなか素晴らしいではないですか!ありゃりゃ、砂漠のブルースってこんなにイイ感じの音楽でしたっけ?だったらティナリウェンとかマリエム・ハッサンもちゃんと聞き直さなければなりませんね~。

 このブツは、前半はアコースティック・ギターを多用したアンサンブルを聞かせて、後半はエレキでビビビな感電音楽を聞かせるんですけど、どちらも実にイケてるんですよね~。まずは、我々日本人には親しみやすいと思われる、日本の民謡と共通する音階を使ったメロディが郷愁を誘います。そして音としては無添加無着色とでも言うような、人工的な作為が全く加えられていない生の音という感じですので、ダイレクトに聞く者の心に飛び込んで来るような音楽だと感じられます。イイですよね~、こういう生々しさって。

 前半のアコースティック編は簡素で素朴な感覚が強いんですけど、軽快なスピード感があってめっさカッコいいですね。それでいて、デビルマンの終わりの歌「だ~れも知らない知られちゃいけ~ない~♪」と似たような哀愁が漂っていまして、実に魅力的だと思います。日本人だったら好きになれる音楽なんじゃないかな~って気がするんですけど、いかがなモンでしょうか?後半のエレクトリック編はサイケ感覚が前面に出て来まして、高揚感と陶酔感をもたらす音になっていますね。ただ埃っぽいと言いますか、土俗的な感覚が強いんですけど、原始のパワーなんて言いたくなるような野性味を放っていまして、よりドロッドロなサイケ感覚が出て来ているように感じられます。共同体のウサ晴らし音楽としては、メッチャクチャに強力だと思います。イヤイヤ、これはマジで感服する位に素晴らしい音楽ですね!これを機会に砂漠のブルースをちゃんと聞き直さねばならんな~と思ってしまった、今日この頃でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、アコースティック編をどうぞ。」→コチラ
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