2015’04.23・Thu

ソウル・フラワー・ユニオン 「ウィンズ・フェアグラウンド」

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 ミュージック・マガジン誌周辺で評価の高い日本のバンド、それはソウル・フラワー・ユニオン…というのは既に10年ぐらいまともにMM誌を読んでいないわっちの勝手なイメージですが、このバンドの前身だったニューエスト・モデルの「クロスブリード・パーク」は好きなアルバムでしたし、わっちはかなり高く評価していました。しかしソウル・フラワー・ユニオンになってどんどん説教臭くなり、左翼的イデオロギーを露骨に表し出したことで、わっちはこの連中とすっかり距離を置くようになったのでした。

 まあMM誌なんてのは左翼かぶれ連中が集まったような雑誌ですし、しばき隊などという極左暴力団を率いていた野間易道(でしたっけ?)がいた雑誌でもありますし、それだけにソウル・フラワー・ユニオンとは相性が良かったのでありましょう。ですからMM誌もソウル・フラワーも、基本右寄りのわっちとは相性が悪いのは当然なんですけど。てなワケで、ブックオフの500円棚でこのブツを見つけた時は無視しようかと思ったのですが、リーダーの中川敬の音楽的な才能の豊かさはわっちも認めておりますし、オビを見るとアルタンとかキーラなんかを迎えたアルバムとか何とか書いてありますので、ついついゲットしてしまった次第です。

 で、実際に聞いてみますと、内容は素晴らしいんですよ、コレが。アイルランド音楽を見事に消化した日本の民謡風ロックとでも言いましょうか、おそらく数多くの日本人の郷愁を誘うと思われる音楽が、ココに展開されているのでございます。日本の伝統音楽をしっかりと吸収しつつアイルランド音楽を取り入れた曲のメロディは、どれも懐かしい響きがあってとても魅力的です。しかも怒涛の勢いを持った溢れるパワーが凄いですね。聞く者を強引にエネルギーの渦に巻き込んで行くような、強烈な求心力があると感じられます。行く気は全く無いですけど、ライヴは物凄く盛り上がるんじゃないですかね~。

 それにしても、これだけのゲストメンバーが集まっているワケですから、全員がめっさ腕達者なのは当然なんですけど、アイルランドの超有名ミュージシャン達が決して目立つ事が無い強烈な存在感を示している中川敬というおっさんの凄さに、感服してしまいますね~。この凄まじい豪腕振りは、このおっさん以外には有り得ないのではないかと思います。うーむ、やるじゃないですか、ソウル・フラワー・ユニオン。決して好きなバンドとは言いませんけど、凄いのは認めます。このブツは1999年の盤ですが、これ以降現在までこの連中がどういう活動をしているのかなんてことに全く興味はありませんし、現在も活動しているのか解散したのか、そんなことも別にどうだってイイんですけど、とにかくこの盤は素晴らしいということに間違いは無いと思います。好きなバンドではないけど、非常に良い盤だと思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「このブツの1曲目をライヴでどうぞ。」→コチラ
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