2015’06.03・Wed

NETTY 「KRONCONG TEMPO DOELOE」

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 う~む、コレはイイな~♪ディスコロヒア・レーベルの作品と言えば、昨年のベスト10に入れましたプエルトリコの歌姫ビルヒニア・ロペスの家宝盤がありますが、今回取り上げますインドネシアのクロンチョン歌手ネティのこの編集盤も、マジで一家に一枚の家宝盤と言っても良いのではないかと思いますね~。昨年は何度かこの人の盤がブックオフに出て来ていることをネタにして、値段が2250円もする為に買うかどうか迷ってるなんて書いたりしましたけど、先日同じブックオフを覗いたら1550円になっておりましたので、思わずゲットしてしまった次第なのでありますが、イヤイヤ、これは買って本当に良かったと思いますね~。マジ素晴らしいですよ、この盤は!

 実はわっちはクロンチョンってそんなに好きな音楽ではなくて、何故かと言うと、妙に格調が高いって感じがしてちょいと親しみ難いような気がしてたからなんですが、ネティの場合は格調は高いんですけど、同時に親しみやすさも感じられるのがイイんですよね。何と言いますか、まるで天上の音楽とでも言いますか、天女が舞い歌うような音楽に感じられまして、思わずウットリと聞き惚れてしまうのでやんすよ。音源は50年代中頃から60年代前半にかけての、ネティの全盛期とされる時期のモノが集められていまして、雑音がバッチバチ入ったり音が歪んだりはするものの、音楽の良さには何の影響も無いと感じられますね~。まあ、神経質な人は聞かない方が良いかもしれませんけど。

 それにしてもこのゆ~ったりとした優雅な音楽性には、本当に和まされてしまいますね。弦楽器を中心としたアンサンブルには海を通じてハワイアンと繋がっているような感覚がありまして、ある程度ハワイアンの人気がある日本であれば、もっとクロンチョンが知られるようになってもおかしくないんじゃないかという気がします。しっとりとしたアジアンな情緒には、これまた海を通じてアジア諸国と繋がっているような感覚もありますし、この海洋性がしっかりと感じられるという部分に、ゆったり優雅な音楽性の秘密があるんじゃないかと思ったり思わなかったり…?

 そしてそんな海洋性を感じさせる演奏にネティの「天女の歌」が乗ってくるワケですから、そりゃあ素晴らしい音楽になりますよね。この盤を聞いていると、天の羽衣を纏ったネティが優雅に舞い踊りながら歌っている様子が目に浮かんで来ます…って、それを世間では妄想と言うのですが、妄想が得意なわっちじゃなくても、同じような感覚に陥る方が結構多いんじゃないかと思いますね~。まあわっちなんかがゴチャゴチャ言うまでもなく、聞けばその素晴らしさが実感出来る音楽でありましょう。やっぱりこの盤、ビルヒニア・ロペスの盤と並んで一家に一枚の家宝盤ですわ。たとえ今はその魅力がわからなかったとしても、持っておけば後にきっと心に沁みて来ること請け合いの素晴らしい盤だと、わっちは思うのでやんす。

あと、今回は試聴が見つかりませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。
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