2015’06.10・Wed

小萍萍 「福建流行龍虎榜金曲」

pシャオピンピン001

 先日の関西の旅でプランテーションに行った時、店長さんに「福建ポップスなんて聞かれます?」と言われて色々と試聴させていただいたのですが、その中から何枚か抜き出して来た内の一枚が、シャオピンピンという歌手のブツでございます。1991年のアルバムですが、1976年生まれのピンピンちゃんが15歳の時の作品ですね。ジャケに「天才童星」と書いてありますが、89年に13歳でデビューしたらしく、現地では天才子供歌手って扱いだったんでしょうね。日本では90年代の始め頃にごく一部のマニアの間で「福建ポップス」なんてモノが評判になりましたけど、その時にちょっとだけ日本でも知られるようになった歌手であります。勿論わっちもその時に顔と名前を知りました。

 とは言えピンピンちゃんの歌をまともに聞いたことは殆ど無く、今回初めてピンピンちゃんのブツをゲットした…と思っていたのですが、家に帰って棚を見てみたらピンピンちゃんのブツが1枚眠っていました。日本発売された93年の「山地風」というブツなんですけど、持ってることを忘れてしまうなんて遺憾な~。「山地風」は今度東アジアの音楽担当の、裸のロリーズのアイリに取り上げてもらうことにしますね。あ、プランテーションではピンピンちゃんのブツをもう1枚ゲットしましたので、それもいずれアイリにネタを書いてもらうことにしましょう。

 ところで十代前半にして多々アルバムをリリースしていたというピンピンちゃんですが、このブツもその1枚なんだと思いますけど、聞いてみると天才子供歌手と言われていただけのことはあるな~って気はしますね。声にはまだ若さ溢れる新鮮な響きがあるものの、歌い口は既にベテラン歌手の如く堂々たるものになっていまして、北島三郎なんかの演歌に似たメロディの曲を、コブシをしっかりと回して歌いまくっているのであります。演歌なんてなかなか聞かないわっちでございますが、ピンピンちゃんの歌を聞くと「演歌もなかなかエエもんやな~」なんて感じてしまったりして、コレを機会に日本の演歌も聞いたろかな~とか思ったり思わなかったり?あ、そう言えば前に晴山さおりの「一円玉の旅がらす」が入ったブツをゲットしたな~。今度取り上げますね!…って、誰も知らないか、晴山さおりなんて。

 まあわっちの勝手なイメージとして、「福建ポップスというモノは新年の音楽であって、もっと祝祭感覚に溢れているモノなのだ!」なんて思い込みがあったんですけど、ピンピンちゃんのこのブツを聞く限りではあまりそんな感じではなくて、普段の生活に寄り添っている演歌って気がしますね。まあこういう福建ポップスもあるということなんでしょう。普通の香港ポップスや台湾ポップスに比べれば、全く垢抜けていないダサい音楽ではあるんですけど、その田舎っぽいダサさがイイというタイプの音楽でもありまして、なかなかに魅力的な音楽だと思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、このブツに入っている曲ではありませんが、こんな感じの歌声ってことでご参考までに。」→コチラ
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