2015’08.06・Thu

CHRIS WHITLEY 「TERRA INCOGNITA」

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 先日この人のデビュー盤を私老化防ぎ隊の奈々子が取り上げましたけど、今回はわっちが1997年の3枚目を取り上げようかと思います。奈々子には「ネタ泥棒!」と罵られましたけど…。クリス・ウィートリーという人は2005年に亡くなるまで10枚以上のアルバムを残していますが、わっちがこの人のブツを聞いていたのはこの3枚目までであります。とっくの昔に売り払ったブツですが、奈々子が1枚目を取り上げたことで聞きたくなってしまい、この度ブックオフの半額セールで280円棚から抜き出して来たのでありました。

 この人のブツは2枚目がバリバリのエレキ路線で、この3枚目も引き続き同じ路線だというイメージを持っておりましたが、こうやって聞いてみるとそこまでエレキ路線という感じではなくて、アコースティックとエレキのバランスを良く考えた、1枚目と2枚目の良いところを取った作品に仕上がっているように感じられますね。音楽的にはブルースに根差したロックということに変化はありませんけど、このアルバムではキャッチーなメロディが少なくなって来て、何と言いますか、曲の輪郭がボヤけて来たという印象がありますね。思いついたメロディをそのまま演奏しているような感じがします。でもそれがわっちには、とても魅力的に聞こえてしまうんですよね~。

 と言いますのは、この人にはカッチリと作り上げた曲よりも、作りながら演奏しいるような曲の方が合っていると思うからなんですよね。その辺はフィリピンの才人バンブーに似た感覚があると思うんですけど(と言って誰に話が通じるのかは知りませんが)、バンブーみたいにポップなフックをもったメロディを奏でるのではなくて、どちらかと言えばもっとルーズでダラ~っとした感覚の曲が多いのが特徴かと思います。中には10曲目の「GASKET」みたいなひたすら同じメロディを反復する「ブルース音頭」みたいな曲もありまして、マニアックにブルースを追求していたら民俗音楽に辿り着いてしまったという感覚があって、実に素晴らしいと思います。

 実はワタクシ、スキャンダルのニュー・シングル「Stamp!」を聞いて、このクリス・ウィートリーを思い出してしまったんですけど、まあスキャンダルの方が遥かにドライヴ感があってカッコ良くて魅力的なんですが、もしかしたらわっちのマミたんって、クリス・ウィートリーみたいなダラっとルーズな感覚も持ち合わせているんじゃないかな~って思ったりして。今後わっちのマミたんが、輪郭がボヤけたようなダラ~っとした曲を作れるようになって来たら、スキャンダルってこれから更に音楽的な表現の幅を広げて行けるんじゃないかな~とか妄想しているワケなんですけど、あんまりダラ~っとされるとスキャンダルらしくなくなってしまいますかね…。まあハルナ様とマミたんはルーズな感覚が似合いますけど、シッカリ者のリナりんが多分そんなことは許してくれないでしょうし…とか何とかかんとか、結局はスキャンダルのことを考えているわっちなのでございました。失礼致しました~♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、ライヴでどうぞ。めっさカッコいいですよ!」→コチラ
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