2015’08.11・Tue

加藤紀子 「LA FRAISE」

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 女優なのか何だかよくわかりませんが、加藤紀子の1999年のアルバムです。この人のブツは前に取り上げたことがありますけど、渋谷系音楽全開のなかなかにマニアックでありながらも実に良質なポップスに仕上がっていて、わっちはめっさ好きなんですよね~。今回のブツはブックオフの500円棚で発見したんですけど、しかも半額セールだったこともあって喜んでゲットしてしまった次第であります。嬉しい~♪

 加藤さんってフレンチ・ポップスやオッサレーなジャズやサントラ、及び英米のポップスなんかにもめっさ詳しい、カワイイルックスに似合わない超マニアックな音楽ファンとして知られていますけど(知られてるか?)、今回のアルバムは自分でコンセプトを考えてマニアックな趣味丸出しのブツを作り上げていまして、もうマニアック女子の面目躍如って感じであります。うーむ、是非お会いして音楽談義をしてみたいステキ女子!アマゾンのレビューには、こんなブツの「どこに需要が…」なんて書いてありますけど、「需要もクソも関係無いわ!」とばかりに趣味嗜好を全開にしたブツを作り上げてしまう加藤さんって、本当に素晴らしいと思いますけどね~。ここまでヤリたい放題ヤッテしまうのって、音楽を作る側の人間にとっては夢なんじゃないでしょうか?

 そんな趣味全開のマニアックさが横溢しているこのブツ、面白くないはずがありません。思わずニヤけてしまうような要素がそこかしこから零れ落ちて来まして、聞けば加藤さんのことがきっと好きになってしまうんじゃないかと思います。加藤さんのおフレンチ・ボッサ・ジャズ・サントラ・ポップス趣味というのは、まさに渋谷系音楽の肝となるモノでありますから、その手の音楽が好きな人には堪らない魅力があると思いますし、そうじゃない人であっても加藤さんが本当に楽しそうにしている様子はおわかりいただけるでしょうから、「しょうがないマニアック女だな~」と半ば呆れつつも心のどこかで萌えてしまうのではないかと思います。仕上がり具合としては前に取り上げました98年の傑作「スーベニール」と比べても何ら遜色はありませんし、フレンチ趣味を更に押し進めてパリ録音までヤッテしまっている本作の方が、マニアック度は更に高いのではないかと思います。

 ところで加藤さんって最近はあまり見かけませんし、歌手活動をヤッテいる様子も無いんですけど、一体どうしてしまったんですかね~。まあこんな趣味全開のマニアックなブツを出したところで全く売れなかったでしょうから、ヤリたくても歌手活動なんて続けられないんだと思いますけど。加藤さんみたいな音楽って、シングルではなくてアルバムトータルとして作らないと面白さが伝わらないでしょうから、好きな曲だけダウンロードすればOKみたいな今の時代には全く向いていないんでしょうね。加藤さんってこれだけマニアックな人ですから、きっと歌手活動を続けたいんだと思いますけど、時代がそれを許してくれないって状況なんだと思います。わっちはこういう面白い人は、是非応援したいんですけどね~。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、ポップでノリノリなのを一発。」→コチラ
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ころん 様

そういわれてみると、全然お見かけしませんね、加藤さん。
引退しちゃったのかな?
彼女のアルバムは「フラワーダイヤモンド」しか持っていないのですが、ポップ&キュートな仕上がりで結構気に入っています。
他のアルバムも欲しいんだけどオフには中々出てきません。
あんまり売れなかったんでしょうね~。

おやぢ:2015/08/12(水) 07:29 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
「フラワーダイヤモンド」はワタクシも持っておりますが、今回のアルバムとか「スーベニール」はそれを遥かに越える傑作ですので、ブックオフの安棚で見かけるようなことがあれば是非!まあ売れるはずのない作品ですから、なかなか見つからないかもしれませんけど。
それにしても加藤さん、一体どこに行ってしまったんでしょうね~。引退したという話は聞いたことが無いのですが…。

ころん:2015/08/12(水) 17:13 | URL | [編集]

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