2015’08.25・Tue

木村恵子 「M」

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 台風が九州を直撃してJRやバスが完全にストップしてしまいましたので、本日は自宅待機となってしまいました、ころんでございます。そんなワケで(?)、木村恵子なんてご存知の方がどれ程いらっしゃるのかはわかりませんが、先日ブックオフの500円棚でこのブツを見つけてしまいまして、思わずゲットしてしまいました。実はこのブツ、20年位前に一度ゲットしたことがありまして、結構なお気に入り盤としてよく聞いておりました。しかし引越しに伴ってブツを多々売り払った時に、何故かこのブツも売ってしまったんですよね~。今思えば勿体無いことをしたという気がしますが、それ以来木村恵子なんて名前を見かけることも無く今日に至るわけでございます。しかしこの度偶然とは言えこのブツとの再開を果たし、0.1秒の早業で棚から抜き出したのでありました。

 上述したように、最初に聞いた時からこのブツはお気に入り盤だったのですが、木村恵子なんて全く見ず知らずのシンガーソングライターが作り出す曲はなかなかの才気を感じさせるモノでありまして、当時はそこにシビレてしまったのでありました。現在の耳で聞いても、やはり当時と同じように聞こえまして、マジ素晴らしいと思いますね~。10曲全てを木村さんが作詞作曲しているんですけど(あ、1曲だけ作詞が別人だ!)、AORっぽいのやらファンクな曲(キーボードがバーニー・ウォーレルみたいな音!)、ラテン調からジャズ調からしっとりポップス等々、実にバラエティ豊かでありまして、かなりマニアックな根っこの図太さを感じさせるんですよね~。それでいて昔のシティ・ポップスっぽいオッサレーな感覚も持ち合わせていますので、マニアックなのにメジャー感もあるという、なかなかに不思議な人でありますな。

 まあアレンジを鈴木茂とか窪田晴男、塩谷哲とかがヤッテいますから、この連中の意向も多々反映されているんだと思いますけど、これだけ自然に自分の音楽を表現出来るのは大したモノであります。1990年の盤ですから流石に音の古さを感じさせる部分はありますけど、今の時代でも十分鑑賞に堪え得る作品であるのは間違い無いと思いますね~。そんな音楽性には、木村さんの落ち着きつつもちょっと突き放したような歌声は実に良く合いますし、トータルとして優れた作品に仕上がっていると思います。イヤイヤ、久し振りに再会出来て本当に良かったと思いますね~♪

 あと、もしかしたら木村さんが書くちょいと倒錯的な歌詞が気になるって方もいらっしゃるかもしれませんけど、まあ好き嫌いが分かれるような歌詞世界という気はしますが、わっちは基本的に歌詞なんてあまり聞いていませんので(それより歌や音の表情の方が大事!)、特に言う事はございません。歌詞が倒錯的ではあっても、歌や音からは本人の前向きな意思が感じられるのがよろしいかと。何よりも、歌も音もこれだけ充実していますから、わっちは十分に満足しているのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、ちょっとインパクトに欠ける曲ですが、これしか見つからなかったので。」→コチラ
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ころん 様

お~、木村さんの4枚目(たぶん)ではないですか!
自分もオフでベストと2枚目をゲットしましたが、これは見たことないですねぇ。
というか、めったに見ないですよね~、木村さんの盤って。
彼女のヴォーカルってちょっとつっけんどんなところが面白いけど、特別個性的というわけではないと思うのですが、なぜかクセになる心地良さがあるのが不思議ですね。

おやぢ:2015/08/26(水) 22:17 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
流石におやぢ様、木村さんをご存知なんですね~。ワタクシはこの盤以外は見たことが無いのですが、おっしゃる通り木村さんの盤なんて、殆ど見かけることが無いですよね。ファンは手放さない?
木村さんの歌って確かにそれ程個性的というワケではありませんけど、何だかイイ感じに耳に入って来ますよね~。なかなか不思議な歌手だと思います。

ころん:2015/08/26(水) 22:26 | URL | [編集]

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