2015’09.03・Thu

MADERA LIMPIA 「LA CORONA」

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 キューバのグループであります、マデーラ・リンピアの2008年のアルバムです。キューバの伝統的な音楽ソンにラップやレゲエを導入した音楽性で一躍有名になった…様子は全くありませんが、もしかしたら面白いかも?と思ってゲットしてみた次第であります。中古盤専門店にて、980円也~。キューバ音楽ですから本来はヒワイイ大使のめぐりんが担当なのですが、伝統的なキューバ音楽が好きなめぐりんには刺激が強過ぎるかもしれませんので(もしかしたら卒倒するかも?)、わっちが取り上げることに致しました。

 ソンにラップやレゲエを取り入れているとは言っても、一体どんな音楽になっているのかよくわかりませんので早速再生してみたところ…言葉通りの音楽ですね。バックの演奏は基本的に優雅なソンを奏でていて、そこにラップやラガが乗っかっている状態です。まあ曲によっては大々的に電気楽器なんかを取り入れていますので、全てが伝統的でアコースティックなソンというワケではありませんけど。しかしそういう曲も含めて、意外にキューバらしさを保っているのがなかなかよろしいかと思います。

 まあラップやラガなんかはキューバの伝統的な音楽には無かったモノですが、バックのリズムや演奏と合わさると何だかカリブ海地域っぽい呪術的な雰囲気が感じられたりして、「もしかしてコレって現代のサンテリア?」なんて思ったりもするのでありました。わっちはキューバに行ったことがあるんですけど、街角で普通にサンテリアの人(という表現が適切なのかどうかは知りませんが)をちょくちょく見かけましたので、キューバ的ストリート感覚があるマデーラ・リンピアの音楽からサンテリアの要素を感じても、不思議ではないのかもしれません。だからって、メンバー達がサンテリア信仰の人たちなのかどうかは不明ですが。

 何にしても、このバンドがサンテリアと繋がりがあるかどうかに関係無く、実に面白い音楽をヤッテいるということに間違いはありません。ラップやラガをヤッテいるとは言ってもバックの音からは伝統的で優雅なキューバ音楽の雰囲気が感じられますし、ちゃんと歌っている部分からはこの連中がしっかりと伝統的な音楽を受け継いでいることがよくわかります。スタイル的にはこれまでに無かったミクスチャーな要素を持っているとは言っても、やっぱりキューバのバンドなんだな~と感じられるところがよろしいかと思います。伝統的なソンにラップやラガの融合なんて、風変わりなゲテモノって思ってしまう人も多いかという気はしますが、フジとかアパラに通じるような意外なアフリカっぽさも感じられる音楽でもありまして、わっちは面白いと思いますね~。ティンバなんかよりは、こっちの方がず~っとキューバらしくてイイんじゃないのかな~って思っておりますよ!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、雰囲気はおわかりいただけるかと思います。本当はもっとイイ曲が多々あるんですけど、コレしか見つからなかったので。」→コチラ
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