2015’09.07・Mon

EMMYLOU HARRIS 「RED DIRT GIRL」

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 メリケンのカントリー歌手エミルー・ハリスの、2000年のアルバムです。最近は売却候補のブツを見直しているのですが、その中の1枚であります。コレを発売当初に新品でゲットした頃はかなり好きなブツでありまして、本当によく聞いたものでした。確か当時はアメリカン・ゴシックとかいう括りでカントリー系の音楽が見直されていた時期だったと思いますが、ジョニー・キャッシュとかギリアン・ウェルチとかもよく聞いてた記憶があります。まあそんなブツもとっくに売り払ってしまいまして、現在残っているのはコレだけになってしまったんですけどね~。

 このブツなんですが、プロデュースがダニエル・ラノワ一派のマルコム・バーンということで、浮遊感のある非常に特徴的な音作りがされていまして、色々と物議を醸したかと思います。この前作がダニエル・ラノワ本人のプロデュースでしたから、それと比べると二番煎じで全然ダメとか、素晴らしい音響効果の名盤とか、まあ色々な評価があったようであります。わっちはこの浮遊感のある音作りが好きで、ユラユラと陽炎のように立ち昇る歌声や、ボワーンとブーストされた低音の響きなんかがめっさカッコいいと思って聞いていましたね~。何と言いますか、エミルー・ハリスの妖気が漂う作品のように思えて、メリケン・ロックの大傑作!なんて思っていたものでありました。

 そしてその後月日は流れ、このブツを全然聞かなくなって現在に至るワケでございますが、嘗ての大傑作も今や売却候補と成り下がり、たまたまこうやって聞き直しているのであります。で、現在の耳で聞いてみたこのブツでありますが、何故そこまで高く評価していたのかな~と不思議に思ったりして…。別に悪い作品ではありませんけど、エミルー・ハリスの妖術が解けてしまったのか、当時ほど良いとは感じられないんですよね。スロー~ミディアムで固められた楽曲群はイイ曲揃いですし、音作りはカッコいいと感じられるんですけど、同じマルコム・バーンがプロデュースしたクリス・ウィートリーのデビュー盤ほどは訴え掛けて来ないって感じですね。

 まあゲットして15年も経てば自分の耳も変わって来ますし、ロックなエミルー・ハリスには興味を失ってしまったんでしょうね…って、カントリーなエミルー・ハリスにも興味は無いんですけど。何にしても現在のわっちの耳にはそれほど響いて来ないんですが、懐メロとしてはそこそこ訴え掛けて来るモノはありますので、売り払ってしまうにはちょっと惜しいかな~という気もしているという、ちょっと複雑な気分になっているわっちなのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、昔は妖気漂う名曲だと思っていたんですが…。」→コチラ
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