2015’09.13・Sun

DEEP RUMBA 「THIS NIGHT BECOMES A RUMBA」

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 昨日ボログ休業宣言をしたばかりですが、その舌の根も乾かぬ内に休業宣言を撤回致します。救いの手を差し伸べて下さったAstral様のご恩に報いるべく、ボログをこれまで通り続けさせていただく所存でございます。今後とも宜しくお願い致します~♪というワケで、早速取り掛かろうかと思います。今回取り上げますのは、かの有名な(?)ディープ・ルンバでございますよ!

 ルンバ、と言っても掃除機ではなくて音楽でございますが、普通にルンバと言えばマンボとかチャチャチャとかと並ぶラテンの楽しい音楽ってことになるんだと思います。でもそれはアルファベットの綴りで言えば「RHUMBA」であって、実は欧米向けにポップにアレンジされたキューバのポピュラー音楽「ソン」のことであります。本当のルンバは「RUMBA」という綴りで、もっと黒人色が強い土俗的な音楽であります。キューバ音楽マニアにとってルンバとは、グァグァンコー、ヤンブー、コルンビアの3つの形式だけを差すのでありまして…などという説教臭い話はやめておきましょうか。まあ本当のルンバというのは、打楽器を中心としたアンサンブルで演奏される、民俗音楽的要素が強いモノだということであります。

 で、1998年に発売された今回のアルバムでございますが、ディープ・ルンバの綴りが「RUMBA」であることからわかるように、本当のルンバをベースにしている音楽が収録されています。ルンバってほとんどパーカッション・ミュージックと言ってもイイぐらいの音楽なんですけど、このブツではそんなルンバをベースにして、ベースやドラムなんかも加えてジャズっぽい要素を取り入れた、ちょっとプログレッシヴな感覚があるルンバを演奏しているんですよね~。そしてこれがまためっさカッコいいワケでございますよ!フジとかアパラみたいなアフリカの打楽器アンサンブルとはまた全然違った、ラテン的としか言い様が無い音なんですけど、ジャズ的な要素が加わる事で、サンテリアの儀式的な呪術性が高まっているように聞こえまして、なるほど、ディープ・ルンバとは言い得て妙な名前だな~と納得してしまうのでありました。

 ここで聞けるディープなルンバは、打楽器のアンサンブルが中心なのに全く賑やかな感じは無くて、寧ろ静謐な緊張感に支配されているのが実に不思議と言うか、面白いですね。緊張感のあるラテン音楽って、わっちはハイチのヴードゥー教関連の音ぐらいしか思い浮かびませんけど(ララとかですね)、こういう音楽もあるんですね~。通常のルンバは呪術的要素はあってもここまで静謐な緊張感は無いですし。このグループのメンバー達は新しい感覚のルンバを作ろうとしているんだと思いますが、それは見事に成功していると感じられます。クールでプログレッシヴなルンバ、素晴らしいではないですか!

 ところでこのアルバム以降、ルンバを再構築する試みが為されているのかどうか、わっちはよく知らないんですけど、と言うよりも現在はルンバそのものがどうなっているのか全然わからないんですが、何か新しい動きとかは無いんですかね~。ルンバって元々ストリート・ミュージックなだけに、色々と手を加えることが出来る懐の深さのある音楽だと思うんですけどね。何か情報をお持ちの方は、是非お教え下さいね!お待ちしております~♪待ってても誰も教えてくれないことは目に見えているんですが…。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「それでは1曲、めっさカッコいいですよ!」→コチラ
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