2015’09.29・Tue

SALIF KEITA 「PAPA」

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 アフリカはマリの歌手サリフ・ケイタの、1999年のアルバムであります。サリフと言えばユッスー・ンドゥールと並ぶアフリカ音楽の雄として知られているワケですが、アルバム「セット」で頂点を極めて以降落ちて行く一方だったユッスーと比べれば、じっくりと安定した力を発揮している超大物として、現在もその存在感を示し続けていますよね~。わっちはどちらかと言えばユッスーの方が圧倒的に好きでありまして、サリフについては「ソロ」以外はあまり評価していなかったのであります。「ソロ」は凄まじく衝撃的な作品でしたし、超絶ハイブリッドなアフリカ音楽としてあまりに素晴らしい作品ですけど、その後の「コヤン」と「アメン」が全然ピンと来なかったので、わっちはサリフから興味を失ってしまったのであります。それ以降は全く追いかけませんでしたし、聞こうともしませんでしたし。

 まあサリフがワールドミュージッカー達の間で高く評価されていることは存じておりましたが、ヒワイイ大使のななみーと共にリンガラにすっかりとハマってしまったこともあって、サリフみたいな「不自然に欧米の音楽を取り入れたヤツ」なんぞは聞く気もしないって感じだったんですよ。その勝手な思い込みはつい最近まで続いていたのですが、ブックオフの500円棚でたまたまこの「パパ」を見つけてしまいまして、何故か吸い寄せられるように買ってしまったのであります。実はちょっと前からユッスーの「セット」以降のアルバムを聞き直す作業(?)を始めておりまして、サリフを受け入れる態勢が整っている状態だったんだと思います。

 本当に久し振りに聞くサリフの音楽でありますが、聞いてみるとコレが実にイイじゃないですか!ちょっと前までなら「不自然に欧米の音楽を取り入れている」なんて感じたかと思いますが、アフリカ音楽だとか欧米の音楽だとか言っているのがバカらしくなってくるぐらいの自然なミクスチャー具合は、既に「サリフ・ケイタの音楽」としか言い様が無いレベルに達していると感じられますね。そっか~、サリフって1999年の段階で既にこんな高みに達していたんですね~。今初めて知りました。あ~無知ってイヤね~、何だか自分が恥ずかしいわね~。これまで完全に無視して来た分、これからはサリフの作品もボチボチと聞いて行かなければなりませんね~。

 などと今頃になってサリフの素晴らしさに気付いたという、アフリカ音楽好きの風上にも置けない恥を忍んでこのネタを書いているワケでございますが、「おせちもイイけどカレーもね」レベルで(?)「リンガラもイイけどサリフもね」って感じでサリフの音楽に接して行こうかと思う今日この頃でございます。欧米の要素を大々的に取り入れながらも、どこからどう聞いても強靭なアフリカらしさが充満していますし、相変わらずサリフの歌声には圧倒的な存在感がありますし、イヤイヤ、このブツは素晴らしい作品だとマジで思います。

あと、仕事が忙しくてめっさ疲れていますので、試聴を探す気がしません。今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。
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