2015’10.22・Thu

KRISYA 「GEMERSIK」

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 ボチボチ風邪も治りつつありますので、そろそろボログを再開しようかと…って、「再開」と言うほど休んでいたワケではありませんけど。今回のネタは、先日の関西旅行でプランテーションにてゲットして来ましたマレーシア盤で、クリシャという歌手の1996年盤でございます。前に取り上げましたフランと同様、プランテーションの店長さんセレクトでお薦めいただきましたブツであります。実は試聴した結果、フランよりもクリシャの方が気に入ったんですけど、それはクリシャの方がフランよりもソウル歌手的な要素が強いと感じたからでございます。とは言えクリシャにしてもフランにしても、美メロを美アレンジで美しく歌う極めて真っ当な普通のマレーシア・ポップスであることに変わりは無いんですけどね~。やっぱり普通のマレーシア・ポップスって素晴らしいですわ♪

 ところでクリシャってジャケを見ての通り、ちょっと色が黒くて親しみ易い実にカワイイ顔をしてるんですけど、もしかして黒人の血が入ってるのかな~とか思ったりして。と言いますのも、上で「ソウル歌手的な要素が強い」と書きましたが、歌い方が何だか黒人ソウル歌手みたいな雰囲気なんですよ。切々と心を込めながら熱っぽく歌っている様子は、まさにアジアン・ソウル歌手。声そのものはアジアの歌手らしい可愛らしさがあるんですけど、前に取り上げましたジャクソン・シスターズとかスパンキー・ウィルソンみたいな感覚もあるかな~なんて思ったりしているのでございます。まあそこまで黒っぽいワケではないんですけどね。

 ただ、ソウル歌手みたいとは言っても勘違いして欲しくは無いんですけど、ここに収録されている音楽は2000年代以降に大流行して行くアジアンR&Bではないということであります。勿論R&Bの要素も入っていますし、時代的にグラウンド・ビートみたいな曲もあったりはしますけど、そこはあくまでベースがマレーシア・ポップスでございまして、マレー歌謡的なスムーズでメロウなしっとりした世界が展開されているのであります。そこに乗っかって来るクリシャの歌が、一曲入魂型のアジアン・ソウル歌手である梁静茹みたいな熱の帯び方をしているということでありまして、品が無くなって行くアジアンR&Bなんかとは全然違っているのであります。と言いますか、R&Bというよりは寧ろAORを引き合いに出した方が良いかと思いますね~。

 それにしても、90年代のマレーシア・ポップスってなかなか面白いですよね。今回の関西の旅で聞かせていただいたブツの中には90年代の面白い盤が他にもありましたし、今回は予算の都合もあってそこまで色々ゲットすることは出来なかったんですけど、今後はその辺のブツを色々と聞いてもイイのかな~なんて思ったりして。ただ問題は、90年代のマレーシア・ポップスなんてプランテーション以外では入手不可ですし(ブックオフに出て来ることなんてあり得ません!)、売れてしまったらおしまいってところですが…。でもそれだけの魅力に溢れた面白い音楽であるということに、間違いは無いかと思います!

あと、試聴を探すのが面倒ですので、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。
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